福井謙二グッモニ 3月24日(金) 第1038回

みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

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「ヨーロッパに日本発の"トイレ革命"!!」というテーマでお話を伺いました。

外国人が感動すると言われる日本のトイレ。
温水洗浄器便座はヨーロッパでは大きく普及が遅れていて、1%にも満たないという状況です。

そのため、ヨーロッパに日本発の「トイレ革命」をもたらそうと、TOTOやLIXILなどの大手メーカーが市場開拓に本腰を入れています。

TOTOは2008年にヨーロッパに進出し、ブランド認知を広める段階にあり、LIXILグループも2014年にドイツの水栓金具大手メーカーを買収し、市場開拓の足掛かりとしています。
この状況に夏野さんは日本企業の"マーケティング"は、需要開拓ではなく、常に待ちの状態で、本当にもったいないと話します。

今後、ヨーロッパで日本初のトイレ革命を起こすためには、リスクを取って、積極的に市場を開拓していく必要があるというお話でした。


今朝の特派員は石川真紀アナウンサー。

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「『日本茶』にもサードウェーブ到来!?」について調べました。

「サードウェーブ」とは、もともとコーヒーの新しい潮流を指す言葉で、生産国や農園を厳選した"単一品種"の豆を丁寧にドリップし、それぞれの豆本来がもつ味わいを楽しむこと。それがなんと「日本茶」にも来ています。

私たちが普段飲んでいる日本茶は、複数の茶葉がブレンドされたものが主流。
ブレンドすることによって、年平均して同じ味を保ちやすく、安定した供給や大量生産に向いているのですが、最近ではまるでコーヒーのように、茶葉の品種をそれぞれきちんと味わえる「新しい日本茶専門店」が増えているそうです。

放送では静岡県藤枝市で100年続く老舗の茶農園「中村家」が昨年、台東区にオープンさせた専門店『ナカムラ ティーライフストア』で購入した単一品種の茶葉を3種類用意しました。

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100gあたり2500円の茶葉もあります。
試飲して、感想を話しました。

日本茶に来ている新しい波、今年のお花見は、桜と一緒に"茶葉本来の味"を楽しんでみてはいかがでしょうか。


エンタメいまのうちは懐かしのアメリカンクラッカーの進化系をご紹介。

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ゲストは株式会社メガハウス メディア戦略部の板垣有記さん。

ご紹介ただいたのは「バンバンクラッカ―」という商品。
昔のアメリカンクラッカーから進化したポイントは
①ボールが大きく直径およそ10センチの空気入りボール。
②ボールが柔らかい。
③持ち手がリングではなくグリップタイプ。
の3点。

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昔は木製で、水谷さんのお父様はとても上手だったといいます。

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福井さんもチャレンジ。
色んな技もあるので、ブームになったけん玉のように大人たちにも技をマスターしてほしいと板垣さんは話します。

「バンバンクラッカ―」は家電量販店をはじめ、おもちゃ売り場で購入できます。
色は、オレンジ・グリーン・ブルーの全3色、値段は税抜1780円です。

♪本日の楽曲
「ヒューマンタッチ」 ブルース・スプリングスティーン

今週もお聴きいただきありがとうございました。
来週はグッモニ最後の一週間。
最後まで全力で駆け抜けていきますので、ぜひお聴きください。

グッモニ 2017年3月24日
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