高市早苗首相は関与を否定。政治家への誹謗中傷動画、告発の理由は「仲間割れ」か

高市早苗首相は関与を否定。政治家への誹謗中傷動画、告発の理由は「仲間割れ」か

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ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、5月11日の放送にジャーナリストの二木啓孝が出演した。『週刊文春』が報じる、高市早苗陣営による、自民党のライバル政治家、野党の政治家へのSNSでの誹謗中傷動画の問題について語った。

鈴木純子(文化放送アナウンサー)「(政治家への誹謗中傷動画の報道について)5月8日の参議院本会議で高市総理は関与を否定し、きょう(5月11日)も高市早苗首相は『秘書を信じる』と発言しています。(『週刊文春』の記事を紹介)」

長野智子「どんどん実名が出てきています」

二木啓孝「『週刊文春』にね。振り返りますと、去年の自民党総裁選、下馬評で高市さんは3位でした。1位が小泉進次郎さん、2位が林芳正さん。途中から林さんと小泉さんの誹謗中傷の映像が、特にTikTokで猛烈に出てきた。『高市さんはすごい』みたいなものも出てきた。いま文春が2週にわたって報じている。この問題について実名で告発している人、何者か。暗号資産で、サナエトークン(SANAE TOKEN)って聞いたことがあると思います」

長野「はい」

二木「ブロックチェーンを使って運用する。サナエというように、高市さんの名をつけた。アメリカでもトランプという名をつけた暗号資産が売れた。サナエトークンが出たとき、1日で時価総額が40億ぐらいに達した。すごいぞ、となったけど、高市さんが『私とは関係ない』と言って、ストンと下がって。6億円ぐらいになって、1週間ほどで頓挫した」

長野「はい」

二木「この人が実名で告発した松井(健)さん。高市さんの第一秘書の木下(剛志)さんと、ずっとこの問題、あるいは去年の誹謗中傷のSNSなど、松井さんと木下さんが組んでいたと。ところがサナエトークンをめぐって金銭トラブルが起きた。松井さんが頭にきて、『こんなことをやっていた。やらされていた』。それが高市陣営の流したとされる動画です」

長野「仲間割れですね」

二木「それでも高市さんは、秘書に聞けばやっていないと。きょうの委員会でも『秘書を信じる』。信じるんじゃなくて、事実関係でしょう、というね。いま自民党の中では誹謗中傷を含めたSNSのことは規制しようじゃないか、と話している。その総裁が高市さんです。どうするわけ、という。それが大体の流れです」

長野「総裁選のときって小泉陣営も、高市さんに『ビジネスエセ保守』みたいなことを」

二木「やっていた。それもバレて『ごめんなさい』した。そして今年の初めの衆議院選で、また同じ手口が出た。今度は野党攻撃なんですね。岡田克也さんの名を出して動画で『息を吐くようにウソをつくミスター真面目』。枝野幸男さんのことは『政局ゲームに興じるプロのクレーマー』。私は、もし高市さんが秘書を信じる、まったくしていない、というなら『週刊文春』の記事は名誉毀損でしょう。なんで訴えないのか、と」

長野「そう思いますよ」

二木「林芳正さんは高市政権を支えるから、口に出しにくいだろうけど。それなら高市さんは、きょうにでも『事実無根。法的措置をとる』と言ってもいいはず。だけど言わない」

長野「総裁選は公職選挙法の対象ではない。衆議院選は関わってくる。違いはありますか?」

二木「あります。総裁選はいくらお金をかけてもかまわない。昔はバンバンお金が飛びかう、みたいなことが起きて。公職選挙法が関係ないから。いまは現金がそうは飛ばないけど、SNSでこうしている。総裁選はある意味でモラルの話だけど、衆議院選は公職選挙法が関わるから、名誉毀損になってくるわけです」

「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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