文化放送

鎌田實×村上信夫 日曜は頑張らない

鎌田 實
鎌田 實
(かまた みのる)

医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、 東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会 放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」 「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

村上 信夫
村上 信夫
(むらかみ のぶお)

1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com

番組へのメッセージをお待ちいたしております。 メールはコチラ:kamata@joqr.net

2018年1月15日

1月14日 第291回放送

犬の先祖は?家畜化されたオオカミという説が有力です。犬が人と暮らすようになった
のは今から3万年以上前のネアンデルタール人が飼っていたとか。日本では『古事記』
や『日本書紀』に犬が登場します。今回は人間の古い友人である「犬」に関する話です

ゲストは盲導犬の育成と歩行指導を通して視覚障害者の自立を支援する「公益財団法人
アイメイト協会」常務理事の大橋徹さん。1957年に日本初の盲導犬「チャンピイ」
が誕生して60年が経ちました。アイメイト協会創設者の塩屋賢一さんが盲導犬の育成
を志し、目隠しの生活を体験しながら盲導犬の育成方法を試行錯誤。その末に第1号の
訓練を完成させ、主人となる視覚障害者の河相冽さんにも歩行指導をしてコンビ誕生。
「アイメイト」と呼ぶ理由は、盲導犬という呼び方では「犬が盲人を導いている」と受
け取られがちになり、実際は主人からの指示を受けそれに従って誘導しているに過ぎず
人と犬の協同作業によって初めて歩行移動できるからです。アイはI私、EYE目、愛
LOVE"アイメイトは私の愛する目の仲間"という意味です。現在、盲導犬の協会は
全国に11団体あり、それぞれ独立して存在し、独自の考えのもとで犬の訓練を行ない
視覚障害者への歩行指導を行なっています。アイメイトになる子犬の誕生から、訓練を
受けて立派な盲導犬に成長して使用者と出会うまでに1年半かかります。その間に繁殖
奉仕と呼ばれるボランティア家庭、更に飼育奉仕の家庭でも愛情を注がれて育ち協会に
預けられると適性の有無を判断されて、訓練に入ります。一方で使用者の視覚障害者も
歩行訓練や基礎訓練を受けて、お見合いをしてコンビが誕生します。アイメイト協会は
既に1300組以上を誕生させ、JKAの補助や一般寄付を募り活動を続けています。

放送分を聴く
放送日:2018年1月14日

« 2017年12月 | メインに戻る >>

2018年1月 9日

1月7日 第290回放送

今年の干支は「戊戌/つちのえいぬ」です。戊は「茂る」という意味を持ち植物の成長
が絶頂にある状態をあらわすそうです。60年前の「戊戌」1958年は神武景気後の
なべ底不況から岩戸景気へと移行した年で、42か月間にわたる景気拡大局面となって
大量消費の時代となりましたが、今はそのような状況は望むべくもありません。ただし
新年にあたり鎌田さんも村上さんも明るく、幸せを実感できる年にしたいと願います。

「元気な地域を取り戻そう」という掛け声のもとで活動をしてきた鎌田さんのグループ
「一般社団法人地域包括ケア研究所」が支援し東京都町田市に70余床の病院が誕生。
地域に寄り添い「あたたかさ」と「確かな医療」を提供する医療機関の名誉院長に就任
した鎌田さんは「諏訪中央病院」同様に「まちだ丘の上病院」でも地域に貢献します。
さて「不協和音」が話題になった去年から一変しギスギスしないで調和のとれた世の中
になって欲しい!という願いを込めて「ハーモニー/調和」をテーマにした話を展開。
新年最初のゲストは4人組ゴスペルグループCOCORO*CO(心子)のパンダさん
ハルさん、アフロさんの3人をお迎えしました。去年亡くなられた亀渕友香さんを中心
に結成されたゴスペルを主とするコーラスグループ「VOICE OF JAPAN」
出身のメンバー4人が集まり、1996年に結成されたCOCORO*COは「こころ
と心が通じ合うステージ」をモットーに活動を続けています。500校余の学校公演の
ほか、客船飛鳥Ⅱのワールドクルーズにもアーティストとして数回乗船する実力派です
2月3日(土)に小淵沢の「女神の森セントラルガーデン」で鎌田さんの講演と彼女等
のライブ、そしてランチを楽しむ「しあわせライフスタイル八ヶ岳」が開催されます。

放送分を聴く
放送日:2018年1月7日

« 2017年12月 | メインに戻る >>

2018年1月 1日

12月31 第289回放送

大晦日。2017年を「象徴する顔」で振り返えると潔い引き際のフィギュアスケート
浅田真央さんとゴルフの宮里藍さんは引退し、安室奈美恵さんも引退を表明しました。
陸上競技では桐生祥秀選手が日本人初10秒の壁を破り、藤井聡太四段が29連勝の新
記録を樹立して、羽生善治さんは前人未到の永世七冠達成と棋界は明るい話題でした。
惜しまれながら鬼籍に入った方もおり、彼らが遺した「ことば」で今年を振り返ります

100歳を過ぎても講演や執筆活動を続けた「聖路加国際病院」名誉院長の日野原重明
さんが亡くなりました。「105歳になっても尚、僕にはまだ自分でも知らない未知の
自分がたくさんあると感じているのです」といい「キープオンゴーイング」前に進み続
けよう!老いても進取の気性と好奇心を失わず教わる姿勢を崩さなかった日野原さん。
ペギー葉山さんは、夫の根上淳さんを7年間在宅介護した経験があり「歌う看護婦」を
自任。2人で大切にしていたブランディーを最期の夫に飲ませた話を鎌田さんが紹介。
オヒョイさんの愛称で親しまれた藤村俊二さんは「頑張る姿を人目に晒すのは好きじゃ
ない」といい、女優の野際陽子さんは「いつか一緒にスキーを滑りたいですね」の約束
が果たせなかったのが悔やまれるというどちらも鎌田さんと対談で交わした言葉です。
村上さんはゴスペル歌手の亀渕友香さんと対談した折「ゴスペルは黒人たちの哀しみを
自分に照らし合わせて、歴史的な背景を汲み取って歌うようにしている」と聞かされた
また気象キャスターの先駆け倉嶋厚さんの「やまない雨はない」。妻の急逝に茫然自失
自殺を試みついに精神科に入院、ようやく回復するまでの嵐の日々を倉嶋さんが率直に
綴ったもので、悩める多くの人にとっての励ましのメッセージになります。皆に合掌。

放送分を聴く
放送日:2017年12月31日

« 2017年12月 | メインに戻る >>