過去のハイライト実況

大会 西暦 総合優勝 再生 概要
962020青山学院大学(10時間45分23秒)再生ボタン第96回箱根駅伝、最大の注目は前回大会の覇者・東海大学。
「黄金世代」と呼ばれる実力派の選手が4年生となり、下級生も順調に台頭。強烈な戦力を誇る王者をどの大学が止めるのかが見どころとなりました。

先手をとったのは3年ぶり3回目の出場となった創価大学。
4年生の米満怜が、大牟田高校の同門・東海の鬼塚翔太も破る快走で1区の区間賞を獲得しました。2区に入るとレースは再び混戦模様。7位でタスキを受けた青山学院の岸本大紀が6人抜きでトップに立ち、2位には早稲田大学の太田智樹が浮上。戸塚中継所では3位・東海、4位の國學院大学までわずか3秒以内でのタスキリレーとなりました。そして「花の2区」を最速で走ったのは東洋大学が誇る学生長距離界のエース、相澤晃。東京国際大学の伊藤達彦と競り合いながらグングンペースを上げ、1区14位と出遅れたチームを一気に7位まで押し上げる形となりました。タイムは驚愕の1時間05分57秒。山梨学院大学のモグスが持っていた記録を7秒更新し、1時間5分台を叩きだしました。一方、東京国際の伊藤は区間2位の好走で初のシード権を狙うチームに良い流れをもたらしました。続く3区。東京国際・伊藤が持ってきた流れが一気に加速します。8位でタスキを受けたイエゴン・ヴィンセントは前を走る選手たちを次々と抜き去り、区間タイムは59分25秒。区間2位の選手とも2分近くの差をつけ、圧倒的な区間新記録を樹立。2011年創部の新興チーム、東京国際が箱根路で先頭に立ちました。2位、青山学院との差は1分21秒。連覇を狙う東海はトップから2分以上の差をつけられ5位に後退しました。続く4区。復権を期す絶対王者がその力を見せつけることとなります。箱根駅伝初出場、そしてこれが陸上人生のラストレースとなる予定だった吉田祐也が1時間00分30秒の好タイムで区間新記録の激走。青山学院が再びトップの座を奪い返しました。箱根駅伝での競技引退を予定していた吉田祐也はこの1か月後、別府大分毎日マラソンで、日本学生歴代2位、初マラソン歴代2位となる好記録をたたき出し、現在もランナーとしての活動を続けることとなりました。打倒・東海の一番手として、そして誰よりも箱根の勝ち方をよく知る青山学院は、1度掴んだ流れを手放しません。山登りの5区は飯田が区間2位の走りでトップを死守。2位の國學院まで1分33秒、連覇を目指す4位の東海までは3分22秒の大きなリードを持って往路を終えました。5区の区間賞は往路11位に終わった東洋の宮下隼人。なんと2区から5区までの4つの区間で区間新記録が飛び出す、異例のハイペースな往路となりました。

迎えた復路、連覇を目指す東海は青山学院に対し勝負を仕掛けます。6区、舘澤亨次が区間新記録の走りで一気に1分以上差を詰め、前を行く青山学院にプレッシャーをかけます。7区でも東海が青山学院との差を20秒詰めて両チームの差はおよそ2分。残り3区間で逆転優勝射程圏に捉えました。なお7区の区間賞は明治のエース・阿部弘輝。往路の2区から続く区間新連発の流れに乗り、1時間01分40秒で嬉しい区間新記録樹立。チームを4位に押し上げました。8区、東海は前回優勝メンバーでこの区間の区間記録保持者、小松陽平を投入。逃げ切りたい青山学院は岩見秀哉が走ります。第95回大会、8区の小松でトップに立った東海は前年の再現と行きたいところでしたが、岩見も粘ります。区間賞は小松に譲る形となりましたが区間タイム差はわずか1秒。2分のリードを保ったまま青山学院が大手町へ向けて快走を続けます。そして「復路のエース区間」9区で、青山学院が優勝を一気に手繰り寄せました。神林勇太が区間賞の走りをみせ2位東海との差を3分42秒まで大きく広げて独走。10区はフレッシュグリーンのウイニングランとなりました。湯原慶吾が大きなトップを守ってそのまま優勝。10時間45分23秒の大会新記録を樹立しました。東海は前年の優勝メンバー、郡司が追いすがるも差は大きく。連覇はならず2位となりましたが、復路新記録を樹立して意地をみせました。3位に入ったのは終始安定した走りを見せた國學院。往路を沸かせた東京国際は5位に入って嬉しい初シードとなっています。1区の米満が区間賞を獲得した創価は、10区でも島津が区間賞・区間新の走りで9位に。こちらも嬉しい初シードとなりました。11年連続3位以内と安定していた東洋は10位となり記録がストップ。シード権ギリギリの戦いでした。
952019東海大学(10時間52分09秒)再生ボタン第95回箱根駅伝は記念大会として開催され、普段より2校多い、23チームが参加して行われました。青山学院大学の総合5連覇と2度目の大学駅伝三冠なるか。そして、各チームは青山学院をいかに止めるかに注目が集まる中、レースはスタート。1区で主導権を握ったのは東洋大学でした。前の年も1区で区間賞を取った2年生の西山和弥が18キロ過ぎの六郷橋でスパートをかけると先頭に立ち、2年連続区間賞を獲得する快走で襷を渡しました。青山学院は6秒差の3位、優勝候補の東海大学は6位で2区に入ります。つづくエース区間、花の2区は留学生が力を発揮。18位で襷を受けた拓殖大学のキャプテン・デレセは6人抜き、日本大学のワンブイは区間記録にあと14秒に迫る歴代2位の記録を残し、13人抜きを果たします。そして首位に立ったのは国士舘大学のヴィンセント。8人抜きの快走で16年ぶりにトップで戸塚中継所に飛び込みました。東洋は2位、青山学院は梶谷瑠哉が大きく順位を落とし、国士舘から1分以上の差をつけられて8位に沈みます。なお、順天堂の塩尻和也は1時間6分45秒のタイムをたたき出し、2区の日本人記録を更新しました。3区は青山学院キャプテンの森田歩希が快走。次々に先行する選手をとらえ、残り1キロで首位に。区間新記録の走りで王者を定位置に押し上げました。箱根の山へ向かう4区、東洋が首位を奪い返します。相澤晃が平塚中継所での8秒差をものともせず、あっという間に首位を奪い返すと独走。後続をぐんぐん引き離す走りで区間新記録をマークしました。2位にはエース格の館澤亨次を起用した東海が浮上。青山学院は3位で箱根の山に入ります。首位の東洋は2年連続山登りの田中龍誠が安定した走りで、そのまま往路トップでゴール。1時間52分09秒は大会新記録となりました。往路2位は西田壮志が区間2位の走りを見せた東海大学。東洋との差は1分14秒でした。往路3位は徐々に順位を上げてきた國學院大學。5区、浦野雄平の区間賞、区間新の快走で、小田原中継所時点での6位から順位を押し上げました。5連覇を狙う青山学院大学は5区・竹石尚人が3つ順位を落として往路6位。東洋との差は5分30秒で、5連覇は非常に厳しいタイム差となりました。迎えた復路。逆襲を狙う青山学院は下りのスペシャリスト、小野田勇次が区間新記録の走りで順位をひとつ上げ、上位にプレッシャーを与えます。しかし、トップ東洋の今西駿介、2位東海の中島怜利も区間記録に迫る好タイムをマークし、差を詰めさせません。7区に入ると優勝争いは一気にヒートアップ。逃げる東洋のキャプテン・小笹椋を2位・東海の阪口竜平が猛追。さらに前年度MVP、青山学院の林奎介も3人を抜いて一気に3位に。平塚中継所では首位・東洋と2位東海の差がわずか4秒。青山学院も林が自身のもつ区間記録にあと4秒と迫る快走で更に差をつめました。今大会のハイライトは8区でした。東海の小松陽平がすぐさま前を行く東洋の鈴木宗孝を捕らえて並走。満を持して14キロ過ぎ、遊行寺の坂の手前からスパート。一気に差を広げ、東海がついに首位に立ちます。小松はそのまま1位で戸塚中継所へ。タイムは1時間3分49秒、第73回大会に山梨学院大学の古田哲弘選手が記録した箱根駅伝最古の区間記録を22年ぶりに更新しました。勝負がかかる9区。初の総合優勝に向けて東海はキャプテンの湊谷春紀が安定した走りを披露。首位をキープします。前を追う東洋は、中村拳梧がまさかの大ブレーキ。トップの東海とは3分35秒の大差をつけられてしまいます。さらに追ってきた青山学院の吉田圭太にはわずか8秒差まで迫られ、2位争いが激しくなりました。最終、10区は東海・郡司陽大のウイニングランとなりました。入学時から注目された「黄金世代」が3年生となり、終始安定した強さを見せた東海が初の箱根駅伝総合優勝を果たしました。2位には10区で鈴木塁人が逆転劇を見せた青山学院。3位は8区途中まで首位をキープした東洋でした。東海は総合記録を5分以上更新する10時間52分09秒の大会新記録で初優勝。両角速監督は新春の大手町の空に舞い上がりました。2位の青山学院は復路優勝で意地の2位。東洋は復路で粘り切れませんでしたが、11年連続3位以内の快挙となりました。
942018青山学院大学(10時間57分39秒)再生ボタン史上6度目の4連覇がかかる青山学院大学、才能豊かな2年生を揃え10年ぶりに出雲を制した東海大学、そして大エースの鈴木健吾を擁し全日本を制した神奈川大学が「3強」として注目された第94回箱根駅伝。序盤からレースを引っ張ったのは往路に1、2年生を中心にメンバーを編成した東洋大学でした。1区・1年生の西山和弥が青山学院・鈴木塁人らに競り勝ち区間賞を獲得すると、2区は青山学院・森田歩希と神奈川・鈴木健吾が猛追してくる中、東洋・相澤晃は区間賞と3秒差の区間3位の走りで首位をキープ。青山学院は2位に浮上、神奈川も3位まで順位を上げました。また、青山学院の森田と山梨学院大のドミニク・ニャイロが同タイムでダブル区間賞。14年ぶりに1つの区間で2人が区間賞に輝きました。東洋は3区・山本修二が区間賞の走りで首位をキープ、4区で神奈川・大塚倭が区間新をたたき出して東洋との差を縮めますが、4区終了時点で首位・東洋と2位・青山学院の差は2分以上に開き、往路は東洋が独走態勢に。山登りの5区では青山学院・竹石が、両脚が痙攣した状態でも力走を見せ、東洋との差を36秒に縮めましたが、1年生・田中龍誠が逃げ切りに成功。往路は東洋が一度も他校の背中を見ることなく、4年ぶり6度目の優勝に輝きました。なお、優勝候補の一角、東海は序盤から流れに乗れずに9位。神奈川は5区で荻野太成が失速し、15位まで順位を落として総合優勝争いから脱落しました。また、往路優勝を狙っていた順天堂は2区・塩尻が期待通りの力を発揮することができず、往路を8位で終えました。復路に入ると青山学院が地力の強さを発揮。6区・山下りのスペシャリスト、小野田勇次が区間記録にあと3秒に迫る好タイムで走り抜け、東洋・今西駿介を逆転して首位に立つと、7区・林奎介が設楽悠太の区間記録を大幅に上回り区間賞。最優秀選手に贈られる金栗四三杯に輝く快走を見せました。8区はエース格の下田裕太が区間賞。9区4年生の近藤修一郎も粘りの走りで2位・東洋との差を保ち、アンカーに繋ぎました。10区の橋間貴弥は区間2位の走りで4連覇のゴールテープを切り、「ハーモニー大作戦」は大成功。2位・東洋とは4分53秒の大差となりました。総合3位は安定した走りで上位を保った早稲田、4位は日体大、5位は東海。一方、シード権争いは熾烈を極め、優勝候補の神奈川をはじめ、順天堂、駒沢、山梨学院ら、名門がシード落ちとなる波乱の大会となりました。
932017青山学院大学(11時間04分10秒)再生ボタン出雲、全日本を制し、学生駅伝三冠が懸かる青山学院大学は2区終了時点でトップ神奈川大学から39秒差の2位。エース・一色恭志からタスキを受け取った3区・秋山雄飛が区間賞の好走で先頭に躍り出ると、そのまま芦ノ湖のゴールテープを切り、往路優勝。復路は7区・田村和希が脱水症状で途中フラフラになり、競技の継続自体が心配される場面もありましたが、何とか持ちこたえてトップをキープしたままタスキリレー。受け取った8区・下田裕太は区間2位に2分強の大差をつける快走で優勝を確実なものにしました。最後はキャプテンの安藤悠哉が大手町のゴールテープを切り、箱根駅伝三連覇と学生駅伝三冠を同時に達成するという史上初の快挙を成し遂げました。
922016青山学院大学(10時間53分25秒)再生ボタン青山学院の連覇に期待がかかった第92回箱根駅伝は1区からフレッシュグリーンのタスキがレースを引っ張りました。1区・絶対的エースの久保田和真が飛び出すと、鶴見中継所までに2位・明治に22秒差をつけトップでタスキリレー。2区の一色恭志は、東洋・服部勇馬に差を詰められますが、首位の座を死守。その後、3区以降は青山学院の独り舞台でした。3区・秋山雄飛が区間賞の走りで東洋との差を1分35秒まで広げると4区・田村和希も連続区間賞で独走態勢。山登りの5区は「山の神」神野大地が骨折からの完全復活をアピールする快走で芦ノ湖のゴールテープを切りました。往路終了時点で2位の東洋とは3分4秒差。さらに13チームが復路繰り上げスタートとなる、まさしく独壇場となりました。往路での大きなリードに守られた青山学院は復路もそれぞれが持てる力を存分に発揮。7区の小椋裕介、8区の下田裕太、10区アンカーの安藤悠哉がそれぞれ区間賞を獲得し、東京・大手町の栄光のゴールまで一度も首位を譲りませんでした。総合タイムでは2位の東洋に7分11秒、3位の駒澤とは10分35秒の大差をつける一人旅で、第53回大会の日本体育大学以来、39年ぶりの完全優勝を果たし、箱根駅伝二連覇を達成しました。
912015青山学院大学(10時間49分27秒)再生ボタン関東学生連合を加えた21チームが参加した今大会。往路は1区で駒澤の中村匠吾が区間賞を獲得し首位に立つも、2区では東洋の服部勇馬が区間賞の走りで首位を奪取。3区で再び駒澤の中谷圭佑がトップを奪い返し、目まぐるしく首位が変わった往路前半。4区で青山学院の田村和希が区間新の走りで流れを引き寄せると、5区・神野大地が、区間2位の日大・キトニーに2分30秒差をつける圧倒的な走りで一気に首位浮上。2位に入った明治に4分59秒という大差をつけて往路優勝を果たしました。復路は大きなアドバンテージに守られた青山学院の各ランナーがのびのびとした走りで独走態勢を維持し、7区・小椋裕介、8区・高橋宗司、9区・藤川拓也が3連続区間賞を獲得。アンカーの安藤悠哉が栄光のゴールテープを切ったタイムは、大会史上初めて10時間50分を切る10時間49分27秒。総合2位の駒澤に10分50秒の差をつける圧勝劇をみせました。
902014東洋大学(10時間52分51秒)再生ボタン関東学連選抜が編成されず、90回記念大会のため予選会から13校とシード10校の史上最多23校で争われた今大会。出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、三冠を狙う駒澤に対して、東洋は、3区に設楽悠太、5区に設楽啓太を配置します。レースは1区で前回優勝の日体大山中秀仁が駒澤中村匠吾、東洋田口雅也との争いを制し、区間賞を獲得。2区では2位でタスキを受けた駒澤の村山謙太が日体大を逆転します。その2区では、山梨学院のオムワンバが疲労骨折で途中棄権していまいます。3区に入ると海岸線で横からの強風にあおられる場面もありましたが、東洋の設楽悠太が駒澤を抜き、トップに立つと、5区設楽啓太も区間賞の走りを見せて、2大会ぶり5度目の往路優勝を果たします。復路に入っても東洋は1度もトップを譲らず、復路新記録となる5時間25分38秒をマーク。2大会ぶり4度目の総合優勝を果たしました。トップと59秒差でスタートした往路2位の駒澤は、主将でエースの窪田忍を9区を配置しましたが、すでに東洋との差は大きく、2位に終わり、三冠達成はなりませんでした。
892013日本体育大学(11時間13分26秒)再生ボタン最大18メートルの強風が吹き荒れる中、1区田口雅也、2区設楽啓太、3区設楽悠太と並べた東洋が、前回と同じく4区までトップでタスキを繋ぎますが、山の神柏原竜二の抜けた穴は大きく、5区に入ると、早稲田、日体大に抜かれ、5大会連続往路優勝は成りませんでした。一方、前回大会で大学初の繰り上げスタートを体験し、予選会からのスタートとなった日体大は5区で服部翔大が早稲田の山本修平をふり切り、26年ぶり10回目の往路優勝を決めました。また、その5区では、城西と中央が途中棄権し、中央の連続シード獲得は28回で途絶えました。復路に入ると上級生でメンバーを揃えた日体大が安定した走りを見せてそのまま逃げ切り、30年ぶり10回目の総合優勝を果たしました。予選会からの出場校が総合優勝したのは、73回大会の神奈川以来、史上2校目です。また、往路で9位と低迷した駒澤は復路で千葉健太、上野渉、後藤田健介の4年生3人が区間賞を獲得して、順位を3位まで上げ、3年ぶり9回目の復路優勝を果たしました。
882012東洋大学(10時間51分36秒)再生ボタン前回21秒差で総合優勝を逃した東洋は、2区設楽啓太でトップに立つと、その後もトップを守り、小田原中継所の柏原竜二に初めて先頭でタスキが渡りました。前を追う大学のいない柏原は自分の記録との戦いとなりましたが、自らの区間記録を大幅に更新する1時間16分39秒をマーク。柏原は4年連続で往路ゴールテープを切るとともに、4年連続5区区間賞を獲得しました。復路に入っても6区、7区、8区、10区で区間賞を獲得した東洋が前回大会で早稲田が記録した大会記録を8分以上縮める10時間51分36秒の大会新記録で2年ぶり3回目の総合優勝を果たしました。 東洋は往路、復路でもそれぞれ新記録をマークして、総合、往路、復路全ての部門で優勝する完全優勝を成し遂げました。連覇を目指した往路2位の早稲田は、9区で駒澤の窪田忍、10区で明治の鎧坂哲哉に抜かれ4位に終わり、明治は49年ぶりにベスト3入りを果たしました。
872011早稲田大学(10時間59分51秒)再生ボタン往路は4区まで早稲田の独走でしたが、小田原中継所、3位でタスキを受けた柏原竜二が7キロ手前で2位東海の早川翼を抜くと、さらに16キロ過ぎで早稲田の猪俣英希をかわして、トップに立つと、そのまま3大会連続で往路ゴールテープを切りました。しかし復路では、東洋と27秒差の2位でスタートした早稲田が6区で逆転。さらに7区で東洋との差を広げました。一方、東洋も8区から3区間連続で区間賞を獲得するなど猛追を見せましたが及ばず、早稲田が11時間を切る10時間59分51秒で18年ぶり13回目の総合優勝を飾るとともに、史上3校目の三冠を達成しました。2位には21秒差で東洋が入り、「その1秒をけずりだせ」という言葉が誕生しました。またシード権争いも最後まで熾烈を極め、日体大、青山学院、國學院、城西4校のうち、3校にシード権が与えられる場面で、4校は最後の直線までデッドヒートを繰り広げ、國學院の1年生寺田夏生がゴール手前でコースを間違えるハプニングがおきましたが、寺田は最後に城西をかわし、10位で國學院が初のシード権を獲得。11位城西の差は過去最短の3秒でした。
862010東洋大学(11時間10分13秒)再生ボタン往路は4区までは明治が独走。しかし小田原中継所で7位でタスキを受けた東洋の柏原竜二が、前回大会で更新した自身の記録を10秒上回る1時間17分08秒で走り、6人を抜き先頭に立つと、そのまま2大会連続で往路のゴールテープを切りました。2位には山梨学院、3位は日体大が入りました。2位山梨学院と3分36秒のリードを持って復路をスタートした東洋は、そのリードを保ったまま、逃げ切り、2連覇を達成。2位には13大会ぶりに予選会からのスタートとなった駒澤が、6区千葉健太や9区高林祐介の区間賞の走りなどで入りました。また、東農が5位、青山学院が8位に入り、シード権を獲得。 そして城西が初めてシード権を獲得しました。 52回連続出場していた順天堂が予選で敗退した大会でもありました。
852009東洋大学(11時間09分14秒)再生ボタン記念大会で予選通過を13チームとし、計23チームで行われた今大会。東洋は大会直前に部員の不祥事があり、川嶋伸次監督が辞任。佐藤尚コーチが代行として指揮を取り、挑んだ大会でした。その東洋は5区9位でタスキを受けた柏原竜二が、83回大会で山の神順天堂の今井正人の区間記録を上回る1時間17分18秒で走り、4分58秒差を逆転する8人抜きで、往路初優勝を果たします。復路に入ると6区で22秒差スタートの早稲田に抜かれ2位に後退しますが、8区で早稲田を抜いて、再びトップに立つとそのまま逃げ切り、初の総合優勝を果たし、初出場から77年目、67回目の挑戦での総合優勝は最も遅い記録となりました。、また、関東学連選抜が2年連続でのシード圏内となる9位に入りました。金栗四三杯は5区区間新記録を達成した東洋の柏原竜二が受賞。前回優勝の駒澤は総合13位でシード権を逃し、前回優勝校がシード落ちするのは史上3校目となりました。
842008駒澤大学(11時間05分00秒)再生ボタン5区で前回優勝の順天堂、9区で大東文化、10区で東海と史上初の3校途中棄権となった今大会、レースは山梨学院が2区モグスの区間新記録の走りでトップに立つと、小田原中継所まで山梨学院がトップを守ります。レースが大きく動いたのは5区。駒澤の安西秀幸と早稲田の駒野亮太が並走して山梨学院を追い、逆転。さらに駒野が安西をふり切り、早稲田が12大会ぶりの往路優勝を果たしました。復路に入ると7区、8区でじわじわと駒澤が前を行く早稲田との距離を縮めると、9区堺晃一が早稲田を逆転し、そのまま逃げ切って3年ぶり6度目の総合優勝を果たしました。さらに関東学連選抜が4位に入り、予選会からの出場枠が1校増えました。また東海の佐藤悠基は7区で15年ぶりに区間記録を塗り替え、3年連続区間新記録を達成しました。
832007順天堂大学(11時間05分29秒)再生ボタン関東学連選抜チームも正式参加となり、総合10位までに入れば、次の予選会で出場枠が1校増えることになりました。レースは、1区で東海の佐藤悠基が飛び出し、途中、痙攣を起こし、立ち止まるシーンもありましたが、1時間1分06秒の区間新記録でタスキを2区伊達秀晃に繋ぎます。伊達も区間2位の走りを見せ、、東海は小田原中継所までトップでタスキを繋ぎますが、5区で山の神が出現します。先頭の東海と4分9秒差の5位でタスキを受けた順天堂の今井正人は、前回大会で自らが樹立した区間記録を25秒塗り替える1時間18分05秒で走り、東海を逆転。順天堂が往路優勝を果たすと、復路でも9区長門俊介が区間賞を獲得。さらに10区松瀬元太が区間新記録の走りで逃げ切り、6年ぶり11度目の総合優勝を果たしました。
822006亜細亜大学(11時間09分26秒)再生ボタンこの大会から往路の小田原中継所の位置が変更され、5区が23・4キロと全10区間で最長となりました。レースは2区で山梨学院のモグスが11人抜きを見せ、トップに立ちます。3区では東海の佐藤悠基が7人抜きを見せ、11年ぶりに3区の区間記録を更新。最長となった5区に入ると6位でタスキを受けた順天堂の今井正人が駒澤、東海、東洋、山梨学院、中央の5校を抜いて区間賞を獲得。チームも65回大会以来の往路優勝を果たしました。復路も7区までトップを走る順天堂でしたが、8区の難波祐樹が脱水症状を起こし、スピードダウン。4位に転落してしまいます。また5連覇を狙った往路2位の駒澤は、8区でトップに立ちますが、9区で亜細亜の山下拓郎に抜かれると、10区でも順位を落とし、5位に終わります。9区でトップにたった亜細亜は、初出場から29回目の出場で初の総合優勝を果たしました。
812005駒澤大学(11時間03分48秒)再生ボタン前回大会2位の東海は、1区丸山敬三が区間賞を獲得すると、2区伊達秀晃、3区北澤賢悟、4区一井裕介、5区越川秀宣がトップでタスキを繋ぎ、出場33回目で初の往路優勝を成し遂げました。2位には30秒差で駒澤、3位は日大が入りました。また5区では順天堂の今井正人が史上初めて1時間10分を切る、1時間9分12秒で区間新記録をマークしました。復路に入ると、4連覇を目指す駒澤の7区糠谷悟が東海を逆転。9区塩川雄也も区間賞の走りでリードを広げ、駒澤が史上5校目となる4連覇を達成しました。2位には日体大、3位には日大が入り、往路2位の東海は6位に終わりました。
802004駒澤大学(11時間07分51秒)再生ボタン80回記念大会のため、関東学連選抜に代り日本学連選抜が出場し、20チームで開催された大会、1区でトップに立ったのは、鷲見知彦が抜け出し、日体大。2位には6秒差で駒澤が続きました。2区では東洋の三行幸一が8人抜きを見せてトップに立ちます。しかし、3区に入ると駒澤の佐藤慎悟がトップを奪うと、そのまま往路優勝。また2位には5区で中井祥太が5人抜きを見せた東海が入りました。復路でも駒澤が一度もトップの座を譲ることなく逃げ切り、2位の東海に5分57秒の大差をつけて、史上5校目となる3連勝を果たしました。また今大会から大会の創設者である金栗四三氏を讃えて金栗賞が創設され、5区で区間賞を獲得した日本学連選抜の鐘ヶ江幸治(筑波)が初受賞しました。
792003駒澤大学(11時間03分47秒)再生ボタンこの大会から出場枠が5校増え、シード9校と予選会を勝ち上がった10校、さらに関東学連選抜の20チームでの開催となり、今回から各校に1台の運営管理車が付き、監督・コーチが同乗して、助言を与えることができるようになりました。1区は1位から最下位までおよそ1分差でタスキを繋ぐと、1区18位と出遅れた順天堂は2区の中川拓郎が15人のごぼう抜きを見せました。往路を制したのは4区でカリウキの区間賞の走りでトップに立った山梨学院。2位には1分39秒差で駒澤が入りました。復路に入ると7区までに山梨学院と1分53秒差をつけられた駒澤が、8区の太田貴之が58秒差まで詰め寄ると、9区島村清孝が逆転。さらに10区北村政史が区間新記録の走りで逃げ切り、駒澤が2連覇を達成しました。
782002駒澤大学(11時間05分35秒)再生ボタン1区はトップ順天堂から最下位日大まで45秒差でタスキを繋ぐスローペースとなった往路は、2区で法政の徳本一善が右足ふくらはぎに肉離れをおこし、途中棄権する中、山梨学院がモカンバの好走でトップに立ちます。3区では早稲田が山梨学院を逆転。4区では駒澤の松下龍治が3人を抜いてトップに立ちましたが、5区では、神奈川が逆転の往路優勝を果たすなど、往路は全区間で先頭が入れ替わりました。復路に入ると、神奈川から23秒差の2位でスタートした駒澤が6区で神奈川を逆転すると、そのまま復路新記録の快走で逃げ切り、2大会ぶり2度目の優勝を果たしました。2位には、1区入船満、5区野口英盛、8区中川拓郎が区間賞をマークした順天堂。3位には2区原田正彦、3区森村哲、7区空山隆児が区間賞を獲得した早稲田が入りました。
772001順天堂大学(11時間14分05秒)再生ボタン1区は団子状態で1位から12位まで22秒差でタスキリレーが行われ、2区に入ると法政の徳本一善がトップに立ち、小田原まで法政がトップでタスキを繋ぎました。しかし5区で順天堂と中央が法政を抜きいて、芦ノ湖ゴール直前まで順天堂と中央の並走が続きましたが、最後は中央の藤原正和が抜け出し、中央が37年ぶりに往路優勝しました。復路は中央から8秒遅れでスタートした順天堂が6区で逆転。しかし7区、8区、9区と3区間連続で区間賞を獲得した駒澤が9区で順天堂を逆転し、17秒差をつけて、アンカーへタスキを繋ぎました。しかし、順天堂は3年連続でアンカーを任された宮崎展仁が駒澤の高橋桂逸をかわして、2年ぶり10回目の総合優勝を果たすとともに、史上2校目の三冠を達成しました。
762000駒澤大学(11時間03分17秒)再生ボタン法政は、1区の徳本一善が2位に1分5秒の差をつけトップに立つと、2区でも坪田智夫が2年連続区間賞の走りで後続を引き離します。4区に入ると、4位で受けたタスキを受けた順天堂の野口英盛が帝京、駒澤、法政を抜いて先頭でタスキリレー。しかし5区では、3位でタスキを受けた駒澤の1年生松下龍治が帝京、そして順天堂を抜いてトップに立ちました。その後、松下龍治は6位でタスキを受けた東海柴田真一に一時トップを奪われましたが、再逆転し、往路優勝を果たしました。前回大会9区で順天堂に逆転を許した駒澤は、9区に力のある西田隆維を配置。西田もその期待に応え、区間新記録をマークすると、10区高橋正仁も区間新記録をマークし、駒澤が出場34回目にして初の総合優勝を果たしました。
751999順天堂大学(11時間07分47秒)再生ボタン出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、三冠を目指した駒澤に対して、順天堂は、2区で三代直樹が71回大会で早稲田渡辺康幸作った区間記録を更新しトップに立ちました。しかし、駒澤は4区藤田敦史が区間新記録の走りで順天堂を逆転。5区も神屋伸行が区間2位のタイムで差を広げ、往路優勝を果たします。しかし、復路に入ると駒澤と1分50秒差でスタートした順天堂が、6区、7区で差を詰めると、9区高橋謙介が区間新記録の走りを見せて逆転。さらにこの大会からコース変更となった10区でも宮崎展仁が区間賞を獲得。10年ぶり9度目の総合優勝を果たしました。一方、駒澤は悲願の箱根駅伝総合優勝、そして三冠達成はなりませんでした。
741998神奈川大学(11時間01分43秒)再生ボタン早稲田は2区で梅木蔵雄が、駒澤の藤田敦史、順天堂の三代直樹のふたりを抑え、区間賞を獲得するなど、4区まで先頭。しかし、5区に入ると2位でタスキを受けた駒澤が9キロ手前で早稲田を抜き、トップに躍り出ます。しかし、その駒澤を、4位でタスキを受けた神奈川の勝間信弥が逆転し、往路優勝を果たしました。翌日の復路でも、神奈川の6区中澤晃が区間新記録をマークし、7区、8区でも区間賞を獲得した神奈川が、一度もトップの座を譲らず、往路、復路ともに制し、2大会連続総合優勝を成し遂げました。
731997神奈川大学(11時間14分02秒)再生ボタン前回の大会で途中棄権し、予選会からの出場となった神奈川が29度目の出場で初の総合優勝を果たしました。予選会から総合優勝優勝したのは、箱根駅伝史上初めてでした。 さらに2位にも前回大会で途中棄権し、予選会からの出場となった山梨学院。 また復路では6区、8区、9区で区間新記録が誕生し、8区の山梨学院古田哲弘が打ち立てた1時間4分5秒という記録は今だに破られていません。また、この大会からレース途中での給水が認められました。
721996中央大学(11時間04分11秒)再生ボタン優勝候補に挙がる4強のうち、神奈川と山梨学院がともに4区で途中棄権してしまい、早稲田と中央の優勝争いとなったこの大会。往路は早稲田が2区の渡辺康幸でトップにたつと、5区小林雅幸が区間新記録の快走を見せ、12回目の往路優勝を果たしました。復路に入ると、2分15秒差でスタートした中央が、6区工藤利寿で早稲田を逆転し、さらに16秒差をつけて7区へ。7区で早稲田に一時逆転を許しましたが、8区の川波貴臣が区間新記録の快走で早稲田を突き放し、大手町へ。中央が6連覇して以来、32大会ぶり14度目の総合優勝を果たしました。
711995山梨学院大学(11時間03分46秒)再生ボタン連覇を狙う山梨学院は、1区の中村祐二が区間賞を獲得して、トップでタスキリレー。追う早稲田は、2区渡辺康幸、3区小林正幹、4区小林雅幸が3連続区間賞をマークして山梨学院を逆転。往路新記録となる5時間29分26秒で11度目の往路優勝を果たしました。復路では、トップ早稲田と1分47秒差でスタートした山梨学院が、6区11キロ過ぎで藤脇友介が早稲田をとらえ逆転。8区で再び早稲田が山梨学院を逆転しましたが、9区で山梨学院が再逆転。最後は10区の瀬戸優之が逃げ切り、2年連続3度目の総合優勝を果たしました。また復路優勝は中央で、往路、復路で優勝がなく、総合優勝したのは、箱根史上6度目の快挙でした。一方、順天堂が10区で途中棄権し、32大会続いたシード権を失った大会でもありました。
701994山梨学院大学(10時間59分13秒)再生ボタン第70回を記念して出場枠が20校となったこの大会、連覇を目指す早稲田が1区・渡辺康幸の区間新記録の快走でトップにたったものの、2区で山梨学院のステファン・マヤカが逆転。さらに3区中村祐二がリードを広げると5区でも下山一彦が区間賞を獲得。山梨学院は5時間30分22秒の往路新記録で、往路優勝復路一斉スタートは、16校にも及びました。翌日の復路に入っても山梨学院がリードを守り、アンカー尾方剛が総合タイムで初めて11時間を切る10時間59分13秒でゴールテープを切りました。