「日本人、ちょろいなと思われてます」日本のタンカーがホルムズ海峡を通過したウラ事情
5月4日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~8時00分)が放送され、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、中東情勢について意見を交わした。

イランに親近感をもたせようとする謀略
寺島アナ「日本のタンカーがイランの許可を得てホルムズ海峡を通過した一件がありました。イランはアメリカとイスラエルとの戦闘が2月末に始まって以降、海峡を事実上封鎖していますが、日本の船の通行を認めた形です。イラン国営メディアは先月28日、出光興産のタンカー、出光丸が海峡を通過したと報じ、船名や日本企業の所有であることを伝えました。その上で、海峡の通過にはイランの許可が必要だと強調し、アメリカ軍による海上封鎖を違法だと非難しています。さらに翌日、駐日イラン大使館はSNSで過去の日章丸に触れ、日本とイランの長年の友好関係を強調しました。イランはこれまでもインドやパキスタンなど一部の友好国の船の通過は認めてきましたが、今回のように詳しく発信するのは、今までほとんどなかったといいます。上念さん、この動きはどう見ていますか?」
上念「明らかに影響力工作じゃないですか。日本人に対してイランに親近感をもたせようとするような、そういう謀略というか。あえて謀略と言いましょうか、そういう感じですね。日章丸の件とこの出光丸の件は全然違うっていうことは、お気づきだと思うんですけど、あの時はイギリスが海上封鎖してたんです」
寺島「はい」
上念「今、アメリカが海上封鎖してますけど日本の船は通れるんですよ。だって、アメリカの海上封鎖はイランの船を封じ込める封鎖だから日本の船はもともと通れるから。イランが通せんぼしてたところを、イランが通してくれたっていう、全然話逆なんですよ。それを日章丸になぞらえて、イラン大使館が投稿して、それに「ありがとう」とか言ってくる日本人が釣れたでしょ、いっぱい。日本人、ちょろいなと思われてますよね。(笑) 他の船も通せよ、まだいっぱい残ってんだからさ、みたいな話なんですけど」
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

