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皆さんは「1日前プロジェクト」をご存知ですか?
過去の災害時の教訓を生かして、
やがて発生するであろう大きな災害のときに
大切な命を守るための「備え」で、
次のような手順で行い、家族や職場
さらには地域を守る活動につなぎます。
まず、リーダーとなってくれそうな数人が
過去の自然災害(地震・水害など)の中から対象を選びます。
↓
その災害の被災経験者や災害対応経験者に声をかけます。
↓
皆が集まれる時間と場所を設定します。(普通2時間ぐらい)
↓
録音機を回しながら、なごやかな雰囲気の中で当時を
思い出しながら、体験したこと・感じたことを話し合います。
↓
終了後、「教訓」や「知恵」につながる部分を拾い出す。
↓
テープ起しなどを基に、タイトルを考え、「物語」にします。
物語は400字前後で、語り口調を残します。
物語の情景を表現する写真やイラストがあると効果的
↓
作成した「物語」を地域や職場の人たちに読んでもらいましょう。
災害の教訓は防災の教本です。
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「施政方針演説」と「所信表明演説」の違いをご存知ですか?
毎年1月に召集される「通常国会」。
この冒頭で総理が行うのが「施政方針演説」で、内閣の基本方針を説明します。
これに対し、「所信表明演説」は
「総理が交代した場合に総理自身が国政への考えを示すもの」です。
一番の違いは「施政方針演説」が内閣全体の方針を示すのに対し
「所信表明演説」は文字通り、総理自身の考えを示すということ。
さて、先日行われた菅総理の「施政方針演説」を聴きながら
ちょっと驚いたことがあります。。
実は「施政方針演説」にはセオリーがあります。
歴代の総理は「格言」や「史実」を引用して
メッセージを解りやすく印象的に伝えようとしてきました。
有名なところでは、小泉元総理の「米百俵」があります。
鳩山前総理はガンジーの慰霊碑にある「七つの社会的大罪」を引用しました。
もちろん「引用すれば良い演説」というわけではありませんが
これらの「引用」には、総理という人間が、これまで「何に触れ」、
「何に学んできたのか」「何を理想とするのか」を示す効果があります。
ところが、菅総理の施政方針演説には、それらがありませんでした。
演説とは
「相手の心に自分のメッセージを響かせる技術」です。
あの演説を聴いて国民が前向きな気持ちになれるでしょうか。
政権の持つ「理想」が伝わりましたか?
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先週、在京政治部長会として第2次菅改造内閣の経済財政担当大臣に
就任した与謝野馨大臣と会食をし、話を聞きました。
この会は大臣からの呼びかけに応えたものです。
就任早々、新聞各紙、テレビ&ラジオキー局各社、
そして通信社の政治部長らと会食を設定することを大臣の「やる気」と見るか、
「あせり」と見るか、ですが,ベースにあるのは後者でしょう。
***
与謝野大臣の「あせり」はふたつあります。
①たちあがれ日本からの離党、そして入閣という行動に至った「思想」を
いかに理解してもらうか、という「あせり」。
②入閣したからには粉骨砕身、取り組まなくてはならない「消費税率引き上げ」
という直近にして最大の政治課題の実行に関する「あせり」。
①についてはどうあっても中々理解しがたいでしょう。
会で与謝野大臣は、昨夏の参院選で菅総理大臣が突然高らかに打出した
「消費税率10%」をもって、
菅総理が国を思う真剣さに心を打たれたとおっしゃった。
与謝野大臣は自民党時代から消費税引上げ論者であることは周知であり、
国家の財政を破綻させないために消費税問題に真剣に取り組む!
という政治家としての気合は「少し」感じます。
でも、だからと言ってなぁ・・・、という印象です。しかも菅総理は参院選惨敗の後、
自身の「消費税」発言を参院選敗因だったと公言して、
「消費税」論議については見事なくらい口を閉ざしたのは記憶に新しいところです。
そして今また通常国会の施政方針演説で「最小不幸社会」実現に向けて
消費税率と社会保障の問題を政治課題の3本柱の一つとして打出してきました。
与謝野氏は菅総理に消費税議論の批判の盾、あるいはスケープゴートとして
迎え入れられたという見方は決して「穿った見方」ではないと思います。
また、与謝野氏が政治家として「与党」に身を置くこと、
そして「大臣のイス」に座すことに価値を見ているという「予測」も
あながちはずしてはいないでしょう。
しかし、何たって去年、与謝野氏が上梓した本のタイトルは
「民主党が日本経済を破壊する」です。
やはり客観的に見れば誰も理解できない入閣であり、
氏の思考はスパイラルしています。
きのう開会した通常国会で自民党から「よその大臣!」と
揶揄られた与謝野大臣。
自民党としては一昨年の衆議院選の選挙区で敗れ、
比例で復活当選した与謝野氏を受け入れる事は感情的にまずありえない。
150日間続く通常国会で議論の中心となるであろう
消費税と社会保障の問題において「よその大臣」は
議論のサークルの中には決して存在しえない大臣と言えるでしょう。
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民主党の小沢元代表。
強制起訴されるのはいつか・・・
通常国会がきのう召集され、
明日から本会議が始まる谷間のきょう、
もしや・・・
~という読みがある中、
裁判所横の掲示板には「絵撮り」のために
スタンバイする記者

~ではなく、脚立が。 正午現在の写真です。
(ガラスに、撮影してくれたTAKUYA記者の姿が映ってますね!)
報道の仕事は「待つ」ということも大事なんです。
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今日から、第177通常国会が開会。
衆参本会議では、総理の施政方針演説のほか、
外務、財務、経済財政担当大臣の演説も行われました。
☆ ☆ ☆ ☆
先日、超党派の国会議員らが、
「国会で品位の無いヤジはやめよう」と訴えていましたが、
その声は届いていないようでした。
とくに酷かったのは、与謝野大臣のとき。
笑ってしまったのが・・・
与謝野じゃなくて「よその大臣~!」
☆ ☆ ☆
会期は、6月22日までの150日間。
先が思いやられます。
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会社更生法の適用申請からちょうど1年の日本航空。
そんなきょう、先月に整理解雇されたパイロットたちが「解雇は無効」として提訴。
一方で、4月以降導入する新しいロゴマークも発表になりました。
懐かしいと感じる方も多いであろう、「鶴丸」の復活です。
会見で大西社長は「過去への回帰ではない。JALの原点・初心のシンボルとして採用した。
再生ではなく、新生JALを作っていく」と声を張りました。
ところで。この復活した「鶴丸」ロゴ。実はかつてのものと、少し違いがあります。
「JAPAN AIRLINES」の字体が変わったのはわかりやすいですが、他にも・・・・・
①鶴の身体に書かれた「JAL」の字体が変わった
②翼の切り込みが、「深く、太く」なった
スピード感、どっしりしている、インパクトを表現したかったそうです。
①は気付いても、②はさすがにわからないですね・・・。
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1995年1月17日午前5時46分、
兵庫県神戸市を中心に全国広い地域で揺れを感じた地震が
「平成7年兵庫県南部地震」でした。
そうです、その地震があの「阪神・淡路大震災」なんです。
その日も、私は四谷の文化放送2階のJスタジオで
毎朝の生放送番組「1134の民夫です」を担当していて
そのときの揺れを感じたことを忘れられません。
当時、成人の日が1月15日で日曜日と重なったため
16日月曜日が、振り替え休日となり、連休明けの
17日火曜日、仕事に出かける人々や学校に出かける
子供たちが、そろそろ起きようかという時間帯でした。
このときの被災で多くの尊い人命が奪われたほか
神戸という街とインフラが破壊され、経済的にも
大きな損害が生じました。
現在、いつ・どこで・どの程度の規模の地震が起きるか
事前に察知することはできません。
だからこそ、災害が起きたときの備えを完全なものに
しておきたいものです。
愛する人・家族を守るためにも・・・
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1月17日が何の日か、みなさん覚えていますか?
1月17日は「防災とボランティアの日」
1月17日は「阪神淡路大震災」が発生した日
1995年1月17日午前5時46分
今年も神戸市の東遊園地では、竹筒にろうそくが立てられるのでしょう。

(こちらの写真は去年の模様です)
1月17日には、文化放送でも「阪神淡路大震災」の記憶を風化させないために
「邦丸ジャパン」内で、私が取材してきたことの話をいたします。
ぜひ、聴いてください。
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本日午前10時の「報スポ」
報道制作部は組織替えでスポーツ部と統合し
「報道スポーツセンター」となっています。
与謝野薫氏 離党へ
民主党大会開催
目黒夫婦殺傷事件・・・
記者たちはすでに現場へ。

箱根駅伝を無事終えたスポーツの面々。
「佑ちゃーーん がんばってーーーーー」
鎌ヶ谷詣でも始まり、1年中忙しい。
それにしても
手書きのお知らせが何とも可愛い・・・・
と思いませんか?
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「相棒」「踊る大走査線」・・・刑事ものは今でもドラマの定番ですね。
僕の世代ですと、「太陽にほえろ」なのですが、あなたはいかがですか?
・・・ところで、刑事ドラマが定着する以前に
今では考えられないような警察もののドラマがありました。
それは1957年から1964年にかけて放送された
「こちらダイヤル110番(ひゃくとおばん)」です。
今のドラマは「この物語はフィクションです」との注釈がつきますが
「ダイヤル110番」では
「このドラマは事実に基づいて構成され、
資料は全て、警視庁、警察庁、全国警察から寄せられたものです」
セミ・ドキュメンタリーだったのです。
今のように刑事ドラマが普及していない時代でしたから、
このドラマを見て警察の科学捜査を知ったかたも多かったようです。
実は、このドラマの最大の功績はほかにあります。
このドラマが始まる3年前、1954年に実現したのが
全国統一ダイヤル「110番」でした。
これを全国に認知させた、という功績を称え
放送開始翌年には警察庁長官がスポンサーに感謝状を贈っています。
そもそも「ひゃくとおばん」という読み方自体、
このドラマが作り出したものです。
1月10日は「110番の日」でした。
警視庁では、AKB48の前田敦子さんが
一日通信指令本部長に任命され、模擬通報を受理する
デモンストレーションを行いました。(画像参照)
現在、110番通報のうち、
緊急通報では無い、相談の電話が3~4割あるといいます。
しかし、家庭内暴力やストーカー被害などは
深刻な結果を招きかねません。
一人で抱え込まないことが大切です。
警察庁は、こうした電話相談の場合は
全国共通の短縮ダイヤル「#9110」の利用を呼びかけています。
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週刊漫画サンデー(実業之日本社刊)で
昨年12月21日から連載が始まりました「ピン・マイク」(作;高田康彦)
というマンガは文化放送が取材協力をしています。
「ピン・マイク」の舞台は"ラジオ東都"という架空のラジオ局の報道部です。
主人公のピンさんは、どちらかというと「ヒマネタ遊軍」、
報道部ではベテランですが街取材が大好きで、いわゆる「一面もの」のニュースには
いささか関心が薄い記者という設定です。
そのピンさんが遭遇する意外な大事件とは!? と、いった感じの作品です。
かなり面白いですよ。
もちろんフィクションですので、STORYはドラマチックすぎるところもありますが、
スタジオシーンや報道部のフロアレイアウトや中継車、マイク、ICレコーダー、編集機などは
リアリティ十分です。
***
でも
文化放送報道Gにはデスクの「ビンちゃん」はいますが、彼がマンガの主人公「ピンさん」の
モデルではありません(笑)。
よろしければ書店・コンビニでお買い求め下さい。

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はとバスガイドの成人式が明治神宮で一足早く行われました。
普段は仕事がら決してできないつけ爪につけまつげ・・・
精一杯のおしゃれをした23人のバスガイドさんたちでした。
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1月、警視庁では「武道始」があります。
各部ごとに行われ、キャップ宛に部長名で
案内状が届きます。

剣道に柔道。
各部の精鋭たちが真剣勝負する中、
いくつかの部では同時に、記者たちとの親善試合も行われます。
ケガのことも考慮し、剣道での試合ですが、
全く経験したことのない記者も多数参戦。
なので、毎年、年明けからみっちり(?)稽古。
今年もすでに始まっています。
弊社の記者たちもこれまで何回ともなく参戦、
その名残で記者クラブには竹刀が数本、置かれてます。
あ、私ですか??
この歳では無理でしょう・・・。
来年は、やぎした記者を投入します!!
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菅総理の年頭の記者会見が行われました。
「ことしを『平成の開国元年』にしたい」
仮免許を卒業して力強く意気込みを語った菅総理、
さらに消費税率引き上げ議論にも触れた上で
「私の年頭に解散の『か』の字もない」と自信をにじませました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
対抗姿勢を強める野党、
問責を受けた仙谷官房長官らの処遇は???
小沢元代表の出処進退に言及で深まる党内二分状態・・・
ねじれもあいまって、来年度予算成立の見通しにも暗雲が立ち込めています。
関連予算成立を駆け引きに話し合い解散か、それとも内閣総辞職?
2011年の国会は、幕開けから波乱、混乱、乱戦もようです。
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あけましておめでとうございます。
今朝、6時半ごろの東京湾です。少しずつ空が明るくなってきました。
静かだったスタジオフロアも、続々と駅伝中継のスタッフが出社してきました。
年中無休の放送局らしさを改めて実感させられます。
今年もよろしくお願いします!
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2011年の幕が開きました。先行きが展望できない景気、信頼という言葉が思い浮かばない民主党政権、
無差別殺傷犯罪に象徴される社会構造の歪み、
と残念ながら「閉塞感」がつきまとう1年のスタートです。そんな中、我々文化放送報道グループは
今年もマイク一本でニュースの核心により肉薄し、取材活動に邁進します。
ラジオメディアの役割として「正確で迅速、偏りのないニュース送出」を心掛ける姿勢に
揺るぎはありません。
また、ニュース以外の番組にも部員が積極的に出演し、伝えきれなかった
ニュースの裏側や記者としての思いや意見も語っていきます。
是非、ご期待下さい!
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さて、文化放送報道制作部は昨年12月1日付けでスポーツ部と統合し、「報道スポーツセンター」という
組織名称になりました。
オリンピックやサッカーワールドカップは言わずもがな、
プロ野球や大相撲、Jリーグやマラソン・駅伝など、スポーツそのものも「ニュース」です。
みなさまには、より充実したスポーツ関連のニュースをより熱くお届けしてまいります。
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なお、このブログ~「パレードのあとで」は旧報道制作部が報道スポーツセンターの
"報道グループ" として引き続き担当致します。
今年一年、どうぞよろしくお願い致します。 報道スポーツセンター部長 関根英生
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文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。
その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。
それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。
