「配属先が……」「学校が……」4月ガチャ、当たらなくても心配なし!?

「配属先が……」「学校が……」4月ガチャ、当たらなくても心配なし!?

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4月19日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「4月ガチャ」をテーマにお届けした。配属が希望どおりになる、ならない、保育園選び、部活、サークル選びなど、4月からの生活がその先を左右することも多い。主に「希望通りのスタートを切れなかった」人に向けてノンフィクションライターの石戸諭、哲学研究者の永井玲衣、西川あやのが語り合った。

西川あやの「石戸さん、毎日新聞の新入社員時代はどうでした?」

石戸諭「希望が通ったことが1回もない(笑)! 東京に近いほうがいいと思ったから仙台や横浜とかに行きたいと思っていた。でも全国紙やNHKの記者職とかって、基本的に全国配属だから、47都道府県、都市部なのかどうかを含めて、それこそガチャなわけですよ。希望を3個ぐらい書けたかな、初めてが岡山支局って『え? 書いてないじゃん』って」

永井玲衣「なんで聞くんだろう?」

石戸「聞かなきゃいいじゃん、と思うんだけど、一応、家族の事情とか。諸般の事情で『そこに行かなければいけない』みたいなのがあれば……」

永井「介護しなければいけない家族がいる、とか」

石戸「大学や出身地とは違う、その人が生活していないところ、それで新人の空きが出そうなところ、っていうのが配属のポイントになってくる。でも僕はほとんどガチャで決めていると思う(笑)」

西川「予想ね! 石戸さんの予想(笑)。石戸さんはいま岡山愛がもうすごく強いんですよ。でも最初は希望どおりにいかなかった。気持ちや生活をどう切り替えていったんですか?」

石戸「そうは言っても仕事やらなきゃいけないんだもん。というのがあるから、もう『習うより慣れろ』の世界でしたよ」

西川「目の前に向き合うことによって愛が生まれていた、という?」

石戸「愛がというか、しょうがないもんな、という感じです、僕は。目の前にある『やること』をやるしかない、というのが現実だったから」

西川「永井さんは学生からの相談もよく受けるそうで」

永井「私は大学受験(の生徒)の場合ですけど、いまの高校生、『大学はこっちとこっち、どっちが就職しやすいんですか?』と聞いてくるんです。もう、その問いが切なすぎて。お仕事は何したいの、と聞いても『わかんないですけど』『とにかく就職できるほう、どっちですか』って。それぐらい追い詰められているんですよ。彼ら、彼女らの責任じゃないんですけど。浪人する子とかも、自分の志望校に落ちたら『この世の終わりだ』みたいな」

西川「はい……」

永井「その生徒たちに度々、『いくらでも変えられるよ』って言うんですよ。入って『全然やりたいことじゃなかった』と思っても、大学ってけっこう、融通きくじゃないですか。転科もできるし。いくらでも選択肢はあるのに『選べない』と思い込んでしまうのが、4月ガチャという言葉にまとわりつく根本的な不安……」

石戸「すごく重要なことだと思う。就職とかも実際は、配属先がイヤだったとしても、数年単位で変わるのよ。中に入ってみたら、入ってみてからのほうが変えやすい、というのがあるでしょう? つまりどういうことかというと、『変えることができるんだ』という割合は社会の中で多い」

永井「うん、うん」

石戸「本当に上司とかがイヤだったら会社を辞める、選び直す、ということもできる。というのがすごく大切なことだと思っているんです。しかもいまは本当に上司のパワハラとかが問題視されている。すぐ変わる、みたいな人もいるからね」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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