福井謙二グッモニ 11月3日(火) 第676回

皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。


本日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さんです。
「韓国旅行をきっかけに考えたこと」というお話をしていただきました。

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きのう3年半ぶりに日韓首脳会談が行われました。それに合わせて各所で様々な日韓交流イベントが行われたそうです。藤吉さんは2週間前、そんな韓国へ旅行されました。
韓国旅行で印象的だったのは、高速道路の中央分離帯の有無だそう。日本は当然のようにありますが、韓国には無いところもまだまだ多いのです。それは、戦闘機がすぐに離着陸できるようにと整備されたためで、いかに戦争を意識しているかを伺わせます。藤吉さんが紹介してくれたのは、朝鮮戦争の戦火を逃れてアメリカへ渡り、その後、政府機関で出世した韓国系アメリカ人の話。危険な任地を転々としながら、彼は世界イチ安全な日本への憧れを募らせます。

けれどいざ憧れの日本へと赴いた彼は、頻発する地震に戦地や紛争地で感じた以上の恐怖をおぼえます。
戦争が身近にある国もあれば、自然災害が身近に感じられる国もあります。
海をはさんだお隣の国の、近くて遠い距離感についてお話しいただきました。


グッモニ特派員は、江戸時代のランキングをご紹介しました。
現在、新宿区立新宿歴史博物館で開催されている企画展「お江戸の何でもランキング~番付の楽しさ」では、江戸時代の庶民の好きなもの、嫌いなものの番付が70種類以上も展示され、非常に興味深い内容となっています。

お話いただいたのは、新宿区立新宿歴史博物館学芸員の芦崎泰彦さん。
記録から見えてくる当時の文化は、現代の人間にも親しみやすく振り返ることができます。
理想の亭主ランキング・女房ランキングなど、興味深いものばかりですので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

エンタメいまのうちでは、「アルカサル」という杖をご紹介しました。
お話を伺ったのは、アルカサルを製作している北海道の"根曲がり工房"代表の益子信子さん。

「アルカサル」は、ネマガリダケを材料に作られた、歩行を補助する杖、又はストック、又はポールです。
見た目にはぐにゃりと曲がっていて、杖として使えるのか?と疑ってしまいます。
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しかしこれこそがアルカサルがアルカサルたる所以のギミック!
曲がった方を前に構え、地面を押してみますと・・・?
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なんと杖が持ち主を押してくれるではありませんか!
体が自然と前へ進んでいきます。
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福井さんもスタジオの中をぐるぐるぐる...
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そう、この「アルカサル」という名前の由来は
北海道の方言「○○(動詞)さる」→「自然に(動詞)の状態になってしまっている」というものから
「歩く」→「歩かさる」(自然に「歩く」状態になってしまう)→「アルカサル」と名づけられました。

ひとつひとつ手作りで、オーダーを受けることもあるものの、
その手間は多く、月に3,4本作るのが限度なのだそうです。

一本タイプと折り畳みタイプがあります。
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片手でも両手でも使えますので、これからのノルディックウォーキングやストックウォーキングに是非こちらの「アルカサル」使ってみてはいかがでしょうか!?

根曲がり工房のサイトはこちら:http://n-stock-walk.net/

♪本日の楽曲
「ミリオン・ダラー・ショー」     PRINCE
「SHIKIBU feat.阿波の踊り子」 レキシ

明日もお楽しみに!!

今日の放送で「浜祭りでグッモニラーメンを手売りします!」と宣言した福井さんでしたが・・・。

あまりの人の多さに圧倒され、いちスタッフとして黙々と他番組のグッズを売るハメに(笑)

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グッモニ 2015年11月 3日
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