衆議院の議員定数削減 比例45減の舞台裏

衆議院の議員定数削減 比例45減の舞台裏

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6月19日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「衆議院の議員定数削減 比例45減の舞台裏」「補正予算に見る高市政権の危機管理の舞台裏」という2つのテーマで、ジャーナリスト・鈴木哲夫氏に話を伺った。

鈴木哲夫「僕は歴史を考えなければいけないと思うのは、いまの小選挙区って30〜31年前に政治が決めたんですよ。何かっていうと『日本を二大政党にしよう』と」

長野智子「そうですね、ありましたね」

鈴木「『二大政党で政権交代可能な緊張感のある政治を日本がやらなきゃだめだ』ってね。じゃあそのための選挙制度は何かっていったら『それは小選挙区だろう』と。だって1人しか当選できないんだから、ここに10個も20個も政党が立つわけにはいかない、勝てないから。必然的に政党が2つにまとまっていくじゃない?それで1議席を争うために入れたんですよ。それから31年経ってですよ、じゃあ二大政党になる努力を政党がしましたか?」

長野「してないし、むしろ多党化していますね」

鈴木「そのとおりですよ。だからまずそういうところの反省、この小選挙区の問題って一体どうなっているんだ、と。それからまさにいまおっしゃった多党化、これはもう有権者もいろんな政党を選ぶような時代になってきつつある。でも小選挙区は1人しか選べないから。これは選挙プランナーと話した裏話なんだけど、有権者からしてみるとやっぱりどうしても『政権を考えると自民党かな、それとも野党の第一党の立憲かな』みたいに、1人を選ぶんだったらそういう選択になってくるっていうんですね」

長野「ほぉー」

鈴木「だけど一方、比例がある。比例だったら『新しい政党が出てきているから、期待しているから、そこに入れてみようかな』っていうふうに、要するに多党化の1つの手段として比例投票先があるわけですよね。で、維新は『これを無くす』って言っているんですよ。45減らす。だから多党化に反するプランだと思うわけですよ」

長野「はっきり言っちゃえば『少数政党潰しなんですか?』っていう……」

鈴木「そのとおり。潰しなんですよ。これも裏話ですけど、自民党とか維新、選挙プランナーも含めて色々とシミュレーションしているんですけど、比例だけ45減らせば、たしかに自民党だって維新だって比例に何人かいますけど、だけど傷を負い方が少なくて済むんですって。だから小選挙区に自民と維新って結構いるし、東京だと維新はあまりいないけど、大阪の小選挙区は維新ばっかりじゃないですか。だから比例を減らしても、いまの議員の減少率は自民と維新が少ないっていうシミュレーションをしているんですって。ひどくないですか?」

長野「ひどいし、これって与野党の協議会を作って、色々と話し合って『結論が出なかったら自動的に比例45減ですよ』って言ってるじゃないですか。これはありえないですよね?」

鈴木「ありえない。民主主義に反しますよ」

「長野智子アップデート」は毎週月曜午後3時~5時、火曜~金曜午後3時~5時35分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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