国際的なAI規制議論 「フランスが招集してるっていうところがいかがわしい」
寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が9月25日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、AI監視議論について意見を交わした。
新技術は全部メリット、デメリットがあります
寺島「国連安全保障理事会は23日、AIと安全保障をテーマにした初めての会合を開きました。加速度的に進歩するAIの国際的な監視体制の構築を求めるフランスが招集したものです。賛同するOpenAIやAnthropicのトップが出席し、各国に協力を呼びかけました。一方で、開発促進を狙うアメリカは反対し、ロシアは安全保障理事会での協議を否定するなど意見が分かれました。OpenAIのアルトマンCEOは、23日の会合で「AIの今後を決める重要な決定はアメリカ・サンフランシスコの研究所だけで下してはいけない」と訴えました。また、AIについて「途方もない可能性と不安を感じている」とも話しています。Claude Mythosなどを開発するAnthropicのアモデイCEOは「テロリストがAIを生物兵器などに悪用する懸念がある」と指摘しています。AI開発企業のトップのAIに対する懸念ですが、内藤さん、このあたりはいかがでしょうか?」
内藤「理論上は確かにその通りで懸念が全くないわけではないんですが、そんなこと言ったら新技術は全部メリット、デメリットがありますから、どっちを重視するかということで。むしろこれは、主導権はどこが握るかっていう争いですよね」
寺島「はい」
内藤「要は、フランスが招集してるっていうところが、アメリカから見れば、いかがわしさを感じさせるわけですよ」
寺島「ええ」
内藤「だから、EUに余計なことはさせないというのは、多分、アメリカの基本的な発想だと思いますし、逆に、アメリカに主導権を取られたくないという人たちは、足を引っ張るような形にするっていう、そのせめぎ合いということですよね」
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