【お天気気象転結】ライオンも倒れる日本の暑さ

【お天気気象転結】ライオンも倒れる日本の暑さ

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼8月7日配信号 担当
伊藤佳子

「令和8年熊本地震」から10日が経ちました。被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
今回の災害は「猛暑との複合災害」とも言われています。8月3日(月)には熊本市の最高気温が40.3度と、熊本では観測史上初めての「酷暑日」となるなど、経験したことのない暑さの中で、被災者の方は避難生活を送っています。
これだけ暑いと何もなくても、体調を崩される方が多くなりますが、家の片付け作業をされている方、夜も気温が下がらない中で、車中泊されている方はどれほど大変かと思います。
台風13号の影響も心配されます。気象庁のホームページなどで最新の情報を確認してください。

夏の被災地というと2018年「西日本豪雨」…広島・土砂崩れ現場での焼けつくような日差しを思い出します。汗まみれ・スッピン状態で歩き回り、被災者の高齢の男性から「あなたは女性ですか?男性ですか?」と真面目に聞かれました。ボランティアも15分作業・15分休みというように倒れないよう作業に当たっていました。
2023年秋田市の水害の時は、ボランティア作業に同行取材させてもらいましたが、ボランティアの方は私にまで梅干しをくださり、70代の高齢の女性もテキパキと片付けを進めていました。「一人ひとりの力は弱いけど、何人か集まればリレーをしたり、手を貸したりで片付く。どんな有能な人でも一人じゃ何もできない」と。
被災地に行くとよくわかるのですが、ボランティアの力は本当に偉大です。
まだ「令和8年熊本地震」は地震活動が活発です。
気象庁は発災後1週間となる8月4日(火)に記者会見を開き、地震の発生数は緩やかに減少しているものの、今後1週間程度、「最大震度5強」程度以上の地震に注意するよう呼びかけました。


そして猛暑といえば、多摩動物公園のライオンも暑さが原因とみられる症状で3頭が死亡しました。

画像①
△ライオン「ムギ」3歳 (公財)東京動物園協会提供  

都によりますと、正確な死因解明には1か月ぐらいかかるそうですが、3頭共に、全身の脱水や多臓器不全がみられたとのことです。サバンナなど暑い地域に住むライオンでさえ死亡する高温多湿な日本の暑さ…他のライオンも体調不良が続いていることから、当面ライオンの展示、ライオンバスは中止されています。
私も子どもが小さいときは、何度もライオンバスに乗りましたが、夏休み、多摩動物公園へ出かける予定のある方は確認なさってください。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者  伊藤佳子

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