「ボクが盗んだのか?」古舘伊知郎 自分ソックリな泥棒が出現「自分があやふやに…」
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜11:30~15:00)。4月24日の放送は、小学館集英社プロダクションから発売中の『寝ても覚めても煩悩 人生のモヤモヤ、いっしょに悩みます』の著者である古舘伊知郎氏をゲストに迎え、金曜パートナーの大久保佳代子とともに話を聞いた。
大竹「お年を伺ったら71歳になる?」
古舘「今年、72になります」
大久保「あれ、変わらない。ぴっちぴち」
古舘「(笑) そんなことないですよ」
大竹「なんかしてるでしょう」
古舘「人に勧められた乳液とかそういうのはつけますよ」
大竹「だってシミひとつないしさ」
古舘「たまにね、なんかヤーマンっていうところの、ぴくぴくぴくってあるじゃないですか。ああいうのやったりしますよ。」
大竹「それだけで、そんなに若さは保てないと思うけどもね」
――中略――
大竹「『寝ても覚めても煩悩 人生のモヤモヤ、いっしょに悩みます』というご本をお書きになりました。これは、ご自分の趣味の時計のことであったり、人との対処の仕方であったり、というのを悩みを受けるみたいな形で書かれています。これはどこでおしゃべりになったり書いたりしたことなんですか?」
古舘「それはないんですけど、これ、ベースがボクの大好きな原始仏教なんですよ。原始仏教が好きで、まあ、みんなに嫌われていくんですけども」
大竹(笑)
古舘「もう時間もないし、やめますけども、釈迦が2500年前に言ったことの1つに、自分というのはないっていうのがあるんですよね。つまり固定された自分というのは一切ない。虚妄だ。今で言うとフェイクだったんですよ。ということは逆に言うと、固定した自分がいないということは、何人もの自分がいるとも言える」
大竹「なるほど」
古舘「1人の自分が大きな悩みを抱えていると思うと大変で、悩みは尽きない。だから、こっちの自分に聞く、あっちの自分に聞くって、疲れちゃったなっていって悩みをちっちゃくしようっていうのを勧めている本なんですよ」
大竹「でも、ご本の中には結構煩悩だらけの所も。例えば時計のくだりで、若い頃にアンティークの時計がとても気に入って幾種類も集めて、だけども一番気に入った時計を手に入れられなかったというお話が出てますね」
古舘「そうなんですよ。それで次の日、現金を持って。きのうの夕暮れ時に絶対買うって決めて取り置いてもらったものを、その、ちっちゃなアンティークショップ、時計屋さんに入っていったら、 3人、私服の刑事さんがいて。したら、ボクが出ていった前日の夕暮れから30分ぐらい経った時に、閉店間際に、ポンと帽子を被ったボクによく似た顔の男の人が入ってきて、それを盗んで帰った。で、次の日、ボクが買いに来た時に刑事さんとすれ違った。こんなこと起きるんですね、古舘さんって言われて。ポンとウィンドウの上に置いといたんで、それだけが盗まれた。ちょっと僕は顔が引きつって。自分が自覚してないのに盗んだのかなと思い、モンタージュ写真とかそういうのを見せてもらったんですよ。警察が来てたから、似顔絵とか。したら、似てるんですよ。ただ、帽子被ってんですよ。ボク、帽子被んないのに。パナマ帽みたいの被ってるのがおかしいんですけど、顔がすごく似てるんですよ。そうすると、ボクが盗んだのかって、自分があやふやになっていくんですよ」
大竹(笑)
大久保「自分を疑っちゃうんですね」
古舘「それで、「ボクが盗んだって、店長思ったんじゃないの?」って引きつりながら言ったら、「古舘さんとは思ってないけど、弟さんかと思った」っていうんですよ。だから、親族を走らせていると思ったっていうようなことを、ふざけながら言うんですよ」
大久保「ちょっと、本当に思ってたんでしょうね」
古舘「店長も引きつってるから本当に半分思ってるんですよ。警察帰った後の興奮状態ですから。だから僕は、自分ってあやふやだなと思ってて。それで欲望強いんですよ。だから自我が強いんですよ、ボク。だから、その自我の強い自分にうんざりする部分と、さっきみたいに若く見えるねって言われると、もっと自我を強くして、もっと美容液高いの買ってやろうかっていう自分もいるわけです」
大久保「素直ですね」
大竹「よく分かります」
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