【お天気気象転結】梅雨真っ只中…大雨シーズンは続きます

【お天気気象転結】梅雨真っ只中…大雨シーズンは続きます

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼6月26日配信号 担当
伊藤佳子

「前線+台風=大雨」といいますが、停滞している梅雨前線に台風からの暖かい湿った空気が送り込まれ、九州など西日本を中心に、台風の接近前から大雨となりました。
水曜には鹿児島県で線状降水帯が発生、薩摩川内市では県が設置する雨量計で1時間に108ミリの猛烈な雨が降り、浸水被害や土砂崩れもおきました。
台風7号の動きなど最新の予報は、気象庁のHPでご確認ください。


△気象庁HPより。赤い楕円が線状降水帯を示しています

今回は台風7号と8号「ダブル台風」の動きに関心が集まりましたね。
「藤原の効果」といって、2つ以上の台風が発生すると、お互いに影響し合って動きが複雑になり、予想を難しくすることもあります。
この「藤原の効果」は日本の気象学者の草分けのような存在で、中央気象台長も務めた藤原咲平さんが唱えたものです。
藤原さんは昭和9年の著書で「我国は天災国である」と記しています。「災害大国・日本」と言われますが、昔から言われていたことなんですね。
蛇足ですが、作家で気象庁職員でもあった新田次郎(藤原寛人)さんは、この藤原咲平さんの甥にあたります。その新田次郎さんの息子・数学者で「国家の品格」の著者でもある藤原正彦さんは大甥にあたることになります。

さて、今週発表された7月~9月の三カ月予報によると、7月・8月の予報は平年より気温が高くなりそうですが、9月は平年並の予想。久しぶりに気温の予想で「平年並」を見た気がします。


△気象庁・三カ月予報会見

またエルニーニョ現象が続く見込みで、そうなると台風は日本よりやや遠い場所で発生する傾向があるそうです。発達する海域を長く通るので、台風の寿命は長く、強い台風になりやすいということです。
去年のような記録的猛暑にはならないだろうとのことですが、1年でもっとも大雨が発生しやすい時期、備えておきましょう。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者  伊藤佳子

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