「熊本豪雨」から6年、名曲「球磨川」復刻リリース

「熊本豪雨」から6年、名曲「球磨川」復刻リリース

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毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。

きょう7月5日、九州北部では非常に激しい雨が降り、気象庁は熊本県熊本地方で午前11時48分に線状降水帯が発生したとして気象防災速報を発表しました。
(気象庁HPより 9時30分頃の雨雲)
熊本県八代市には避難指示も出されました。梅雨前線は明日6日にかけて九州北部付近から対馬海峡にかけてほとんど停滞する見込みで、九州北部では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定となる見込みです。引き続き大雨に警戒が必要です。

さて、6年前2020年の「令和2年7月豪雨」では九州を中心に記録的な大雨となりました。特に7月3日夜から4日朝にかけて、熊本県球磨地方では24時間に500ミリ近い雨が降り、熊本県では球磨川の氾濫や土砂崩れが多発し、災害関連死を含め67人が死亡、今も2人が行方不明となっています。

この水害で甚大な被害を受けた熊本県人吉市球磨地域で人吉市のイメージソングとして地元で歌い継がれている「球磨川」という曲があります。この曲が復刻CDとして、きのう7月4日全国発売となりました。もともと40年ほど前に、人吉市の商工会議所創立50周年の記念として、地元在住の故・坂本福治さんの詩に、さとう宗幸さんが曲をつけたものです。

きょうの「防災アワー」は「名曲球磨川を伝え残す会」代表で、人吉市・球磨川沿いにある老舗温泉旅館「清流山水花 あゆの里」女将 有村政代さんへのインタビューを中心にお送りしました。

(有村政代さん「あゆの里」球磨川をのぞむ天空テラスにて)※写真はすべて有村さんご提供
熊本豪雨では旅館1階の天井まで浸水、100名の宿泊客は垂直避難により全員無事でしたが、その後の「泥かき」は大変な作業だったそうです。
そうした中、豪雨に流されずに残った1枚のCD「球磨川」…有村さんら旅館の女将はコーラス部を作って仮設住宅を回り「球磨川」を合唱。皆さん、涙を流しながら聞いてくださったそうです。
(仮設住宅でのコーラスの様子)
復刻CDはクラウドファンディングで実現しました。
女将になって54年ずっとこの球磨川を見ながらやってきたという有村さん、球磨川が暴れたとしても球磨川への愛情と「共に生きていく」という強い覚悟をお持ちです。
さとう宗幸さんに今年の紅白で「球磨川」を歌ってほしいというのが、有村さんの願いだそうです。

きょうの「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。

気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子






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