体を冷やせば健康になる?医師・南雲吉則が提唱するナグモ流健康法とは?

体を冷やせば健康になる?医師・南雲吉則が提唱するナグモ流健康法とは?

Share

3月2日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、「体を冷やせば健康になる」の著者で医師の南雲吉則さんが登場。体を温めるには、まず冷やすべきと提唱するナグモ流の健康法を伺った。

野村邦丸アナ「体を冷やせば健康になるということですが、我々は日常生活を送る上で、体を冷やしたほうが良いのですか?」

南雲吉則「もちろん体温は高い方が免疫力も代謝も高まります。じゃあ、体を温めたら体温が上がるのか?ということですが、世界中、暑い所に住んでる人も寒い所に住んでる人も体温は37度なんです。これは、体の中に温めれば温めるほど、逆に冷やすという体温調節中枢が働いているからです。ですから、本当に体を温めたいと思ったら、寒さ刺激を与えたほうが脂肪がガンガン燃焼して体温が上がっていくんですよ。本当に脂肪を燃焼させたいなら、空腹ですとか有酸素運動と一緒に体を冷やす刺激を与えたほうが、脂肪燃焼するんです。この時、ミトコンドリアという小器官が一生懸命脂肪を燃焼してくれるんです」

邦丸「ミトコンドリアは中学の理科の時間に習いましたけど、詳しく教えていただけますか?」

南雲「ミトコンドリアは、私たちの中に共生してる別の生き物なんです。我々はミトコンドリアにどんどん栄養を与えると、それを栄養にミトコンドリアは増えるんです。ミトコンドリアは見返りに、どんどん酸素と一緒に脂肪を燃焼して我々にエネルギーを与えてくれる。それだけじゃなく、がん細胞を殺す役目も持ってるんです。ですから、昔から寒中水泳や滝行など健康に関するものは体を冷やすことが多い。それをやってると、脂肪が燃焼してダイエットにもなるし、がんにもなりにくい」

邦丸「先生がミトコンドリアを増やすために実践してることは何ですか?」

南雲「1つは空腹、1日1食。2番目は有酸素運動。3番目は普段でも薄着。半袖短パンで皇居の周りを散歩してます」

邦丸「へ~。それで病気にかかりにくい体が作れるんですね」

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまる食堂

くにまる食堂

月~木 9:00~13:00

その他の主な出演者
CLOSE
その他の主な出演者

リスナーが今気になる政治・経済・エンタメ情報をお届けし、リスナーの意見を紹介する機会を充実させ、”知りたい””言いたい”気持ちに応える場所になります。 毎日通…

NOW ON AIR
ページTOPへ