カエルが鳴くのはいい田んぼ? 止められないなら愛でるべき!?

カエルが鳴くのはいい田んぼ? 止められないなら愛でるべき!?

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6月5日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「理不尽なクレームと意見の違い」を語り合った。「カエルの鳴き声がうるさい」という内容で、近隣住民が田んぼの持ち主に向けて出した貼り紙が現在、物議を醸している。貼り紙は「田んぼの持ち主様へ カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています」から始まる、丁寧であり苦痛の伝わる文面だった。

青木理「僕、田舎育ちだから家の周りに田んぼがあって、季節になるとカエルの大合唱だったよ」

西川あやの「カエルはけっこう声大きいですからね……」

山内マリコ「カエルはうるさいですよ(笑)」

青木「ただ田舎育ちだからよくわかるけど、カエルがいるのはは非常に健康な田んぼだからね。ウンカ(害虫)って米の天敵なんだけど、いちばん食べてくれるのカエルだから。カエルがいなかったら害虫だらけ。害虫だらけになれば農薬を使う。農薬を使えばお米もおいしくなくなる、健康でもなくなる、という悪循環になる。カエルはすばらしいんだから、あの声を愛でたほうがいいんだよ」

山内「カエルの声がウグイスみたいにありがたく聞こえるように、こっちの感受性を変えましょうか」

西川「カエルの声が風流だなって思ったことはありますか?」

山内「ないですよ(笑)」

青木「そんなこと言ったら夏のセミの声はどうなんだ、っていうことになるよ」

山内「セミもうるさい」

青木「うるさいよ。でも誰かがやっている(鳴かせている)わけじゃないんだから」

西川「ベランダとかに来られると『うるさい』って思うことありますけど……」

青木「それってすごく傲慢だと思うよ。この地球……デカいこと言うけど(笑)、人間だけのものじゃないから」

西川「カエル側の立場を考えようということですね」

青木「カエルだって生きているんだし。セミもそうでしょう」

山内「この(カエルに関する)貼り紙をTwitterで見てビックリしたんですけど、近隣住民の方、悪い人じゃなさそうというか。悩んで悩んでついに打ち明けた感があって、同情してしまいました」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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