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(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2024年6月28日
6月23日 第624回放送
それまでの「頑張り過ぎた反動」で48歳の時に「パニック障害」に陥った鎌田さん。
この人生の一大事を機にして「人間はがんばらない時間も大切!」と考えるようになり
脱力系人間に転身し書いた『がんばらない』が50万部のベストセラーになりました。
それから四半世紀、今も頑張り過ぎている人や、頑張ることに疲れてしまった人たちへ
「頑張らないことは逃げることではない」と説く「鎌田流人生を楽しくする方法論」。
頑張り過ぎて疲れる前に息抜きするタイミングで読んで欲しい『がんばらない勇気』は
鎌田さんお薦めの人生を楽しくする47項目の"考え方"と"習慣"が載っています。
例えば【人と比べない】は、人と比べて勝った負けたの繰り返しは心が疲弊するだけ。
比べるのは「昨日までの自分」にして、少しでも成長していれば自信につながります。
【人生を楽しむための4つの力】は「ファンキー」と「遊び心」と「自由」と「自己決
定」が必要と説き、人間は自由だからこそ個性豊かに、ファンキーに、遊び心をもって
生きていける。また、自分で決定しながら楽しく生きている人は、それだけで人間の値
打ちを高められるとの考え。更に【3つの関係が質の高い生活を守る】は「人と自然」
と「人と人」と「体と心」について言及。病気になると心が体を奮い立たせる。この3
つのつながりのどれかが切れた時には「生活の質」が壊れてしまうので、3つのつなが
りを大切にして生きようと説く。一度きりの人生ゆえにもっとわがままに生きていい、
人間はおもしろいことをした人の勝ちだともいう。新刊『がんばらない勇気』は自分を
追い詰めて迷い、悩めるすべての人に贈る「がんばらなくてもいきていける」指南書。
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2024年6月21日
6月16日 第623回放送
「ゴッホに恋焦がれた貧乏青年の棟方志功がいかに世界のムナカタとなったのかを苦楽
を共にした妻チヤの目線で語る原田マハ著『板上に咲く』を紹介した村上節に感動して
即座に本を購入」という投書を頂きました。励みにして精進し『おススメの本』紹介。
◆鎌田さん推薦は太田愛著『彼らは世界にはなればなれに立っている』です。町の住人
は他所から来た人々を蔑み、公然と差別。祭りの夜に「よそ者の母親」が失踪します。
消えた母親の謎、個性的な人々の死、町を蝕む悪意の連鎖、更に迫りくる戦争の足音。
「我々の周りでもこれに近いことが起きているのかと想像すると怖ろしくなった。世界
が腐っていく時、無関心でいてはいけないとこの寓話を読んで思った」という感想です
◆村上さんは今年度本屋大賞を受賞した宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』を推薦
主人公は中学2年の成瀬あかり。破天荒で全力で我が道を突き進む彼女は大口を叩くが
日頃から口に出して種を蒔いておくのが大事だと考える。それが目標には届かなくても
落ち込まない。将来の夢は二百歳まで生きることと宣言。本作にはびわ湖周辺の場所が
多数登場するが「聖地巡礼」化して大きく盛り上がりスタンプラリーを開催する人気。
◆『こどもを野に放て』は、登山アプリのパイオニア春山慶彦氏が養老孟司、中村桂子
池澤夏樹の各氏と自然体験を通し「AI時代に活きる知性の育み方を語り合う対談集」
です。学びもビジネスも今必要なのは「身体性に裏打ちされた確かな自然観」と指摘。
◆青山美智子著『赤と青とエスキース』は、一枚の絵画をめぐる5つの愛の物語です。
◆絵本『もっかい』エミリー・グラヴェット作、福本友美子訳。夜の絵本の時間にママ
が先に寝てしまい、怒った子供ドラゴンが火を噴くと、絵本に穴があいて、さあ大変!
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2024年6月14日
6月9日 第622回放送
2021年8月24日夜「東京パラリンピック開会式」で国歌を歌ったシンガーソング
ライターの佐藤ひらりさんはこの瞬間に世界デビューを果たし、6年越しの夢を実現。
今春、武蔵野音楽大学を卒業し社会人となった佐藤ひらりさんをゲストに迎えて鼎談。
「視神経低形成」により生まれた時から見えないひらりさん。物心つく前から音楽に親
しむ環境を創り出した母親が望む以上の才能を発揮して成長。2010年にJKA支援
『ゴールド・コンサート』での受賞を機に注目を集めるようになりました。2016年
15歳のひらりさんが語った夢は「東京パラリンピックで国歌を歌いたい!」でした。
コロナウイルス感染拡大の影響で高校の卒業式も大学の入学式もなく、オンライン授業
が多く友達との出会いが少なかった点は残念だが、その一方オンラインだったおかげで
パラリンピックの後は平日も他の学校で講演など多くの活動が出来たのは幸運という。
今年3月イタリアに渡り、『ロッシーニ歌劇場』のマエストロとオーケストラの楽団員
と共に『アメイジング・グレイス』を披露。バチカンの『聖パウロ大聖堂』でも同様に
同曲を熱唱する機会を与えられ、音の響く大聖堂で能登の震災や平和への思いを込めて
歌ったという。そして社会人となり「これからは恩返しのために歌いたい!」という。
次なる夢は「スティーヴィー・ワンダーとの共演」彼の歌を「目が見えない歌手」と思
って聞く人はいないだろう。だから「私自身も全盲のシンガーソングライター」という
クレジットを外して紹介されるようになりたいといい「目が見えないことで私を知って
くれた方々に恩返しがしたい。その上で、目が見えないという看板を下ろして、障害の
あるなし関係なく、感動してもらえる歌手を目指したい!という佐藤ひらりさんです。
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2024年6月 7日
6月2日 第621回放送
「88歳の母は採血するときに針が痛いから嫌だというので、年1回にしましたがいい
ですか?」という相談に「お母さんの希望通りにしていいですよ」と回答するドクター
鎌田。今週はリスナーさんのお悩み・相談に応える『ドクター鎌田の健康相談』です。
◆千葉の女性。食べた物が胃から上がってくるような感じがするので「逆流性食道炎」
を疑い専門医に診てもらうと「逆流性食道炎の顕著な症状も見られない」とのことです
ドクター鎌田のアドバイスは「食道裂孔ヘルニア」か「非びらん性胃食道逆流症」かも
しれませんからその症状に合うクスリを処方してもらい、症状が治まればいいですね。
◆市原の男性。妻は「リュウマチ性多発筋痛症」と診断されステロイド投薬治療中です
「適度な運動」を勧められていますがどの程度までの運動をしたら良いのでしょうか?
ドクター鎌田のアドバイスは「治療効果が出始めているようですから、痛くない範囲で
スクワットをしたり、ウォーキングを初めていいと思います。動いた方が予後はいい」
◆ハワイの女性。普段「低血糖」に似た症状が出て空腹感やめまい、力が入らないとか
汗が出てきます。時々左胸の痙攣や血圧低下が何日間か続くことがあります。血液と心
臓の検査を受けましたが異常はありませんでした。低血糖のような症状を予防する食品
や食事方法はありますか?ドクター鎌田のアドバイスは糖尿病があるのか?ないのか?
その点が不明ですがどこかに「インスリン産生腫瘍」がある?「ダンピング症候群」?
◆三重の女性。夫がスクワットをすると翌日は足がむくみますが大丈夫ですか?という
相談に、筋トレや運動すると水分が細胞や組織に取り込まれることが増えるせいで体重
増やむくみが一時的に起きることが稀にあるので、運動前にストレッチしてください。
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