人生100年時代、大人になるのは30歳からでいい!?

人生100年時代、大人になるのは30歳からでいい!?

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「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、今週は出演者をシャッフルして放送。12月22日は木曜レギュラーである経営学者の入山章栄、普段は金曜レギュラーを務める女装パフォーマーのブルボンヌ、西川あやのの3名でお届け。特集コーナーでは「大人の定義」について意見を述べ合った。

ブルボンヌ「私、『ババア』ではあるけど、大人ではない。大人って、人としてしっかりしているということでしょう? ババアにはなっちゃったの。加齢で肉体的に(笑)。うたた寝をして、頬についた畳の跡が何分経っても消えないわ、とか。でも大人にはなっていない」

入山章栄「大人の定義というのは社会的にちゃんとしている、ということですね。西川さん、大人になったという感覚は?」

西川あやの「それがなくて。大人はちゃんとした場でちゃんとしている、というイメージなんです。たとえば真面目なイベントの仕事があった、とするじゃないですか。本番はもちろん楽屋とかでもしっかりしている、みたいな」

入山「僕はブルボンヌさんと同じ。肉体的には明らかで、徹夜して飲むと翌日まで残るようになった。でも精神的に(大人という感覚は)はまったくない」

3名とも「大人という感覚はない」という点で一致していた。特集の中で、こんな説も紹介した。

西川「作家の村上春樹さんは『30歳成人説』というものを唱えられています。いろんなことをやってみて、30歳になってから人生の進路をはっきり決めればいい、と」

入山「まったく同じ意見です。ほかのメディアでも同様の話をしているんですけど……たとえば戦国時代、元服って12歳だったんです。なんでかといえば、当時の寿命って50歳以下だった」

ブルボンヌ「『人間五十年~』ってね」

入山「織田信長が言うように、そうだったじゃないですか。寿命が延びてきて、65とかになってきたわけです。それで成人を二十歳にしよう、となったわけじゃないですか。いまは人生100年時代なわけですよ。人によって違うけど、長生きする方は90歳、100歳まで生きる。ということは大人になる時期はもっとあとにするべき」

ブルボンヌ「それって公的な『していいこと』、お酒やギャンブルなんかも30からが妥当、という意味? それとも本人の心構えの問題?」

入山「僕が言うのは後者です」

ブルボンヌ「あ、それなら! さすがにお酒を30まで飲まないで、なんてなったら商売あがったりだったけど」

入山「それは無理です。20代が反乱、起こしますよ(笑)」

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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