福井謙二グッモニ 6月20日(月) 第840回

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みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。

本日のコメンテーターは現代ビジネスゼネラルマネージャーの瀬尾傑さん。

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舛添都知事の後任を選ぶ東京都知事選挙は、7月14日告示、31日投開票の日程で行われることが決まりました。

今回の件で瀬尾さんが気になったのは最終的に辞任を決断したのは安倍総理からの電話だったという日経新聞の記事。
もしこれが事実なら、地方自治の精神に反することになります。
日本は憲法で地方自治が定められており、総理が都知事に対して「辞めてほしい」と言い、それに都知事が従うのはおかしいのです。
そもそも、総理は自民党のための総理ではなく、日本国のための総理ですから党利党略で動くものではありません。「選挙に勝てないから辞めてほしい」と言うのは幹事長の役割です。

「都知事選の候補者選び」に関して、自民党も民進党も候補者選びに困っている状況だといいます。
政治家だと政治資金の問題で細かいチェックを受けると、ぼろが出てくる人がたくさんいるため、なかなか後任が見つからないようです。
いずれにせよ状況を見極めるため、候補者はギリギリまで手をあげない可能性もあるというお話でした。


今朝の特派員は八木菜緒アナウンサー。

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大人気!劇場版アニメ『キンプリ 』 そのヒットの理由について調べました。

みなさんは『キンプリ』というアニメ作品をご存じでしょうか?
正式名称は「KING OF PRISM by Pretty Rhythm」。略して『キンプリ』
10代の男の子たちがスターを目指して切磋琢磨する劇場版アニメなのですが、今年1月、わずか14カ所の映画館で上映開始されて以降、上映する映画館は、6月1日時点で、全国延べ100館を超えています。
観客動員人数は39万人、興行収入は6億円を突破し、口コミで話題が話題を呼び、当初の予想をはるかに上回る、異例のロングラン上映を記録中。
現在も、興行収入を伸ばし続けています。

なぜ人気になっているのか、その理由は「応援上映」という、映画の新しい鑑賞スタイルにあります。
「映画は静かに見る」というのは映画館での常識となっていますが、しかし『キンプリ応援上映』では、映画を観ながら、大声での声援、 ペンライトの持ち込み、 アフレコ、 コスプレがOK!
まるでライブのように盛り上がれる、観客参加型の映画なのです。

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「応援上映」という鑑賞スタイルに驚く水谷さん。

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実際にペンライト・サイリウムを持って、体験してみました。
声だけの特別出演は砂山圭大郎アナウンサーです。

こうした新しい映画の楽しみ方によって生まれた、"リピーター"が多いのも特徴です。
2~3回目は当たり前。なかには10回以上、100回以上行ったという人もいるそうです。

みなさんも『キンプリ』で新しい映画鑑賞のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。


エンタメいまのうちは小中学校の教科書が教える「私たちの広島カープ」ということで、広島カープの教科書をご紹介。
広島市教育委員会 学校教育部 指導第一課 課長補佐の岡崎 貴弘さんにお電話でお話を伺いました。

広島市教育委員会は、現在「言語・数理運用科」という科目の教科書の中で、広島カープを教材として取り上げています。
「言語・数理運用科」という教科は、日常生活に見られる様々な事象について、これまで習った教科の内容などど関連づけながら、自ら思考・判断し、考えを適切に表現する力を育成することを目標とした教科で、「お好み焼き」や「路面電車」、「広島のかき」など、できるだけ子どもたちに身近な、広島ならではの教材を多く取り上げているそうです。

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広島カープの単元があるのは小学校6年生のテキストと中学校1年生のテキスト。
「広島の初のクライマックスシリーズ進出、16年ぶりのAクラス入りの号外新聞」や「カープの順位や、年間の観客数の変化を示したグラフ」などの内容が掲載されています。

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福井さんが保護者なら大喜びする内容ですね。

岡崎さんは広島で学ぶ子どもたちが「豊かで深い学び」を実感できるよう、そして子どもたち一人一人に、生きて働く力を身に確実に付けさせることができるように、市教育委員会としても一生懸命取り組んでいきたい、とおっしゃっていました。


♪本日の楽曲
「そのままの君が好き」 小田和正

明日もお楽しみに!!

グッモニ 2016年6月20日
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