『JA便り～愛情いちばん千葉の味～』11月6日放送分

くにまる食堂　日替わりランチ『JA便り～愛情いちばん千葉の味～』

『JA全農ちば』米穀部・米穀農産販売課の渡邊（わたなべ）様にご出演頂き、千葉県のブランド米「粒すけ」の魅力と農作物の生産現場の現状について話して頂きました。



邦丸　：さっそくですが、きょう、ご紹介いただく“千葉の食材”は何でしょう？

渡邊　：きょう、ご紹介するのは、千葉県オリジナルのお米『粒すけ（つぶすけ）』です。

邦丸　：あらためて、『粒すけ』について詳しく教えてください。
　　　 たしか、開発には、かなりの時間を要したということでしたよね？

渡邊　：千葉県は、温暖な気候を活かし、全国有数のお米の産地となっています。
　　　『粒すけ』は、そんな千葉県で、13年もの歳月を費やして開発された、
　　　期待の独自品種です。

　　　ちなみに、『粒すけ』という名前には、「自分の子どものように愛着を持ってもらい
　　　たい」という想いが込められているんですよ。

　　　また、茎が短く、長雨や強風でも倒れにくいので、品質が安定しているのも特徴で
　　　す。2020年にデビューしたばかりですが、ありがたいことに、
　　　早くもご好評いただいています。

　　　味が抜群なのはもちろん、大粒で程良い粘りと弾力があり、
　　　しっかりとした食べごたえもありますね。

　　　お肉、お魚はもちろん、お寿司やどんぶりなど、
　　　どんな料理にも合うオールマイティーな食感です。

邦丸　：さて、ご紹介いただいた『粒すけ』も含めて、農作物の生産現場の現状に
　　　目を移しますと、これは千葉だけに限ったことではありませんが、
　　　生産資材の価格高騰が続き、農家の経営を圧迫しているみたいですね？

渡邊　：生産資材費の高騰や肥料の高騰などで、お米を作るのにかかる費用も
　　　上がっており、そのため、生産者の負担もとても大きくなっています。

　　　実際には、田植えにしても、収穫にしても、乾燥にしても、機械を使用
　　　することが多いので、燃料代も高騰していますし、肥料や農薬にしても、
　　　値上げによって出荷するまでの生産者の負担が大きくなっていると
　　　いうのが現実です。

　　　消費者の皆さんには、生産者が置かれている現状をご理解いただき、
　　　国産・千葉県産農畜産物の適正価格での販売に対して、
　　　ご理解とご協力をお願いしたいと思います。

邦丸　：最後に、今回ご紹介いただいた『粒すけ』を、
　　　リスナーの皆さんが食べてみたいと思った場合、
　　　どうすればいいですか？

渡邊　：千葉県内のスーパーや直売所などで発売中です。
　　　『粒すけ』のオフィシャルwebサイトをご覧いただくと、
　　　取り扱いのスーパーなどが検索できます。
　　　また、ＪＡ全農ちばのECサイト『JAタウン愛情いちばん館』からも
　　　ご注文いただけます。
　　　生産者の皆さんへの応援をよろしくお願いします！

邦丸　：渡邊さん、ありがとうございました！

渡邊　：ありがとうございました。