日経平均、円下落。一時163円台と、およそ39年ぶりの安値に。

日経平均、円下落。一時163円台と、およそ39年ぶりの安値に。

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7月22日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、日経平均で円が下落し、およそ39年ぶりの安値を付けたというニュースについて意見を交わした。

森永氏「アメリカは今や産油国なのに対して、日本はやっぱりそれを輸入に頼っていますから……どうしても円が売られてドルが買われるっていう地合いが続きそう」

寺島尚正アナ「昨日午前のニューヨーク外国為替市場、
円相場は対ドルで下落し、1ドル163円台を付けました。
1986年12月以来、39年7ヶ月ぶりの安値です。
アメリカとイランの間で攻撃の応酬が続くなど、中東情勢の緊迫を受けた
有事のドル買いが優勢となったとされています。
午前6時現在はですね、1ドル163円16銭あたりで推移をしています。
円は7月初旬に付けた安値、1ドル162円84銭からさらに水準を切り下げました。
日本時間の21日午後5時時点では162円60銭前後で
推移していましたが、急速に下げ幅を広げています。
トランプ大統領は20日、SNSで「イランがアメリカ兵を殺害するたびに、
その代償を何倍にもして支払わせる」と投稿。
アメリカとイランの間で再び全面的な軍事衝突に発展するリスクが意識され、
幅広い通貨に対してドルが買われています。
また、トランプ大統領は21日、イランが地下深くに核関連施設を
建設しているとされるイラン中部のピックアックス山周辺を、
『近く、激しく攻撃する』と述べました。
イラン革命防衛隊は21日、バーレーンにある防空システムを攻撃したほか、
『IT大手アマゾン・ドット・コムの拠点をミサイルで破壊した』と
主張しています。
一時というか、現在も1ドル163円16銭あたりで推移していますが
この円安、森永さんはどうご覧になりますか?」

森永康平「そうですね。まず1つは、その原油ですよね。
今、足元の価格を見ますと、2%ぐらい上がって84ドル51セントと
いうことで。まあ今記事にもありましたけれども、中東情勢が情報が
ちょっと錯綜していて、『アメリカが攻撃をどんどん仕掛ける……』みたいな
話も出ている一方で、なんか停戦の方向で……みたいなニュースもあり、
海外のニュースサイトを見ていても、『どっちなんだろう?』っていうぐらい
情報が錯綜してるんですけれども。
ただ、マーケットは戦火拡大なんじゃないかっていうことで、
原油が上がり始めて、もう85ドル近くまで来てる、と。
で、それを受けてやっぱりドル買いっていうところで、
裏返せば円安っていう話になっちゃってるのかなっていう印象ですかね」

寺島「はい。まあ原油の価格が上がっているのも、例のイエメンで
フーシ派にね……」。

森永「はい、そうですね。『バブ・エル・マンデブ海峡を攻撃しろ』
みたいなことをイランが言ってますからね。
このあたりが影響してて、当然その原油が上がってくると。
そのオイルの価格以外にも時間差を持って他のところに
結局波及してきますから、当然アメリカだってそこの影響を
無視することはできないわけですよね。
そうすると今、このウォーシュさん……パウエルさんから引き継いだ
FRB・米連邦準備制度理事会の議長が、やはりインフレに関しては
『高止まりを容認しない』という発言をしてしまっていますので。
そうするとやっぱりFRBは利上げをするんじゃないかと。
そうなってくると、日銀が利上げをしたところで、アメリカも
利上げをするってなってきたら当然金利差は縮まりませんし
原油高って話になると、アメリカは今や産油国なのに対して、
日本はやっぱりそれを輸入に頼っていますから。
そういうのを諸々考えると、どうしても円が売られて
ドルが買われるっていう地合いが続いてしまうのかなとは思いますね」

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