福井謙二グッモニ 2月28日(火) 第1020回

みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。

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「東芝の債務超過問題から考える企業風土」についてお話を伺いました。

先週金曜日、東芝は半導体フラッシュメモリー事業を分社化することを決定。
2017年度中に半導体会社の株式の過半数を売却する方針です。
家電や医療機器はすでに売却、原発事業は縮小の方向性。東芝の解体が進んでいます。

東芝は2年前に不正会計が発覚。
経営陣が部下に不正を強要していました。

東芝の内情を取材した藤吉さんによれば、東芝では上層部に行けば行くほど、人格が変わっていくそうです。課長以上のクラスになると情報を囲い込んで私物化、部下の提案は却下し、上司の指示には無条件で賛成すれば出世ができるといいます。

一方、上層部に意見する目障りな人間は左遷され、研修施設で机を並べたりする仕事や自動車工場でライン工になったりとかなりキツイ仕事に従事することになります。

現場で頑張っている真面目な社員たちの未来のためにも、さらなる厳しい検証が必要だというお話でした。


今朝の特派員は西川文野アナウンサー。

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「赤羽は本当に住みたい街か?魅力を徹底解剖」というテーマで調べました。
今「住みたい街」として人気が急上昇の赤羽。

清野とおるさんのコミック「東京都北区赤羽」がドラマ化されたり、「家賃が安い」などが理由に挙げられています。

西川アナが行って調査してきました。
赤羽には昼から飲める立ち飲み屋や千円でベロベロになれるセンベロ屋など飲みスポットがあり、今では遠方からやってきて赤羽で昼飲みをする人もいるのだといいます。

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西川さんは帰りのことを考えてベロベロになれなかったので、一度住んでベロベロになってみたいとまとめていました。


エンタメいまのうちは「♪ピカピカの1年生~...じゃなくて...♪ピカピカの8年生~」をご紹介。

有名なCMとともに読者に愛された学習雑誌「小学一年生」。
その姉妹誌である「小学二年生」が、2016年12月26日発売の2・3月合併号をもって休刊。1925年の創刊以来、91年間の歴史に幕を閉じました。

しかし、今年2月15日に『小学8年生』という雑誌が出て、話題になりました。
さらにその中身も「斜め上を行く」内容で騒然となっているといいます。

小学館『小学8年生』の編集長、齋藤慎さんにお越しいただき、いろいろなお話を伺いました。

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『小学8年生』はこれまであった学年の枠を取っ払った学年別雑誌。
学校では教えてくれない課外学習的な内容を盛り込んでいて、大人が読んでも面白いです。

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今後は4月27日に2号、7月15日に第3号の発売が決まっています。
興味を持ったかたはぜひ購入してみてください。
また、明日3月1日には『小学1年生』4月号が発売されます。
こちらもぜひ!

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♪本日の楽曲
「星になれたら」Mr.Children

明日の放送もお楽しみに!!

グッモニ 2017年2月28日
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