【お天気気象転結】梅雨を吹き飛ばすような、素敵なこと

【お天気気象転結】梅雨を吹き飛ばすような、素敵なこと

Share

文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

メルマガ登録はこちら

▼6月19日配信号 担当
鈴木純子

16日午後7時46分ころ、関東地方で震度5弱を観測する強い地震がありました。各地の震度は、震度5弱が、群馬県太田市、千代田町、埼玉県加須市、本庄市、美里町。震源地は茨城県南部で、震源の深さは約50km、地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定されます。この地震による津波の心配はありません。
「長周期地震動」階級1が観測されたのは茨城県筑西市、群馬県板倉町、埼玉県久喜市です。あらためて地震への備えを確認しておきましょう。
まずは寝室。強い揺れが起きた場合に崩れやすいものがないか、確認してください。
6月7日に梅雨入りした関東甲信地方。梅雨らしい曇りや雨のひんやりした日がある一方、梅雨の晴れ間は夏のような暑さとなります。
今週も15日月曜は雨で4月下旬並みの気温になり、翌日は梅雨の晴れ間で東京は27度、内陸は30度に達するところがありました。
「何を着たらいいのかわからないわよね~」という呟きをよく聞きます。梅雨時は、天気予報を参考に、日々着るもの羽織るものの有無を工夫して体調を崩さないようにお気をつけください。スマホアプリも優秀ですが、ラジオのワイド番組でお届けしている天気予報も頼りにしてくださったら嬉しいです。
それから、梅雨時にいつも気になるのが「雨模様」という言葉の使い方です。
雨が降っている様子として使っているのを耳にしますが、実は「今にも雨が降りそうな様子」なのです。広辞苑にもそのように載っています。
「今日はどんよりと曇って雨模様だね」というような表現が本来の使い方だと思います。じめじめ、鬱々としがちな梅雨ですが、雨の表現も素敵なものが沢山あります。雨をうるおいととらえて、楽しく過ごしていけたらいいですね。

先日は、梅雨を吹き飛ばすような、素敵なことがありました。私が大好きなヘラルボニーの話題を「長野智子アップデート」でお届けできたのです。
 

△6月9日「長野智子アップデート」ヘラルボニー河村百音さん

6月9日「長野智子アップデート」「4時のアップデート」でヘラルボニーの河村百音さんにご出演いただきました。
ヘラルボニーアートプライズ2026 Exhibitionの紹介をしていただいたのです。
ヘラルボニーは、障害のあるアーティストのアートを起点に新たな価値や文化の創造を目指す企業。そのヘラルボニーが、世界中の障害のあるアーティストたちの才能を発表する場を提供し、称える場として3年前から開催しているのが、「ヘラルボニー・アート・プライズ」です。河村さんはアートプライズの担当者ですが、以前はダンサーだったという経歴の持ち主。なぜ河村さんがヘラルボニーに入社したのか。そのストーリーがとても素敵だったのでご紹介させてください。
2歳から踊っていた河村さんは、15歳で単身ドイツに渡り、コンテンポラリーダンサーとして活躍していました。技術には自信があったのですが、現地で出会った表現者たちは、十分なダンス教育を受けていなかったり、障害のある人もいましたが、そういった背景を超えて、とても強い表現をしていました。技術だけでは真似できない、生き方そのものから生まれる表現に憧れたそうです。
その後美術に関わる仕事をしましたが、価格や稀少性に価値を見出す評価軸に違和感が。そんなときにヘラルボニーを知り、「私がドイツで憧れた表現者たちがここにいた。絶対にここで働きたい。」と思ったのだそうです。ちなみに河村さんのご実家も美術関係のお仕事をしていて、百音(もね)という名前の由来はお母様が、クロード・モネが好きだったからなんだとか。
話が長くなりました。ヘラルボニーに入社された方は、その人自身にもストーリーがあって、私はそのストーリーを聴くのが大好きです。一緒にきてくださった広報の小林さんは、元広告代理店勤務。ヘラルボニーが大好きで転職されただけあって、私がもっているヘラルボニーのプロダクトも、「あ、これは衣笠泰介さんのスカーフですね。しかも少し前のモデルですね」などとよくご存じで話がはずみました。


△向かって左から、ヘラルボニー広報の小林桃子さん、河村百音さん、鈴木

「ヘラルボニー・アート・プライズ2026 Exhibition」会場の三井住友銀行東館1階アース・ガーデンには、グランプリ作品をはじめ企業賞、審査員特別賞など62作品を展示しています。6月27日(土)まで入場無料で見ることができます。最寄り駅は大手町、東京駅からも歩けます。私も会期末まであと何回か行きたいなと思っています。 

気象予報士 鈴木純子


△会場で撮っていただいた写真 衣笠さんのスカーフ、小林覚さんのバッグと

メルマガ登録はこちら
前ページ
2
Share