デジタルオーディオ広告とは?その可能性に迫る!_デジタル×オーディオの広告戦略とは

デジタルオーディオ広告とは?その可能性に迫る!_デジタル×オーディオの広告戦略とは

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2022年2月7日の放送では、株式会社radiko業務推進室次長の小平誠さんと、第一三共ヘルスケア株式会社マーケティング部北條秀明さんにご参加いただき、「デジタル×オーディオの広告戦略とは」について熱いトークが繰り広げられました。
2018年を元年とし、デジタルオーディオ広告市場は今後さらに大きくなっていくと思います。今まではスマホの視覚情報の奪い合いでしたが、音声広告はプラスαの領域でコミュニケーションを取ることができます。また動画広告など様々なメディアと組み合わせることで、未来があると感じています。

インターネットの普及で、誰でも簡単に動画やゲーム、漫画などの視覚系メディアを利用することができるようになりました。そして今や世の中には文字や映像など視覚に訴求する情報が溢れ、視覚の可処分時間は殆ど残されていないと言われています。
一方で、そことは一線を画する音声コンテンツはまだまだチャンスがあると言われています。ワイヤレスイヤホンやスマートスピーカーの普及、音楽配信サービスのクラウド化の流れから、耳の可処分時間を有効に使いたいという需要が高まり、さらにその勢いはコロナ禍で加速しています。

デジタルオーディオ広告_radiko月間ユーザー数や日本国内の音楽配信サービス利用者数推移予想

実際に、スマホやパソコンからラジオが聴けるサービス「radiko」によりますと、月間ユーザー数はコロナ禍以前の2020年2月から約1ヵ月の間で約150万人増加し、900万人を超えたとのことです。また、ICT総研の調べによりますと、2019年末時点で日本国内の音楽配信サービスの利用者数は推計約2,160万人、さらに2021年末には2,590万人、2022年末に2,770万人、2023年末には2,930万人に拡大すると予測されています。
この流れと連動して、聴覚からアプローチする音声広告が少しずつ拡大しているのです。

 

デジタルオーディオ広告とは

デジタルオーディオ広告とは_ラジオ広告との違い_音楽ストリーミング配信、インターネットラジオ、音声メディアへの出稿広告のこと

デジタルオーディオ広告とは、テレビや新聞、雑誌、インターネットメディアへの広告出稿とは異なり、Spotify、radiko、Podcastといった音楽のストリーミング配信や、インターネットラジオ音声メディアへ出稿する広告のことを指します。

従来は音声による広告としてラジオ広告がありましたが、デジタルオーディオ広告とは呼ばれていませんでした。その違いは、ターゲティングできるかどうかです。
ラジオ広告では、差し込まれる広告が決まっているため、誰が聞いても同じ広告が流れます。一方、デジタルオーディオ広告は、聴取しているユーザーの属性や趣味嗜好に合わせて広告を差し替え配信します
つまり、同じラジオを聴いていても、ユーザーに合わせた最適な広告を届けることができるのです。

 

デジタルオーディオ広告の3つのメリット

デジタルオーディオ広告のメリット_ラジオ広告との違い_ターゲティング、完全聴取率の高さ、ブランディング力の高さ

1.ターゲティング
1つ目は、前述した通りターゲティングができる点です。性別や年齢、位置情報、過去の閲覧履歴など、様々な情報からより細かくパーソナライズされた広告配信が可能で、届けたい情報を届けたいユーザーに的確に届けることが可能です。

2.完全聴取率
2つ目は、完全聴取率の高さです。YouTubeなどでスキップできてしまう動画広告とは違い、Spotifyやradikoのようなオンデマンドの音声アプリの場合は音声広告をスキップすることができません。
そのため、配信した広告を最後までユーザーに届けることができ、伝えたい情報を確実に伝えることができます。

3.ブランディング力
3つ目は、ブランディング力の高さです。Nielsen Media Labの調査では、一般のウェブサイトのディスプレイ広告に比べ、ブランド想起、購買意欲、広告理解全てがアップしたという調査結果が出ています。また、BBCの調査では、何かをしながら聴取する「ながら聴き」は、ブランドへのエンゲージメントを向上させることがわかっています。

 

デジタルオーディオ広告の今後

デジタルオーディオ広告は、ターゲティング性能の向上や、出稿できる媒体の増加で、今後さらに市場拡大が見込まれています
さらに、デジタルオーディオ広告で接触したユーザーに、ディスプレイ広告や動画広告でリターゲティングするなど、別の広告チャネルと連動した広告運用も可能です。このように、様々なメディアと組み合わせることで、新たな可能性が生まれてくると期待されています。

 

まとめ

新型コロナウイルスの影響もあり、今後ますます音声コンテンツへのニーズは高まっていくと考えられています。企業やブランドからも、面白い音声コンテンツが生まれてくるかもしれません。
皆さんも「視覚」ではなく「聴覚」の可能性に期待していてくださいね。

 

ゲスト紹介

小平誠さん
web制作会社を経て、2017年に広告会社に入社。デジタル広告のプランニングとバイイングを担当。2018年9月より株式会社radikoに参画し、現在は業務推進室次長として、radikoオーディオアドの開発・運用、セールスに関する業務を担当。

北條秀明さん
2018年、第一三共ヘルスケア株式会社に入社。入社当時よりマーケティング部広告宣伝グループとしてデジタルを中心に、ブランドプロモーション全体を担当。オウンドメディア運営や、ECサイト支援、SNS運用など、ブランドに紐付かない領域に関しても担当。

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