【アナコラム】高橋将市「日本代表の戦いに負けないくらい」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼6月26日配信号 担当
高橋将市アナウンサー
サッカーの北中米ワールドカップ。日本中が日本代表の戦いに沸いています。文化放送は森保ジャパンの戦いを大会期間中全て実況生中継でお送りしますが、私も実況を担当します。
担当するのはノックアウトステージ第1戦。このメールマガジンが配信される頃にはGS(グループステージ)通過チームがはっきりしていると思いますが、日本は果たしてグループFを何位で通過するのか?GS第2戦のチュニジア戦が終わった時点で突破はかなり有望ですが、この文を書いている時点でまだ確定ではありません。日本時間の26日に予定されているスウェーデン戦で、最低でも引き分け以上を祈るのみです。
サッカーワールドカップの実況に関わるのは今回が初めてです。しかもこれが8年ぶりのサッカー実況。日々の業務をこなしながら、実況練習や資料作成も含めできることを必死にしています(大汗)。
サッカーは人とボールが常に動き、攻守が一瞬で入れ替わるため、野球実況とは違った難しさがあります。ラジオ実況で苦心するのは人とボールの場所をどのように言い表す点。ピッチの中でハーフウェーラインに近いのか、ゴールエリアに近いのか、あるいはその間なのか。いろいろ試してはいますが、あまり細かく言い過ぎてもかえって伝わらず、かなり工夫が必要です。
今大会は出場国が48カ国に増えたため、ノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出できるのも32チームになりました。グループFの日本がそこで戦う相手がどこになるのか?実況を担当する私としては大いに気になる点です。グループFで3位になった場合、グループA・B・D・E・Iの各1位通過チームと対戦する可能性があります。2位以内に入った場合はグループCの1位または2位チームと対戦します。私が想定しているのはブラジル・モロッコ・メキシコ・スイス・アメリカ・ドイツ・フランスの8カ国。チュニジア戦が終わった時点で2位以内通過の可能性が高くなり、そうなるとC組のブラジル・モロッコの可能性が強くなったかな…と思っています。
ブラジルは過去のワールドカップ全大会に出場している「サッカー界の王様」。ただ優勝自体は2002年の日韓大会から遠ざかっています。今回のチームも隙が全くないわけではなさそうです。今大会を見ていてもクーニャ・ヴィニシウスの両FWは強力です。モロッコは攻守のバランスが取れた堅守速攻のチームで、前回カタール大会ではベスト4に進出しました。両サイドバックのハキミとマズラウィ、18歳のMFブアディ、縦横無尽にピッチを走り回るブラヒム・ディアスと、試合を見てもブラジルより手強い印象です。
この文章を書いている時点で必ず試合の実況があるかどうか、さらに試合日時も確定していませんが、日本代表の戦いに負けないくらい熱い実況でお送りします!