福井謙二グッモニ 1月27日(水) 第737回

みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション坂の森功さんです。

先週の金曜日に国会で行われた安倍総理の施政方針演説についてお話しいただきました。

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甘利大臣の金銭授受疑惑の陰に隠れてしまったせいで、施政方針演説で見過ごされている点があるという森さん。
森さんが指摘したのは、今回の施政方針演説で安倍総理が打ち出した「正社員と非正規社員・パート・アルバイトの仕事が同じなら報酬を均一に」と考える「同一労働同一賃金」の実現。

演説で「国を亡ぼすものありや、どうかなろうという一言」(国を亡ぼすのは、なんとかなるだろうと言っている人達だ)と小栗忠順の言葉まで引用して野党を批判した安倍総理ですが、すでに4割の非正規雇用に頼っている日本経済の現状を考えると、どうやったら同一労働同一賃金が実現できるのか、それこそ具体性に欠ける「どうかなろう」という姿勢ではないか、というお話でした。


今朝の特派員はイギリスの国際教育機関であるバーキー基金が創設し、教育分野で優れた功績を遺した教員を表彰する「グローバル・ティーチャー賞」に選ばれた工学院大学付属中学校の高橋一也先生です。

「グローバル・ティーチャー賞」は今回で2回目で、格式が高く教育界のノーベル賞と言われています。
世界148か国、およそ8000人の教師の中からトップ50人が選ばれ、
また、その中から最終的に10人に絞られ、最終受賞者は今年3月にドバイで発表されるそうです。

高橋先生はインドネシアのごみの再利用をビジネスにつなげるなど、海外の起業家とともに、現地の社会問題をビジネスの視点から解決しようとすることでグローバルな人材を育成しています。

また、このことについて、「高校生の頃から、こうして海外の学生や企業の方とともに活動することは生徒の将来にとって、ものすごいインパクトのものになる」とおっしゃっておりました。

最後に話していただいた「面白い授業、現実問題を扱う授業、子供たちがステージに立つような授業を大切にしている。自分も常に勉強すること」という言葉もとても印象的でした。


エンタメいまのうちでは手軽に筆文字が書ける「筆ペン」のハイエンド・モデル「万年毛筆」をご紹介。

紹介していただいたのは書道用品の老舗メーカーで筆ペンのパイオニア、株式会社呉竹の営業部マネージャー吉野誠さんです。

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万年毛筆とは万年筆のように専用のインクを詰め替えられる筆ペンです。
万年筆との違いは値段的に万年筆と比べてお得であること。毛筆のためトメ・ハネ・ハライが美しくできることだそうです。

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水谷さんも興味津々。

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福井さんに実際に文字を書いていただきました。
達筆ですね。

他にも冠婚葬祭の受付で名前を上手に書くときのコツをお聞きしました。

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スタジオには沢山の種類の万年毛筆を持ってきていただきました。

万年毛筆にはいろんな素材やデザインがあるということです。
書いても見ても楽しいですね。

気になった、どんな種類があるのか知りたいという方は株式会社呉竹のHPをご覧ください。

♪本日の楽曲
「Brand New Day」 Bryan Adams

明日もお楽しみに!!!


グッモニ 2016年1月27日
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