文化放送

鎌田實×村上信夫 日曜は頑張らない

鎌田 實
鎌田 實
(かまた みのる)

医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、 東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会 放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」 「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

村上 信夫
村上 信夫
(むらかみ のぶお)

1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com

番組へのメッセージをお待ちいたしております。 メールはコチラ:kamata@joqr.net

2020年1月14日

1月12日 第392回放送

「3010運動」をご存知ですか?宴会やパーティの際に乾杯してから30分間は席を
離れずに食べよう!宴会が終わる10分前には席に戻って残っている料理を食べよう!
と各地の自治体や企業も取り組み始めている運動です。また「食品ロス/フードロス」
という言葉を耳にします。まだ食べられるのに捨ててしまう実にモッタイナイ話です。
一方で食べ物に困っている人もいます。今回はモッタイナイ「フードロス」鼎談です。

まだ食べられる食品を集めて、食料に困っている人々に繋ぐ「フードバンク」の活動を
している「認定NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン」の芝田雄司さんがゲスト。
食べ残し、売れ残り、賞味期限が近いなど、様々な理由で「捨てられてしまう食品」は
日本で年間約646万トン(家庭289万トン、企業357万トン)あり、一人当たり
の量に直すと51㎏もの量が廃棄されています。毎日お茶碗一杯分を捨てている計算で
お金に換算すると10兆円のロスになります。そもそも「フードバンク」は1967年
アリゾナ州フェックスで、スーパーから毎日大量に廃棄される食品を見たジョンさんが
店長にかけ合い「炊き出し用」に貰い受け、その量が徐々に増えて貯めておくバンクが
必要となりシステム化。日本は2000年に「セカンドハーベスト・ジャパン」が開始
「賞味期限」を2~3か月残してメーカーや小売店が独自に設定している「販売期限」
で店頭から撤去される食品などが「フードバンク」に集められ、仲人役の芝田さん達は
食品を希望する個人や児童養護施設へ配送。子ども達は食べる喜びと体験が増えます。
「全ての人が経済レベルに関係なく、いつでも必要な時に栄養のある食べ物を得ること
ができる安心な社会=フードセーフティネット」この構築に向けての活動が続きます。

放送分を聴く
放送日:2020年1月12日

« 2019年12月 | メインに戻る >>

2020年1月 6日

1月5日 第391回放送 

令和2年「子年」がスタート。年男の鎌田實さんと巳年生まれの村上信夫さんはお陰様
で8回目の新年挨拶をお届けすることができました。最澄の言葉「一隅を照らす、これ
則ち国宝なり」に倣い当番組も「一隅を照らす」ように今年も放送を続けて参ります。
シニア街道を邁進する2人が年頭に選んだテーマは「虚弱を予防し、ハツラツ暮そう」

中高年になると、がんや脳卒中、糖尿病、心臓病、認知症など、様々な病気が気になり
ます。これらの予防は健康長寿にとっても重要ですが「人生100年時代」を最後まで
元気に生きるためには、加齢とともにじわじわ進むフレイル(虚弱)を予防する「攻め
の姿勢」が大切です。フレイルとは、加齢とともに心身の活力が低下し生活機能が障害
される虚弱状態のことで、40代から始まり日本にはおよそ250万人いるそうです。
近年フレイルに注目が集まっているのは、何よりも要介護の大きな原因になるからです
フレイルには「全身のフレイル」と「口のフレイル」と「社会的フレイル」の3つあり
これら3つは関連し合って「負のスパイラル」となりフレイルを悪化させていきます。
では、フレイルを防ぐにはどうしたらよいのか?それにはまず意識を転換することです
メタボ予防は大切ですが「肥満=悪」というイメージが強くなりすぎ、65歳過ぎても
痩やせようとする人がいますが「高齢者の痩せ」は筋肉量が少ないことを意味します。
体重よりも、脂肪を筋肉に変える運動と食事を心がけます。筋肉は使わないとたちまち
衰えるのでウオーキングやスクワット、かかと落とし等の運動を習慣化することです。
「口のフレイル」予防には「パタカラ体操」をして「社会的フレイル」を防ぐためには
趣味やボランティアなど生き甲斐を持つことが大切、働くことは生き甲斐になります。

放送分を聴く
放送日:2020年1月5日

« 2019年12月 | メインに戻る >>