「村上信五くんと経済クン」みうらじゅんから学ぶ!今の時代を生き抜く仕事術

「村上信五くんと経済クン」みうらじゅんから学ぶ!今の時代を生き抜く仕事術

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毎週土曜日朝9時~放送している「村上信五くんと経済クン」。

5月29日の講義は、「本屋大賞」の発掘部門に輝いた『「ない仕事」の作り方』の著者・みうらじゅんさんをお迎えして、今の時代を生き抜く仕事術についてお話して頂きました。

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【みうらじゅんさん プロフィール】

1958年京都府生まれ。

武蔵野美術大学卒業後、1980年漫画家としてデビュー。

1997年には、みうらさんが生み出した単語「マイブーム」が流行語に。

また「ゆるキャラブーム」など、数々のみうらさんのマイブームが世間を賑やかしました。

そんなみうらさんが2015年に出版した著書『「ない仕事」の作り方』は、

今年の本屋大賞の発掘部門に輝きました。

今回は、今再び注目されているこの本から、コロナ時代を生き抜く仕事術を学びます。

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【ゆるキャラブームとは何だったのか?】

もともと、地方の物産展で所在なさげに立っているキャラクターたちに興味を持った。そんなキャラクターたちを集めた「ゆるキャランド」を作ってみたいと思った。そこから、ひこにゃんなどが話題になるうち、メディアが「ゆるキャラ」という言葉を使うように。最初、「ゆるキャラ」と言うと「うちのキャラクターはゆるくない」と怒られた。怒られるということは、そういう概念がないのだと感じた。「ゆるい」というマイナスの単語と「キャラクター」というプラスの単語を組み合わせた「ゆるキャラ」は次第にブームとなっていった。

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【今のマイブームは「老いるショック」】

老化というとマイナスのイメージがあるが、「老いるショック」というと楽しめる。他に、何にでも「ブーム」や「プレイ」をつけると楽しく感じられる。(例:「失恋プレイ」など)

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【プレゼンの秘訣】

「プレゼンは接待」と考えている。「自分が」発表すると思うから緊張するのであって、プレゼンをするものをいかに良く見せるかを考えれば、「自分」という概念がなくなる。自分の見え方を気にせず、そのものがいかに良いかを伝えることに特化するのが良いのでは。

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【仕事を選んだことは?】

最初の仕事で、原稿料が出なかった。だからその後はどんな仕事でも受けている。ただ、高すぎる仕事などが疑ってしまう。そういう場合は断る可能性もある。

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【機嫌によって態度を変える上司とうまく付き合うには?】

世の中はみんなの機嫌で動いている。だからこそ、サービスだと思って機嫌をよくする。その上司の機嫌をとって、「その人の機嫌で動いている」ということを分からせる。「機嫌」というあだ名をつけて、同僚とどちらがうまく機嫌がとれるかゲームっぽくすると良い。

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【モーニングルーティーンは?】

朝6時半に起きて文化放送を聴きながら洗濯物をたたんでいる。

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今回は、「村上経済研究所」の「明るいお悩み相談」コーナーにもお付き合い頂きました。みうらさんのアドバイスを聞きながら、どんなことでも楽しむ姿勢が必要なんだと改めて感じました。「仕事術」としてももちろんですが、人として生きていく上で、色々と大切なことを学んだ講義でした!みうらさん、ありがとうございました!

坂口愛美

 

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