「日本中学生新聞」記者の川中だいじ。政治に興味を持ち、新聞を創刊した理由を語る
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、8月13日の放送に「日本中学生新聞」の記者で現在は高校生の川中だいじが出演した。記者を志した理由、新聞を創刊しようと思ったきっかけなどを語った(大竹まことは今回、お休み)。

青木理「大阪暮らしなんでしょう? 今回はなぜ東京に?」
川中だいじ「このラジオ出演と、15日に全国戦没者追悼式もありますので、取材も併せて」
青木「本格的に取材している感じですね。『こちら日本中学生新聞』という本、拝読しました。本当に失礼ですけど全部、自分で書きました?」
川中「書きました。2年半、書き続けて。あらゆる本を出している人をすごいな、と思いました。これだけ大変なんだ、と。新聞の記事をまとめたのではなく、イチから書きました。第1章は自分の小学生のときのことも書いている。紙として残っていないものもありますから。思い出しながら書く、というのも大変でした」
青木「記者というか、ジャーナリズムともいえるかもしれないけど、取材をしてモノを書く。中心的に興味を持っているのは政治。どうして興味を持つように持ったんですか?」
川中「いちばん大きく興味を持つきっかけだったのは2020年、2度目の大阪都構想です。吉村(洋文)さんと松井(一郎)さんがやるということで。自分の住んでいる大阪市が廃止されて4つの特別区になる、これはなんだろう、と。子供として、というか大阪市民として気になるな、と思って調べていったところから、政治や選挙にハマっていきました。当時は小学4年生でした」
青木「都構想を調べていく。初めはどこかへ取材に行く、というより新聞を読む、テレビを観る、ということでしょう?」
川中「はい。当時は活発にテレビも在阪メディアも討論会をしていました。見れば見るほど討論会もおもしろくて。賛成派の人たちは絶対に次こそ通す、反対派の人たちも絶対に阻止する、と。お互い、大人が必死になっている。おもしろいな、というところからです」
青木「2020年段階の都構想はどんなふうに捉えていましたか?」
川中「いろいろと調べた結果、反対の立場でした。特に大阪都構想というのは本来の公職選挙法とは違って大都市法によって住民投票されています。子供でも運動ができるんですね。子供ながらにいろいろなところでチラシを配りました」
青木「問題点として大きかったのは?」
川中「やはり政令市としての権限が一気になくなる、というところです。特別区は権限が小さくて。財政的にも、大阪市でやっていた住民サービスをそのまま維持できるかもわからない、みたいな。そうなるのは問題かな、と思っていました。新聞を発行するようになったのは小学6年生から中学1年生に上がるまでの春休みからです」
青木「たとえば街頭演説を聴きに行く、参議院選挙を取材する、といった中で自分の媒体を持ちたいと思った?」
川中「そうではなく。新聞を創刊した大きなきっかけは、こうで。僕が小学6年生の修学旅行で広島に訪れて。そのときに被爆者の近藤康子さんの話を聴くことがあったんですね。ひととおり聴き終わったあと、僕が『いまの日本政府に何をいちばん求めていますか?』と質問して。近藤さんは間髪入れずに『核兵器禁止条約に署名、批准をしてほしい』と」
青木「はい」
川中「当時、岸田(文雄)さんが首相でした。広島選出の岸田さんなら原爆のことはわかっているはずだ、と。卒業したとき(2023年)、5月に広島でG7サミットがある、と知ったんです。岸田さんに直接、核兵器禁止条約のことを聞きたいな、となって調べたら実績が必要だ、と。そういうところで創刊したのが『日本中学生新聞』ということです」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~15時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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