6月26日放送のライオンズナイターでは、ピックアップライオンズでベルーナドームの西武―日本ハム10回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの黒田将矢投手にインタビューした模様を放送した。自信がついた試合、投げている球種について訊いた。
――今シーズンは大飛躍を遂げていますね。シーズン前半終了時点でもう20試合も登板をしてきました。自らが出したランナーをホームに返してしまった試合はたったの1試合のみです。マウンドに上がればほとんど抑えている今シーズン、黒田投手自身「これはよかった」と感じた試合は何ですか?
黒田「初勝利をあげた5月9日の試合(対楽天7回戦)は火消しでマウンドに上がったのですが、僕は昨シーズン楽天戦で投げた時にホームランを3発も食らっているんです。2軍で投げた時も点を取られているので、楽天に対してあまりイメージがよくないです。ベンチから電話がかかってきて準備をしていく段階で普通の緊張とはまた違う緊張というか、でもマウンドに上がった時にファンのみなさんの声援が今までで1番大きく感じました。まずそこで『見ている人に期待してもらえるようになってきているんだな』というのを感じてパワーをもらい、自信を持ってマウンドに上がりました。2対0で、あと1点、2点を取られたらほぼ試合が決まってしまう場面で難しいところだと思いますが、あの時は浅村(栄斗)さんですごくいい打者じゃないですか? 絶対に三振を取って1アウト、1塁にしたらダブルプレーもあると思って、結果的に三振は取れたのですが、あそこの三振は今年1番印象に残っていて、あそこで抑えられたからさらに自信を持って今も投げられているんじゃないかなと思っています」
――黒田投手は5月9日の楽天戦でしっかりと結果を残したからこそ、その後もイニング途中のピンチでマウンドに送り出される場面が増えていますね。
黒田「そうですね。でも、チームに必要とされる選手にまずはならないといけないと思うので、マウンドに上がるとなったら『抑えるぞ』という気持ちでいます」
――ベンチから電話がかかってきたら急激にテンションを上げるのでしょうか?
黒田「僕は緊張しいなので、ベンチから電話がかかってきたタイミングで気持ちを整えるみたいなのはあります。豊田(清)投手チーフコーチも『リリーフはどう気持ちを高めていくか。ましてやイニング途中』とよく言っているのですが、以外と難しく感じずに試合に入っていけた感じですね」
――今の球種はストレート以外に、フォークボールとスライダーの3つに絞っているのでしょうか?
黒田「そうですね」
――ほかにも投げている球種はありますか?
黒田「昨シーズンは2軍でチェンジアップを何回かは投げていて、落ちたりはせずにストレートとほぼ同じ球質で球速が遅いので、先発をやっている投手は武器になると思うのですが、リリーフなのでそれで打たれたら悔いが残るのではないかというのを昨シーズンのオフにいろんな人と話をして、それならフォークでカウントを取るとか、スライダーを勝負球に使えるようにするとかのほうが早いのではないかということで、今はスライダーとフォークで絞っているのですが、またシーズン中にチェンジアップを投げるかもしれません」
――チェンジアップは何キロくらいですか?
黒田「136キロくらいですね。もう少し遅くしたいですし、よりストレートに近づけたい。そこは様子を見ながらというか、対戦をしていく打者の対応などを見ながら決めていきたいです」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー