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2015年5月22日 大阪都構想の住民投票

5と17という数字の組み合わせ。
今後この並びを見たら、大阪を思い出すことになりそうです。

5月17日の大阪都構想の賛否を問う住民投票。

211万人というこれまでにない規模、大阪はどんな盛り上がりなんだろう、そして結果はどうなるんだろう...
大阪の土地勘ナッシング&方向音痴バリバリという不安だらけな中、大阪に取材に行かせて頂きました。

大阪の様子のお裾分けを...はいどーん↓!


大阪1.JPG

これは投票日の2日前、東成区での街頭演説。真夏のような暑さの中、200人ちかい住民の皆さんが大集合。
炎天下の仲、汗だくで最後まで耳を傾けていました。

看板、使い込まれてました...連日3~4か所で橋下市長が使用してたものです。

大阪2.JPG

(この時の私、方向音痴炸裂で公園の場所が見つからない、コインロッカーがない、タクシーもいない、つーことで機材などバッグを3つ抱えて20分ダッシュしてギリギリで到着、ゆえに公園で1番の汗だく人間でした...頭の団子も崩れぎみなう)。

大阪3.JPG

ここ、大阪市役所です。反対派の急先鋒、自民党大阪市議団の柳本幹事長にインタビューしたのはこの中の議員面談室。超ご多忙な中、無理言って時間を作って頂きました...。

大阪4.JPG

こちらはなんばでの橋下市長の街頭演説。ロータリーの周りにぐるっと人、人、人!でも大阪在住の方に伺うと、街頭演説の中では少ないほうかも、とおっしゃる方も...結果が予測できた演説現場だったのか?!(埼玉人の私にはまったく分からず...)。

大阪に入ってこの時点で10時間。住民投票を呼び掛ける、車や駅での宣伝ミュージックとコメント、私の頭に完全に刷り込まれています。鼻歌で出るくらい。そのくらい何度も流れていました...♪らららら~、ららら~、ららら~♪...今でも歌えます...

大阪5.JPG


そして投票終わっての、大阪維新の会 会見場。開票率81%まで賛成表が上回っていたのが、まさかの大ドンデン!反対が上回ると伝えるテレビ画面に、「うぉ~っ?!」集まる記者の皆さん。


・・・・・・・・・・・・・・何となく伝わりましたか?
お裾分けでしたっ!

2015年5月 7日 箱根・大涌谷の噴火警戒レベルが2に。

hakoneoowakudani20150507.jpg
神奈川県の箱根山。大涌谷周辺に影響を及ぼすような小規模な噴火が起きる可能性があるとして
気象庁は6日、噴火警戒レベルを1から2(火口周辺規制)に引き上げました。
箱根町は大涌谷の半径300メートル以内に避難指示を出し、箱根ロープウェイは運休に。
その朝は別の取材に行く予定だったのですが、急遽、大涌谷に向かうことになりました。
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小田原から箱根登山鉄道に乗り換えたのですが、緊迫感は無く、登山客や観光客が座席を埋めており、仕事モードの自分が浮いている感じ。ただ「警戒レベルの引き上げによって、ロープウェイが運休になりました」という車内アナウンスは頻繁に流れていました。
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途中、強羅の駅で改札を出ると、土産物屋さんのおばさんとお兄さんが何やら不機嫌そうに立ち話。話を伺いに行くと・・・「あんたたち、ちゃんと報道してよ!箱根全部が危険みたいに受け取られて、いつものGWなら店の前に行列ができるのに、今年はさっぱりよ」
箱根湯本や強羅、芦ノ湖などの観光施設は通常営業しているのですが、警戒レベルの引き上げによって客足が遠のいています。7日には町と観光組合が今後の対策を話し合いました。
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運休が決まった箱根ロープウェイの発着駅に着くと、日本人の観光客の姿はまばらだったのですが、外国人のグループが途方に暮れているのが目につきました。言葉の壁があるためですが、災害に関する情報が伝わっていなかったことは今後の課題だなと思いました。
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大涌谷に続く国道は手前1キロの三叉路で通行止めになっています。
「できれば、大涌谷の今の様子を伝えたい」そう思っていたところ、お客さんがこなくなって手持ち無沙汰になったタクシー運転手さんと意気投合。「実は大涌谷が遠くから見られるポイントが二か所ある」ことを教えてくださいました。
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中継車と合流してその場所に行ってみますと、2.7キロほど離れた山の中腹から白い湯気が吹き上がってるのが見えました。地元のかたがたは、「いつもに比べて特別に水蒸気が多いようには思えない」とおっしゃっていましたが、中には「地面がズンッと跳ね上がるような、いつもの地震とは違う揺れを感じた」というかたもいらっしやいました。
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これを書いている7日も火山性地震が観測されていて、一連の活動による地震の回数は体に感じない地震を含めて1000回を超えています。大きな被害が出ない事、また、地元経済への影響が少ないことを願いますが、同時に、万一噴火警報が発令されるような事態になったり避難指示範囲が広がったりした場合には、躊躇せずに安全確保をしていただきたいと思います。
(注:画像中央付近で白い湯気があがっている場所が大涌谷です。望遠撮影ではないため湯気は小さく見えますが、その右側にある建物(名物の黒たまごなどを製造する売店など)と比較すると規模がわかるかと思います。画像をクリックすると拡大できます)

2015年5月 6日 ゴジラと言えば宝田明

六本木のミッドタウンの中庭広場に入り口付近にリアルなゴジラのモニュメントが出現した。
映画「ゴジラ」の第1作の主演男優が宝田明さんです。
GODZILLA3.JPG
去年の12月、NHKのトーク番組で宝田さんは女性アナウンサーから
「戦争を全く経験していない世代に伝えたいことは」と問われ、
「国家の運命というのは、たかが一握りの人間の手によってもてあそばれている
運命にあるんですよ。だから間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて...」
と話はじめたところ男性アナウンサーが突然、
「その辺は各自、思うところがあるでしょうから...」と、制止するかのように割って入った。
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宝田さんの発言について共同通信の編集局長がこう書いている。
『今の時代は戦前の空気に似ているといわれる。そのころの空気を知っている
80代の映画人が世代の責任を負って語りはじめた。
(中略)菅原文太は生前に「戦前もみんな"平和の為"と言っていろんなことがはじまった」
と話していた。香川京子は「国民の命を守ると言うのは簡単」と当時と今をダブらせる。
(中略)かつての治安維持法、国家総動員法、満州国建設、南部仏印進駐も
"日本を守るため"だった』 
示唆に富んだ意見だと思う。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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