職場での呼び方問題。これからはニックネームか「さん付け」か!?

職場での呼び方問題。これからはニックネームか「さん付け」か!?

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5月25日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「職場での呼び名」をテーマに語り合った。近年は上司・部下関係なく「さん付け」を推奨する企業が増えたり、大阪府議会が昨年、議員同士の間で「先生」という敬称を使わないことを決めたりと、呼び名をめぐる変化が多い。

入山章栄「僕はまさに『先生』って呼ばれるんですよ」

中田花奈「先生ですもんね」

入山「舞い上がっちゃうんですよ。僕はもうマヒしていますけど、慣れていない人は『先生』って呼ばれると気持ちいいんです。少し上から、みたいになるじゃないですか。個人的には、やめたほうがいい呼び方だと思う」

西川あやの「大阪府議会も、『先生』と呼んで議員は特別だと勘違いして、議員と職員の間に上下関係が生じないようにする、という狙いがあるようです。だから意識して『議員』と呼ぶ議員が増えたみたいで」

入山「僕いま(教授として)早稲田大学にいるんですね。一橋大学の先生が、何人か移ってきた時期があるんです。一橋大学のその部署では、『先生って呼ぶのやめよう』と言って、さん付けなんですよ。その方々が僕のいる早稲田大学の大学院に移ってきて、こっちは『先生』って呼ぶ文化が残っている」

中田・西川「ああ~!」

入山「だからいま、メール打つのにすごく困っていて(笑)。僕もさん付けいいな、と思いつつ、まだ恥ずかしくて」

西川「どの学校でも先生同士は『先生』って呼び合っていた気がする。中田さん、アイドルはどうでした?」

中田花奈「『かなりん』とか。アイドルにさん付けはあまりなくないですか(笑)。アイドル時代は先輩がいなかったんですよ、1期生だったので。後輩からは『花奈さん』とか呼ばれていたんですけど」

西川「そうか、下の名前に『さん』もありますね」

中田「『中田さん』呼びは後輩でもあまりなかったかな、距離ありますね(笑)」

入山「後輩が『かなりん』とは呼びづらいね」

中田「『花奈さん』でよかったですし、いまもその呼び方が多いんです」

入山「いま僕、いくつかの会社の社外取締役やっているんですね。1個企業を挙げると、取締役をしているロート製薬、ここがおもしろくて。社員全員、社長、会長も含めて、全員ニックネームで呼ぶんです。社員証にもニックネームが書いてある。会長は山田邦雄さんという方で、みんな『邦雄さん』と呼んでいて、社長の杉本さんのことは『すぎもっちゃん』と呼ぶ」

西川「たとえばワタナベさんが複数名いた場合、『ナベちゃん』かぶりしません?」

入山「そのときは工夫するでしょう(笑)。それでフラットなカルチャーをつくろうとしているんですね。別の会社は、ネット系のベンチャー企業なんですけど、(社員を)『ジョー』や『ケン』とかって呼んでいる。外国人の社員も結構いるので、外国っぽいあだ名にして呼び合っている。もう1個、別の会社はすごくガチガチで。僕なんか『入山取締役』って呼ばれる、肩書をつける。会社ごとで本当に違うと思う」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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