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2011年3月 1日 処分。

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民主党の会派からの離脱を表明した16人は
衆議院本会議の予算案採決を欠席しました。

16人は小沢元代表との関係が深いということもありますが
小選挙区を持たない比例選出ですので
激しい逆風の中、
次の当選は厳しいとの考えもあるのでしょう。

これを受けて民主党は、
代表格の渡辺浩一郎衆議院議員を「党員資格停止」処分にする方針を決め、
ほかの15人は「厳重注意」とすることを決めました。
上の写真は、処分内容を検討する役員会が行われた部屋の前の様子です。

予算を決めることは、総理大臣の指名に並び国会議員の大切な仕事です。
でも、その割には「処分が甘い」印象を受けます。

その背景には
「厳しい処分を下せば更なる党内対立を招きかねない」ということや、
衆議院で予算関連法案を再議決をする際のことを
考えたということもありそうです。

渡辺議員だけを党員資格停止にしたのは、
16人の結束を揺るがし
「もう一度チャンスを与えるから再議決では造反するなよな」という
メッセーシを出したともとれます。

・・・ですが、彼らはどうするでしょうか。
今回、党の執行部は予算採決の前に、16人に対し
欠席や棄権も処分の対象になると説得も行いました。
それにもかかわらず彼らが従わなかったことは、
執行部が求心力を失っていることを象徴しています。

それにしても
なにやっとんじゃ。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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