【水谷加奈の劇場型恋愛体質】独りよがりの正義感

【水谷加奈の劇場型恋愛体質】独りよがりの正義感

Share

文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。

メルマガ登録はこちら

―9月18日(金)配信分―

五穀豊穣を感謝するお祭りが各地の神社で行われる季節。子供の頃はお祭りが楽しみでした。肉の入ってない焼きそば、舌が真っ赤になるあんず飴、梅ジャムが欠かせないソースせんべい、絶対に失敗する型抜きなどなど…。
「見世物小屋」もありましたよ。着物姿のヘビ女が登場。生きた蛇を巻き付けたり口に入れたりする姿が恐ろしかった。

「ロープくじ」も楽しみでした。何10本もの細いロープがまとめられていてその下にノートやシールなど様々な商品がつるされているのですが、どのロープにどれがつながっているかは見えないようになっていて。
もちろん高価な商品は引っ張れないように細工されているのでしょう。確か1回100円。緊張しながらロープを選びます。
先に友達が引っ張ったところ、アニメキャラのクリアファイルをゲット。
続いて私もたまたま同じヒモを引っ張ったのか?やはり同じクリアファイルにあたったのです。
特に高価な商品ではありませんでしたが、店のおじさんが(おんなじヒモ引っ張るんじゃねえよ、このガキゃ)という表情でにらんだその顔、今でも覚えています。

お金持ちの男性ユーチューバーが100万円持参して屋台のくじを全て購入。その場でくじを開いて当たりがひとつも入っていないことを暴くという動画が話題になったことがありますが…、いやいや、子供は
(もしかしたら当たるかもしれない…!)
というドキドキワクワクする時間を買っているわけで…。
巧みな言葉でインチキ商品を売られたとしても、お金払って話芸を楽しんだと思えばいいわけで…。

独りよがりの正義感を持った輩がいなかった時代が懐かしい。

メルマガ登録はこちら
Share

関連記事