中道改革連合にどうして支持は集まらないのか
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、8月10日の放送に政治ジャーナリストの角谷浩一が出演した。今年2月に発足するも強い存在感を示せずにいる、中道改革連合の現状と今後についてコメントした。
長野智子「(中道改革連合について)政党支持率も低い」
角谷浩一「低い。中道改革連合で選挙にボロ負けした。そこから衆議院の中で『なんとかしなきゃ』という空気よりも、あまりにも負けすぎた悲壮感が漂って。主たる人、旧立憲で衆議院の人が続々、落っこちてしまった。知恵を出し合う、というところにたどり着かない。もちろん旧立憲で落選した議員の中には、仲のいい人、よく話す人もいますけど。いまは党が呼んだりネットで会議をやったときに出てきたりする」
長野「はい」
角谷「政治はね、直接会って話さないと、なかなかモノが伝わらない、ニュアンスがわからない。こうして負けたんだ、だからこうなったんだ、みたいな言い分、言い訳みたいなことは、たっぷり話し合ったと思う。そこから先の話です」
長野「うん」
角谷「立憲民主党、公明党と、旧立憲、つまり中道の人たち(3党)が合流する、と言っているけど、本当にできるんだろうか、という気持ちになりますね。中道をなんとかするにはどうすればいいか、と。悩みに悩んで考えた4つのプラン、というものがあります」
長野「ぜひ教えてください。やはり強い野党がいないと有権者にとっても良くないので」
角谷「1つ目、立憲の落選した人、助かった人、衆議院議員のヒアリングばかりしていないで、旧公明党の人たちと話をしなければいけない。そう思うんですね。2月のときに急遽、できた中道で、お互いのことをよく知らない。それまでの30年ほど、公明党は自民党と連立を組んでいた。距離があるに決まっています。だけどそこが一緒になる。この党は選挙直前にエイヤッ、と決めておかしなことをするでしょう。希望の党のときもそう。結局、立憲の人たちはどういう政治をしたいのかわからない、というのが2月の選挙の結果だし」
長野「余計、公明党寄りになってきた。皇室典範の改正に賛成した、というのもそうです。公明党の色が強くなっているイメージがあります」
角谷「引きずられるようになっているのでは、と。少なくとも旧公明党の議員とももっとわかりやすいかたちで会合、勉強会を開く。もちろん政策協議なんかはしているけど。それは党対党の会議です。もっと信頼関係をつくる努力が必要だね、と」
長野「はい」
角谷「2つ目。旧公明党が中道になった、30年にわたって自公政権の経験やそのときにつくった法律、立憲が反対してきた法律もたくさんあるでしょう。でも1回、公明党をやめて中道改革連合になったなら、これは昔、賛成したことがあるから変えられない、という態度は改めなければいけません」
長野「はい」
角谷「党をリセットした、ということがほしかったんでしょう。そうでなければ、公明のままで立憲と合流する方法だってあったはず。公明の政策にいま中道が引きずられる状態だと、立憲支持者だった人たちはどこに入れていいのかわからない、ということになります」
このあとも角谷が、中道改革連合に向けたプランについて解説した。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
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