【アナコラム】高橋将市「箱根駅伝予選会のお話」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼10月30日配信号 担当
高橋将市アナウンサー
文化放送は大学三大駅伝(出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝)をラジオ局で唯一全て中継しています。
今月12日に行われた出雲駅伝は、早稲田大学が圧倒的な強さで16年ぶり3回目の優勝を飾りましたが、まだその余韻も残る17日の土曜日、第103回箱根駅伝予選会が東京・立川市で行われました。
今年は45チームが参加。本戦に出場できる上位10チーム入りを目指して、それぞれのランナーが今までの練習の成果、熱い思いをぶつけました。
文化放送の取材チームは当日朝7時に立川駅へ集合。
立川駅のコンコースには出場各チームの上りが飾られており非常に壮観!記念撮影をする駅伝ファンも多く見られました。
レースは昭和記念公園に隣接する自衛隊立川駐屯地をスタート、途中立川市街を走り最後は昭和記念公園内でゴールする、21.0975キロメートルのコース。
ハーフマラソンの距離を走ります。暑熱対策で数年前からスタート時間が1時間繰り上がり午前8時30分となりましたが、それでもスタート時点で気温は17.8℃とやや高め。
途中から日射しも強くなってきました。1年生でエントリーしたランナーはこれが初のハーフマラソンの選手も多く、タフな環境の中でレースは行われました。
我々はレース中、結果発表の場となる昭和記念公園内「みんなの原っぱ」に設けられた特設ビジョンなどでレースを見ながら、各チームの上位10人通過順とその後発表される総合順位をチェックしていき、それぞれの取材担当チームを決めていきます。フィニッシュが近づくにつれてスタッフの緊張感も高まります。
そして結果発表の時。今回も悲喜こもごもの表情が見られました。私は7位で予選を通過した大東文化大学を担当しましたが、チームはトップ通過を目標としていただけに、真名子監督にお話を伺った時も、監督からは予選を通過した喜びよりではなく「このままではシード権獲得は厳しい」という危機感が感じられました。
去年17秒差で本戦に届かなかった法政大学は、10位でチームの名前を呼ばれた瞬間に歓喜する選手、号泣する選手と様々な感情が爆発していました。
この1年間を思えば当然かと思います。本戦の切符を手に入れたチームも、これからが始まりです。これから本戦に向かっていく選手たちの姿を、文化放送でもしっかりお伝えできればと思います。


