福井謙二グッモニ 6月9日(月) 第311回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

月曜日のコメンテーターは、「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。

冨倉さんには「文部科学省の教育制度改革」について物申して頂きました。

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学制改革を検討している文部科学省は今月3日、幼稚園や保育所などの最終学年を無償化し、義務教育とする方向で最終調整に入りました。
さらに、小中一貫校という新しい学校形態を導入して、9年間の教育課程に柔軟性を持たせることも検討されています。

文科省は、過去にも「ゆとり教育」をしました。今度は中身ではなく制度の改革となるわけですが、教育内容を再検討することなく、制度だけ変えても問題の本質は変わらないと話す冨倉さん。

将来の日本を背負って立つ人間を育てるための教育。長い目で見ると、義務教育は国力に直結するだけに、改革にはしっかりと取り組んでほしい、というお話でした。


今週のグッモニ特派員は、特集「消えてたまるか」と題して、逆風にさらされながら頑張っている人や自治体などを紹介していきます。

今朝の特派員は、豊島区役所企画課長の佐藤和彦さん。

民間タンクシンクの「日本創成会議」が、2040年までに全国の自治体の半数にあたる896の自治体が消滅する可能性があるという見通しを明らかにしました。

東京23区で唯一、この消滅可能性自治体のリストに含まれた豊島区では、区内の人口や子供の数の最近の推移などからみて、「消滅の可能性はあり得ない」との見解を発表しました。
それと同時に、少子高齢化・人口減少の流れから、豊島区だけが無縁ではないとし、この流れを食い止めるための施策つくりに乗り出したとのことで、豊島区の現状や、今後行っていく具体的な対策などについて、佐藤さんに詳しくお話を伺いました。


スペシャルウィークのエンタメいまのうちは、いろんなジャンルの日本代表が登場!

本日ご登場いただいたのは、日本中を笑顔の花飾りでつなぐ旅を続ける、「フラワーアレンジメント日本代表」!!

ハワイに旅行へでかけた際に、空港で「花の首飾り」を首にかけてもらう光景をテレビなどでご覧になったことがあるかとは思われますが、その「花の首飾り=レイ」を作る人を「レイメーカー」と呼ぶそうです。

今朝は、先日『ハワイアン・レイメイキング2 笑顔の花飾り』を「ポプラ社」から発売した、レイメイキングのスペシャリスト、フラワーアーティストの大谷幸生さんにおいで頂きました!

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「レイメイキング」「レイメーカー」という言葉自体、初めて耳にしたという方も多いかと思われますが、大谷さんはまさに日本を代表する「レイメイキング」のスペシャリストでいらっしゃいまして、日本中のカルチャースクールでレイの作り方の指導もされています。

自然との調和を心がけ、花の持つ美しさや意味を最大限に生かすために、レイ作りの巨匠マリー・マクドナルドさんのもとでレイメイクを勉強され、師匠から教わった『その土地の花を使うことの意味、大切さ』という精神のもと、日本各地の土地土地に育つ様々な花と、ハワイに伝わる様々な手法を巧みに駆使してオリジナルのレイを編む大谷さん。

全国を旅して、その土地の人と話をしながら、その土地の花でレイを編むそうですが、花や植物たちの編み方は、育つ姿や農家の人から伺った話をもとに考え、作りこみすぎないよう、本来の魅力をなるべくそのまま伝えるように心がけているそうです。

本日は、完成寸前の「レイ」をスタジオにお持ち頂いているんですが、生放送中に仕上げをして頂き、実際に「レイを編む」という作業を拝見させて頂きました!

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歯で網紐をくわえるなど、身体全体を使ってレイを仕上げていく大谷さん。

出来上がったレイをかけてもらう福井さんと水谷さん。

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首元だけでなく、自然と表情も華やかに。

日本国内に限らず、訪れた土地の花を編み、世界を旅してその土地に暮らす人にレイを編んで贈るプロジェクト「U Pacific Smile Project」を行ってらっしゃるそうで、依頼があれば、世界中どこへでもお伺いしていただけるそうです。

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発売されたばかりの、大谷さんの「レイメイキング」の本『ハワイアン・レイメイキング2 笑顔の花飾り』、そして、2008年に発売された、『ハワイアン・レイメイキング しあわせの花飾り』は、どちらも「ポプラ社」から絶賛発売中です。

本日のゲスト、フラワーアーティストの大谷幸生さんの公式HPはこちらから!


♪今日の楽曲
「THE BEST」 TINA TURNER
「ONE DAY」 KUWATA BAND


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年6月 9日
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