福井謙二グッモニ 6月10日(火) 第312回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

火曜日のコメンテーターは、ジャーナリストの藤吉雅春さん。

藤吉さんには「もう一つのワールドカップ、日本の支援」について物申して頂きました。

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サッカーのワールドカップが開幕しますが、日本ではほとんど知られていないワールドカップ、ホームレスによるサッカーの世界大会「ホームレスワールドカップ」について藤吉さんにご紹介頂きました。

このワールドカップはホームレスが販売している雑誌として知られる「ビッグイシュー」スコットランドの代表が発案して、64カ国が参加して毎年開かれているとのことで、その目的は「ホームレス状態を社会からなくすこと、ホームレス状態にある人々が自らの人生を変えるきっかけをつくること」で、日本代表は2011年のフランス大会に出場しているそうです。

ワールドカップに出場している各国代表の中で、日本は平均年齢がもっとも高く、これは派遣切りになった人たちが社会に復帰することなく、ホームレスのまま高齢化していることの現れだと藤吉さんは指摘。

このフランス大会で日本は、全敗を喫し、リーグ最下位に終わりましたが、選手達は勝負へのこだわりから、「あきらめない」という気持ちを強くしたそうで、これが社会復帰への大きなステップとなり、再就職率は100%に近いとのこと。

財政危機と言いながら、ホームレスや生活に困っている弱者を助けることなく、排除して、さらに給付をしなければならなくなり、そのことが財政を
さらに悪化させることになるという悪循環を断ち切るためには、弱者を包み込んで社会復帰をさせていくような視点が必要なのではないか、というお話でした。


今週のグッモニ特派員は、特集「消えてたまるか」と題して、逆風にさらされながら頑張っている人や団体などを紹介しております。

今朝の特派員は、相模女子大学教授の湧口清隆さん。

国内で急成長を遂げてきたLCC(格安航空会社)ですが、必要な数の機長が確保できないなどの理由から、便数を減らしたり、欠航するなどのケースが相次いでいます。

LCC元年と話題になってからわずか3年で迎えた危機を、LCC各社は乗り越えていけるのか、交通経済学を専門とする湧口さんに詳しくお話を伺いました。


スペシャルウィークのエンタメいまのうちは、いろんなジャンルの日本代表が登場!

今朝のテーマは、「デッカイ日本代表!女性カメラマンが語る巨大仏像の魅力!」

このコーナーでも以前、「仏像フィギュア」を紹介しましたが、最近は若い女性をはじめ、おおくの仏像ファンがいるようです。

そして今日は、仏像は仏像でも、ただの仏像ではなく「巨大仏像」に魅せられてしまった「巨大仏像写真家」の半田カメラさんに、その魅力をお伺いしました。

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元々は、タワーなど「高層建築物」好きだっという半田さんは、その流れで巨大仏像も行かねば、ということで2010年に、有名な茨城県牛久市の牛久大仏を観に行ったことをきっかけに、巨大仏の魅力に目覚められたそうです。

一般的なサイズの仏像と違い、そのデカさ、遭遇した時の驚きに巨大仏像の魅力があると話す半田さん。
屋外に突如として現れる違和感にゾクゾクするとのこと。

これまでに本州、四国の巨大仏のほとんどを見てきたという半田さんに、関東でオススメの巨大仏をいくつかご紹介頂きましたが、東京近郊では「東京湾観音」と「大船観音」がオススメとのことです!

もっと巨大仏を知りたい方は、半田さんが撮影した巨大仏像の写真が掲載されたサイト「恋する巨大仏」をチェック!


♪今日の楽曲
「Sweet Dreams」 Eurythmics
「踊ろよ、フィッシュ」 山下達郎


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年6月10日
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