HPVワクチン訴訟騒動をめぐる、違和感
8月21日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「HPVワクチン訴訟騒動をめぐる、違和感」というテーマで、ジャーナリストの鈴木エイト氏に話を伺った。
来たる8月24日は「薬害根絶デー」。薬害を二度と繰り返さないために、被害を訴える人の声を聞くことが大切な一方で、現在も続いているHPVワクチン訴訟をめぐっては、SNS上で異なる視点から裁判を伝える動きも出ている。
長野智子「鈴木エイトさんは2018年からこの裁判を継続的に傍聴取材されています。これはどういうきっかけでされたんですか?」
鈴木エイト「実は、最初は統一教会系のメディアが、この訴訟にやたら首をつっこんでいることが気になって色々と調べ出したんですけど。提訴は2016年なんですね。なので、当初からではないんですが、2018年から継続して今もずっと傍聴と会見を取材しているんですけど。まず、一般のメディアはいないんですよ」
長野「あぁ〜」
鈴木「訴訟の最初の期日にはいろんなメディアが報道していたんですけど、以後まったくその状況が伝わっていないので、これはちょっとなんとかしなきゃいけないんじゃないかっていうことで、継続して追っています」
長野「そうなんですね。2024年8月の東京地裁での本人尋問について、エイトさんがX(エックス)に投稿したところ、関連投稿のインプレッションが1800万回を超えたと。その投稿で伝えられたのは原告側の主張だけではありません。製薬会社側の反対尋問や双方の主張、そして裁判の現場で何が問われているのか。被害者に寄り添うだけではなく裁判で何が争われているのか、いろんな視点からエイトさんは取材されていて、この問題を深く考えるポイントがあるんですけれども」
鈴木「そうですね。自分は客観的にこの訴訟で何が起こっていて、会見で双方がどういうことを話しているのか、っていうことを基本的には伝えてきたんですね。で、このインプレッション数が本当に2000万回とかいってるものに関しては、やっぱり皆さん覚えているとは思うんですけど、2016年の提訴時によくメディアで報道された、ベッドの上で跳ね回る、体の痙攣が止まらないような少女の映像が流れて、『これは危険なワクチンなんだ』っていうのが多くの人に刷り込まれていると思うんですけど。でも、実際はこの時の本人尋問に限って言うと、主尋問ではワクチンを打つまでは本当に夢と希望に満ち溢れていた、家族関係も全く何も問題のない少女だったっていう本人尋問だったんですけど、それが製薬会社側の反対尋問で、このワクチンを打つ前にかかっていた医療機関のカルテから、いろいろ家庭内とか学校だったり社会的因子などで、すでに既往症があったりとか、いろんな精神的なダメージを負っていたり、そういう実態が明らかになってきたと。そういうことをかなり詳しく書いたところ、すごくインプレッションが伸びて、多くの人が『えっ、いまそういうことになっていたのか』と知ったっていう流れだと思うんですよね」
「長野智子アップデート」は毎週月曜午後3時~5時、火曜~金曜午後3時~5時35分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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