「81年間戦争をしなかった事実とノウハウを言語化すべき」閣僚の靖国参拝や追悼式辞の変遷
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ!』(文化放送・毎週月〜金曜11:30~15:00)。8月17日の放送では、大竹と経済アナリストの森永康平氏が、8月15日の終戦の日に小泉進次郎防衛大臣ら閣僚が靖国神社を参拝したことや、全国戦没者追悼式における高市早苗首相の式辞で「反省」や「教訓」といった文言が盛り込まれなかったことに関する朝日新聞の記事を取り上げた。
森永康平「終戦から81年間、その間戦争をしてこなかったというのは、大竹さんがおっしゃる通り本当に重い事実だと思うんです。戦争って必ずしも自国から攻めて始まるわけではなくて、例えばウクライナやイラン側から見れば、攻められて何もしないわけにはいかないから反撃することで戦争になっていく。つまり自分から行く意思がなくても、相手が来たら守る以上は行かざるを得ない瞬間も出てくるわけです。自分ではどうにもならない部分があるはずなのに、日本が81年間戦争をしないで来られたのはある意味すごいことですよね。
自分からも行かないし、相手からもさせないという状態をなぜ81年間保てたのか。『たまたまでした』で済ませるのではなく、なぜそれができたのかを改めて言語化していくべきなんじゃないかなと思います。それがある意味、世界的にも共有されるべきノウハウなんじゃないでしょうか」
大竹まこと「そうだね。右寄りの意見の人も今まで以上に突き上げが激しくなってきたりしているけれど、政治家の人たちも、ある団体が強力に推していてその意見に従わなくちゃいけないから大変かもしれない。でも、全体を見てどこへ進むのかを考えてほしいよね。日本の立場というのを元から考えてみると、物を輸入して加工して海外に出すという仕事をしていて、いろんな国とうまくやりながらやってきた。それがレアアースが入らないとか色々なことになっていくと、アメリカ頼みになって世界の平衡が崩れてきてしまう。ロシアともうまくやっていかなければ原油の生産計画もどうなるか分からない。大和の政策を取りつつ、日本丸の船をどこに持っていくのか、もっと大きな地図を広げて考えてほしい」
森永「日本は島国だからこそガラパゴス化していると言われることもありますが、逆に島国だからこそ、変な巻き込まれ方をせずに済んできた側面もある。だからこそ、その強みをどう外交や安全保障に活かしていくかが問われているのだと思います」
〈参考〉
小泉防衛相ら靖国参拝 自民役員も 首相、敷地外から祈り
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