福井謙二グッモニ　6月11日（木）　第573回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。

山口さんには『市場を揺らした「黒田発言」』についてお話頂きました。

日銀の黒田総裁は昨日国会で、為替相場の円安について、「さらに円安が進むことはあり得ない」と発言。
これを受けて昨日の東京株式市場は、一時１ドル＝１２２円台まで円高が進む結果となりました。

これまで円安誘導政策を推し進めてきた黒田総裁が「何故ここにきてこのような発言をしたのか？」と違和感を感じた方も多くいらっしゃるかと思われますが、その背景には伸び悩むアメリカ経済が関係しているようです。

現在、アメリカ国内では「行き過ぎたドル高」という論調が強くなってきており、そのような状況の中で「円安ドル高」を誘導するような政策は続けられません。

円安が止まれば、当然株高も止まってくるわけですが、これまで政府と日銀が行ってきた経済政策が転換点に差し掛かっている、そんなことを表す「黒田発言」だったのではないだろうか？というお話でした。

今週のグッモニ特派員は、各地で頑張っているローカル鉄道を特集。

今朝は、羽生から秩父の三峰口を結ぶ「秩父鉄道」をご紹介。

四季折々の牧歌的な風景をはじめ、都心から一番近い蒸気機関車の「ＳＬパレオエクスプレス」もあり、幅広い世代で人気を集めている「秩父鉄道」。

その中で、今年、創業１００周年を迎えているのが「長瀞ラインくだり」。
自然のダイナミズムを活かした埼玉屈指の観光スポットで、スタッフ一丸となって秩父鉄道沿線の魅力を支えているということで、長瀞ラインくだり船頭の大沢明則さんにお話を伺いました。

今週の特派員のコーナーでは、その日取り上げたローカル鉄道にまつわる品を毎日プレゼントしてまいりますので、是非ご応募ください！

エンタメいまのうちのテーマは、『波に乗ったら、そのまま会社へ！世界初！水陸両用ビジネススーツ型のウエットスーツ！それが...トゥルーウェットスーツ！！』

今週月曜日、神奈川県・鵠沼海岸でサーフィンデビューした福井さん。
しかも「ビジネススーツ」で波乗りに挑戦しました！

「ビジネススーツで波乗り？」と疑問に思う方がほとんどかと思われますが、世界初のそんな商品があるんです！

ということで、水陸両用防水スーツ「トゥルーウェットスーツ」を企画された、「ＴＢＷＡ博報堂」クリエイティブチーム所属、鈴木徹さんにお越し頂きました！

自身がサーファーであるという鈴木さん。
朝、仕事前にサーフィンをして、スーツに着替えて会社へ行く人が多いことに気づき、だったらスーツを着たままサーフィンをしてその格好のまま会社へ行くことが出来れば、サラリーマンサーファーの方に喜んでいただけるのでは？
ということで、サーフィンブランドのクイックシルバーさんに企画提案し、この度商品化されて生まれたのが「トゥルーウェットスーツ」。

ビジネススーツに見えるウェットスーツにするのが大前提のため、素材選びには相当苦労をなされたそうですが、遠目に見ればビジネススーツにしか見えませんが、ウェットスーツとしての機能もしっかりと備わったこだわりの逸品が完成いたしました。

ビジネススーツ姿にサーフボードという出で立ちにしか見えませんが、ウェットスーツです！