福井謙二グッモニ 10月8日(火) 第137回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
か、寒露!?暑いんですけど!?!?

火曜日のコメンテーターはグッモニ注目のジャーナリスト、藤吉雅春さん。みずほ銀行が、信販会社を通じて暴力団へ融資していたことを放置した問題を受け、「大手銀行の役割と仕事に対するプロ意識」について物申していただきました。

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暴力団排除条例と犯罪収益移転防止法。このふたつにより、暴力団とのつながりは厳しく取り締まられているはずなのに、みずほ銀行は暴力団に融資をしていました。金融マフィアと呼ばれたり、貸し付けている企業に天下りを要請したり、銀行員としての仕事に対するプロ意識はいったいどこに行ってしまったのか!?というお話でした。

今朝の特派員はハウス食品グループ本社・中央研究所、基盤技術会春部研究主幹の今井真介さん。「人を笑わせる研究」・「面白くて考えさせる研究」に与えられる『イグノーベル賞』を受賞した「切っても涙の出ないタマネギの研究」について伺いました。
催涙成分の究明により生まれたこのタマネギ。ポイントは催涙成分を生み出す酵素の活動をとめることにありました。「涙の出ないタマネギ」は、世の中にも歓迎されそうですが、あくまで研究用で我々が食べることはできません。今後遺伝子組み換えでない方法で世の中に還元したいということです。

エンタメいまのうちでは「」を特集しました。
お越しくださったのは、"牙師"のSUMIOさん。オーダーメイド牙専門店「FANG SHOP」のご主人です。
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元々は歯科技工士で、「エピテーゼ」を作るメディカルアーティスト。腕を買われ、牙の制作を依頼されたことから牙師を始めました。

エピテーゼ」とは、体に欠損のある方がその部位につける人工物のこと。これにより解決する悩みや問題は数多くあるのですが、一般認知度はかなり低いのです。そこで、お客さんと直接向き合える牙製作を通じて様々な人に知ってもらおうという活動の一環なのだとか。
その技術に信頼を得るためにも、牙の一本一本もお客さんに合わせて入念に作られています。
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牙を作りに来る人は本当に様々で、コスプレのために作る人や日常的につける人。
動物のような牙から目立たない八重歯まで作れるとのことですから、用途は多岐にわたります。
パーティグッズとして売っているようなものではなく、付け根すら見えないほど精巧に吸着します。付け外し自由で、丁寧に扱えば何度でも使えるということです。
皆様もぜひ、このハロウィンなどに牙を生やしてみてはいかがでしょう?
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FANG SHOPのHPはこちら

さて
SNSで空の画像を上げている人が目立ちますね。雲も二層で、夏のような秋空も今だけの風情でしょうか。
たまには延々と空を眺めていたいものです。

明日もお楽しみに!!!

♪今日の楽曲
「Cross roads」  Tracy Chapman
「モータードライブ」 レベッカ

グッモニ 2013年10月 8日
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