東京ミッドタウン日比谷で「防災フェス2026」開催

東京ミッドタウン日比谷で「防災フェス2026」開催

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。

きょうは先月9月29日にミッドタウン日比谷で開催された「防災フェス2026」をご紹介しました。

会場には地上およそ30m、ビル9階の高さまで届く東京消防庁のはしご車や「煙ハウス体験」テント、実際の炎を使った「消火器体験コーナー」などが設置されました。

私が今回はじめて体験したのは、液状化や浸水した通路をARを使って歩行してみるというコーナーです。長靴のついたツナギ服にARのゴーグルをつけて体験するのですが、足元の砂が流動化したり、固まる特殊な仕組みになっています。
防災REVOの松田哲さんによると「特殊な砂に特殊な空気の入れ方をすることで、固形だったものが液状に変わる。その液状化をした上をARゴーグルをはめて進むと、中に段差があり、途中でドッと足がはまる実体験ができる唯一の装置」とのこと。縦2m、横1m、深さ1mの箱の中に黄色い一見普通の砂が敷き詰められています。最初に一度、砂の上を歩いてみて、次にゴーグルをつけて歩きます。ARのゴーグルをつけると周囲が浸水しているように見えるのです。


実際やってみると、途中で足がどこまでも沈み込んでいき、砂が固まると足を取られて身動きができなくなります。松田さんは『見えない足元の溝にはまることがこんなにも怖いということを体に刻んでいただける。「冠水した路面はやっぱり歩いたらダメですよね」という声が非常に多い』と話していました

また気象庁の「学ぼう火山と防災」というコーナーもありました。富士山が噴火すれば火山灰は東京にも飛んでくると見られています。気象庁の職員が「噴火」について来場者に丁寧に解説をしていて、実物の桜島の噴火による噴石や、伊豆諸島の噴火でできた軽石も置かれていました。桜島の火山灰は黄色い専用の袋に入っていましたが、持ち上げてみるとかなりの重さでした。


来場者の女性は「思いのほか火山灰が重くて、もし噴火で家や通り道に灰が溜まったら撤去の作業も大変ですし、そこに暮らす人はご苦労も多いのかなと思う。実際に見て触ることができてよかったです」と。
また今回は『炎くん』という実際に火を出す訓練用の機材を使い、消火器を使って火を消す体験コーナーもありました。
東京消防庁の職員は「実際に火を出して、それに向かって訓練用の消火器を放射する体験をしていただく。ポイントは消火器のホースの先端をしっかりと握っていただくことでコントロールがとてもしやすくなる。火を消すポイントは、燃えている火元の部分を狙うこと。消火器は20~30秒しか放射できないのであっという間に出なくなる。効率よく消火するにはやはり火元・燃えているものに対して放射すること」とインタビューに答えてくれました。

主催した三井不動産・ビルディング本部 氏家茂一さんは
『防災において大切にする考えの1つに「地域防災」がある。当社が手がける街づくりにおいては、ビル単体でその安全安心に努めるのではなくて、地域のご近所の事業者の方やその街で働き・暮らし・集う方々と地域の方々がみんなで一緒になって、安心安全な街づくりに繋げていくことが大事」と話していました。

きょうの「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。

気象予報士・防災士・都庁気象庁担当記者 伊藤佳子


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