福井謙二グッモニ 9月1日(木) 第892回

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みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。

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政府がこだわる「共謀罪」についてお話を伺いました。

政府は重大犯罪の計画を話し合うだけで罪に問えるようにする、「組織犯罪処罰法改正案」を今月召集される臨時国会に提出する検討を始めています。
これはかつて何度も廃案となった「共謀罪」の趣旨を盛り込んだもの。

「共謀罪」は2003年~2005年にかけて、3度国会に提出されましたが、監視社会や密告社会が訪れるのではと警戒する声があり、廃案になった法案です。

今度政府が通そうと目論んでいるのは「テロ等組織犯罪準備罪」という名前ですが、中身は「共謀罪」そのもの。
リオオリンピックが終わり、2020年の東京オリンピックの準備が本格化してくる中、「テロ対策の一環」と強調すれば国民の理解を得られる好機になるので、このタイミングで法案を出したのではないかと山口さんは話します。

あれだけ「悪法」と呼ばれた共謀罪は本当に必要なのでしょうか。
現行法でも、未遂以前の段階であっても処罰する仕組みはあります。

野党は相当頑張って、この法律の問題点を明らかにする努力をしなければなりません。
また、この法律は言論の自由に関わってくることなので、メディアも「自分たちも危ないのだ」と危機感を持たないといけないというお話でした。


今朝の特派員は石川真紀アナウンサー。

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本日9月1日は「防災の日」ということで、昔と変わった消防団員の募集事情について調べました。

天災や大きな事故などの場面で、その活躍を目にすることも多い「消防団員」。
そもそも「消防団」とは、普段は本業の仕事を持ちながら、その地域での経験を活かした消火活動・救助活動を行う、非常勤特別職の地方公務員のことです。

先月8月19日に総務省消防庁が4月1日時点の全国の消防団員の数が最少記録を更新したと発表しましたが、女性と学生の団員数は増えているといいます。

消防団員は原則18歳以上が入団でき、消火や災害時の救助にあたります。今までは、成人男性が多く携わってきましたが、サラリーマンが増えた今、地域での訓練や集まりに参加しにくくなり、人数が減少しました。
そこで女性や学生が参加しやすいように「機能別団員」という、危険な現場に行かなくてもよい制度を導入。
広報活動などのバックアップ業務や防災訓練の補助や見回りなどを担当するため安心して入ることができます。

他にも全国の自治体ではあの手この手で団員を確保しようと、報酬がもらえたりお得なサービスが受けれたりと様々な試みを行っています。

人の役に立ちたい、たまにはお得なサービスを受けたいという人は参加してみてはいかがでしょうか。


エンタメいまのうちは読書離れに歯止めをかけるべく注目されている「手書きの帯」をご紹介。
ゲストは筑摩書房、営業局の尾竹伸さんと編集局の窪拓哉さんです。

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30年前に刊行された『思考の整理学』という本が、手書きのポップで再び売れ始めたことで手書きで伝えることの魅力を実感したといいます。

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放送では尾竹さんと窪さんが手がけた手書きの帯を本のタイトルとともにご紹介。
写真は獅子文六さんの『コーヒーと恋愛』(ちくま文庫)

他にも放送内では
いしわたり淳治さんの『うれしい悲鳴をあげてくれ』(ちくま文庫)
三島由紀夫さんの『命売ります』(ちくま文庫) をご紹介しました。

皆さんも本を購入する時は手書きの帯にも注目してみてくださいね。

♪本日の楽曲
「秋の気配」 オフコース
 
明日の放送もお楽しみに!!

グッモニ 2016年9月 1日
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