皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。
冨倉さんには『世界に拡がる新たなテロの脅威』について物申して頂きました。
先週22日にカナダの国会議事堂で銃乱射事件があったのに続いて、23日、ニューヨークでも手斧を持った男が警官4人を襲撃。
ニューヨークの事件は、カナダの事件に刺激を受けたと見られており、世界中で、こういった過激分子がテロ行為に及ぶという事件が現実のものとなってきました。
イスラム国はシリア渡航が難しくなった場合、「母国でテロを起こせ」と指示しているそうで、これまでは、シリアに行ってイスラム国の戦闘に参加した人が帰国してからテロを起こす脅威が言われてきましたが、シリアに行かなくても自国でテロを起こす人間が出てきたという訳ですから、これは深刻な問題です。
これはもう、戦場に限定した従来型の戦争ではなく、戦争に関係している国のすべての場所が戦場になり得るという、新しい「非対称の戦争」だと話す冨倉さん。
そして、頭に入れておくべきは、日本もイスラム国への空爆を支持している、ということで、実際に空爆のための爆撃機を出しているわけではありませんが、イスラム国にとって「敵」と見なされることは間違いありません。
日本は「銃によるテロ」をほとんど想定していないため、カナダのような事態も起こりうるということを頭に入れて、警備体制の見直しをすべきではないか、というお話しでした。
グッモニ特派員は、「サッカーの応援」についての話題。
サポーターの応援の在り方を巡って、最近は様々な議論が起きているサッカーJリーグ。
先日行われた、J2の山形と長崎の試合で、山形のサポーターが中指を立てて応援したことが「相手選手に対する挑発行為に当たる」として、山形のクラブ側が謝罪したところ、長崎のサポーターが「挑発行為がすべて禁止となったら応援が成り立たない」として、謝罪を拒否したことで、議論を呼んでいます。
「サッカーの応援は、いかにあるべきなのか」雑誌「フットボール批評」編集長の森哲也さんにお話しを伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「いま、にわかに注目を集めている魅惑のアイテム~ キミは、静岡の"横断バッグ"を知っているか?」
静岡県民ならば誰もが知っているが、あくまでも静岡ローカルの「横断バッグ」が、いま、全国的に有名になっているということで、子供たちの命を守る通学鞄「横断バッグ」の生みの親、静岡県静岡市にあります「横断バッグ」専門店『ミヤハラ』の代表取締役、杉山 妙子さんにお話しを伺いました!
静岡で放送しているワイドショーで「静岡県民は横断バッグが全国にあると思っている」という内容の放送をしたところ、それを見ていた静岡県民の方々が、「ウソだろ?」「信じられない」という驚愕の反応が相次ぎ、ツイッターでも話題になり、それがキッカケで、全国的に知られるようになったようです。
1962年に誕生した「横断バッグ」。
「交通戦争」と言われていた当時、横断歩道の両側に小さい旗が10本くらい入っていて、それを持ってドライバーさんに自分の存在をアピールして渡る、というものだったそうですが、通学時間なので当然人の流れも一方通行のため、旗を持って安全に渡れるのは最初の10人ほどだけ。
あとから通学する子どもは使うことができないため、「皆が安全に横断歩道を渡るにはどうしたらよいか」と考えた先代である杉山さんのお父さまが「横断旗をバッグにしてしまおう!」と考案して生まれたそうです。
静岡では「ランドセルと一緒に使うもの」という認識で、静岡県民なら、ほぼ100%の方が知っているという横断バッグ。
日本製にこだわり、丈夫な作りとなっているため、最近では「お仕事の荷物入れに!」とお父さん・お母さんたちがご自分専用の「横断バッグ」を購入することも多いそうです。
通信販売も行っている「横断バッグ」専門店『ミヤハラ』さんのHPはコチラから!
♪今日の楽曲
「Can't Take My Eyes Off You」 John Lloyd Young
「温かい手」 やなわらばー
明日もおたのしみに!!