「撤回しても脅した事実は残る」勅使川原真衣が政治家の幼稚性を批判
フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄 ラジオマガジン」(文化放送)。10月7日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、ミュージシャンのダースレイダーを代打パーソナリティに据え、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が、政治家の「幼稚性」などについて痛烈批判した。
勅使川原真衣「『幼稚だなぁ、大人なのに』って思う人、結構多いなと思ってこの話題に入りたいと思います。
幼稚性って、子供っぽいっていう意味とは違うのかなと私はまず思ってます。『子供っぽい』って子供に失礼じゃないですか?」
ダースレイダー「子供は別に子供でいいわけですからね」
勅使川原「そうなんです。子供が知らないことがあるのは当たり前だし、わからないことがあるのは当たり前なんですけども、どちらかというと大人の場合の問題は、自分の言動に疑いを持たずに、しかもいろんな苦行とか愚行も過去にやってきているのに、それを勝手に禊いだと言ってなかったことにするなどして、世界の複雑性に向き合うこともなく、『むしろ私をもっと分かってくれ』と、『皆さんのご理解に期待したい』とか、そういったところで突っ走るような様子を、幼稚性と定義したいと思います」
ダース「『誤解を与えた』としたならっていうのと、一緒ですよね?」
勅使川原「それですよね、全くその通りです。こちら政治家で見るだけでも枚挙に暇がありませんで、ちょっと一部列挙していきたいと思うんですけど、まず筆頭は高市総理なのではないでしょうか。このラジマガって昔のことを蒸し返すいい番組ですので、私も蒸し返させていただきます。
2002年、テレビ番組の『サンデープロジェクト』があった時ですね、日本の戦争は侵略戦争って言っていいと思いますけども、田原総一朗さんから『自存自衛というふうに見ていいのか?』っていうふうに高市さんが聞かれたら、『えっとまあ、そうですね』みたいな。『えっ!?』ってなって、田原さんは『満州事変もか?』って聞くんですよね。
高市さんは『満州事変も含めて、ということですね』と聞き返したうえで、『当時は植民地政策が当たり前に行われていて』といった趣旨の説明をします。これに田原さんは激高し、『幼稚極まりない』『そんな無知が国会議員やってるのおかしい』と激怒したんです。番組を止めかねないほどの剣幕でした。これ20数年前の話ですけども、どうですか?」
ダース「そこでやっぱり幼稚っていう言葉が出たわけですよね?」
勅使川原「出ましたよね。で、やってることは本当にあんまり変わってないなっていう気がするんですよね」
ダース「僕ね、高市さんの歴史認識って、多分その頃から変わってない可能性が高いと思うんですよね」
勅使川原「本当そうですね。その時点でも分かってないことが多かったですけども、アップデートもされてないような気が確かにします。不都合な歴史であるとか異論を前に、自分の説明を直せないという幼稚性の表れかと思います。
そしてやっぱり簗さんですよね。簗農水大臣の発言、もうこちら面倒なんで言いませんけども、10月5日に本人は発言撤回して謝罪してますが、撤回でどうにかなる話ではないですよね。支持と公共予算を結びつける発言っていうのは、もう一発アウトだと思います。
発言って『覆水盆に返らず』なので、やっぱり知性ある大人って、端から言動に慎重になるんじゃないんですか」
ダース「まあ特にね、僕やっぱり今回の簗さんの発言って、いわば脅しですよね。『自分を支持しなかったら予算が削除されますよ』っていう明確な脅しをかけてて。僕ね、脅しって撤回してももう『脅した』っていう事実は残っちゃうので、言葉だけをふっと片付けても『この間脅したけどなかったことに』って、それは脅された側はそう思いませんよ」
勅使川原「武田砂鉄さん流に言うと『イキリ』っていうことだと思うんですけど。こんな『イキリ』に知性が乗っ取られたような人に権力を持ってほしくないなと思います」
この後も、勅使川原真衣さんは政治家の幼稚性や選挙の問題性などについて批判しています。気になる方は、radikoのタイムフリーでご確認ください。
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