福井謙二グッモニ 10月28日(水) 第672回

皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。

本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
『なんでも規制改革の国家戦略特区』についてお話をしていただきました。

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国家戦略特区はアベノミクスの成長戦力のひとつで、限定地域で一部の規制を大幅に緩めて産業の競争力を高めようとする政策。しかし特区を名目に「そんなことまでやって大丈夫?」というケースをよく耳にするようになりました。

安倍総理は「国家戦略特区は規制改革の突破口」と言いますが、国会で法律を作らなくてもそれまで禁じられてきた規制を解禁できるという都合のいい政策のようにも思えます。実際に、我々の知らない間に施行されているものもあります。

空家の民泊、一般ドライバーによる白タク、外国人の家事代行サービスなど最近でも様々な特区がありますが、はたしてこれらが成長につながるのでしょうか?今後の動きをよく見なければならない、というお話でした。

今朝の特派員は滋賀県立長浜農業高校・農業科2年生の志賀勇哉さん。
今、高校生が作るお米が、ひとつのブランドとしてデパートや生協を中心に流通していることをご存知でしょうか。そのひとつが長浜農業高校の生徒が作る特別栽培米「にこまる」です。
去年、全国農業高校お米甲子園で最高金賞を受賞したというこのお米は高島屋のオンラインショッピングで注文を受け付けているそうですので、興味がある方は食べてみてはいかがでしょうか?

高島屋ショップのにこまるはこちら


エンタメいまのうちでは東京でオーロラが堪能でき場所をご紹介しました。
お越しいただいたのは国立極地研究所 国際北極環境研究センターの宮岡宏さんです。

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今回紹介するのは、この研究所にある南極・北極科学館のオーロラシアターです。
オーロラは太陽から出た電気を帯びた粒子が大気に衝突して光る現象ですが、未だ謎に包まれた部分も多いのです。宮岡さんはオーロラ研究のためによく極地を訪れます。そこで撮られたオーロラの映像を年中いつでも見られるのがオーロラシアターです。
全天カメラで撮影された映像はプラネタリウムのようなドームスクリーンに映し出されるので、まるでそこにいるかのような臨場感が味わえます。
珍しい黒いオーロラ・赤いオーロラなども見られる他、隕石コレクションやペンギンに取り付けられたカメラの映像など見どころ満載なので、一度は訪れてみてください!

南極・北極科学館のサイトはこちら:http://www.nipr.ac.jp/science-museum/exhibits.html

♪本日の楽曲
「翼あるもの」 甲斐バンド

明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2015年10月28日
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