変わる新卒採用 中途比率は過去最高5割迫る「経済情勢を読み違えた社長の責任」専門家に聞く

変わる新卒採用 中途比率は過去最高5割迫る「経済情勢を読み違えた社長の責任」専門家に聞く

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4月8日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、企業の採用事情について意見を交わした。

中途採用は2023年度と比べ15%増

日経新聞社がきのうまとめた採用計画調査で、2024年度の採用計画に占める中途採用の比率が過去最高の43.0%と5割に迫る水準となった。少子化と人手不足を背景に、中途人材を補充要員ではなく、戦略的に経営に取り込む企業が増加している。新卒中心の採用慣行は転換点を迎えた。この調査では主要企業5171社に採用計画を聞き、3月12日までに未確定とした企業も含め2242社を集計。そのうち具体的な数値目標を示して中途採用計画を回答した企業は54.2%にあたる1215社と23年度の795社から増加した。中途採用の計画人数は2023年度の実績と比べ、15.0%増の12万6,300人と過去最高だった。高卒などを含む新卒採用全体は2023年度の実績と比べて14.7%増の16万7,223人。この結果、計画の時の中途採用比率は2023年度の37.6%から5.4ポイント上昇した。

寺島アナ「上念さん、この数字はどうご覧になりますか?」

上念「30年前、私が終身雇用に別れを告げた時と比べて、えらい変わりようですね。」

寺島「そうですねえ」

上念「30年前、日本長期信用銀行をたった7か月で退職しましたけど、その時に「お前、黙って3年勤めてみろ」とか適当なアドバイスをするやつがいっぱいいたんですよ。でも本当に辞めてよかったですよ。だって僕が辞めた5年後ぐらいにもう潰れてましたからね。(笑) 情弱な人が適当なアドバイスをして、あの時はもうバカだのアホだのさんざんいわれたんですけど、ほらみろと。30年経ってやっぱり俺の言ったことが正しかったんじゃないかと。要は、新卒のときに、あんまり情報ないところで会社を選ばなきゃいけないわけですよ。当然間違いもありますよね。でも間違っても一生努めないとダメみたいな、そんなのってなんかおかしいですよね。そもそも採用の情報でふかしすぎて誤解されること言ってるやつが悪いと。僕は経営者なので、同じ経営者として社長の責任でしょって思うんです。インフレになって、人手不足が誰の眼にも明らかになって、あわてて中途の採用を増やして、このザマってことですから。その増えた会社の社長は経済の情勢を読み違えて、まだデフレのままで採用なんか楽勝でできるだろうと思ったら無理だってなって、新卒は無理だから中途採用でと。それでも中途採用を積極的にと言ってるのはまだマシな方で、うかうかして人とれなくてみたいなやつはもっとダメな社長だなと思うんです」


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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