蓮舫議員、高市早苗首相とは「向き合う機会があまりに少ない」
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、7月20日の放送に立憲民主党の蓮舫参議院議員、ジャーナリストの二木啓孝が出演。蓮舫議員が自身の経験も踏まえ、国会における高市早苗首相の言動についてコメントした。
長野智子「実際に高市首相と向き合ってきた蓮舫さん、審議を振り返っていかがですか?」
蓮舫「向き合う機会があまりに少ないので、評価できないんです。物価高や、中東情勢を受けたナフサ不足は、住宅政策をはじめとして末端、広いところまで悪影響が出ています。生活するうえで厳しいという声に応えないで、優先しているのは国旗損壊罪、副首都法案など。立法の根拠がどこにあるのかわからない。私たちが向き合いたくても、その機会すらない。衆議院であれだけ大勝すると出てこなくていいね、となってしまう。非常に残念です」
長野「二木さんが特に今国会の中で気になったことはどの辺りですか?」
二木啓孝「あらゆる法案が、官邸の言ったことを必死で自民党が肉付けしたりズレたりしながら不充分のままボンと出されているところ。蓮舫さん、生煮え感はありませんか?」
蓮舫「生煮え感はありますよ。特に国旗損壊罪はなぜいまなんですか、と答えるところにまったく出てこない。しかも答弁者である維新(日本維新の会)の担当者は、これで愛国心を育てることができる、という非常に乱暴な、憲法に反するのではないか、という答弁を撤回しない。丁寧なすり合わせが行われている、という余白感がまったくない。皇室典範改正もそう。なぜ女性、愛子さまではダメなんですか、という声には答えない」
二木「国旗損壊罪で、たとえば街の中で日の丸をビリビリ破っている者がいるなら、どうにかしなければいけない。街でそんなことしている人、見たことない。この法律は、外国の国旗を棄損したのと同等だ、と。明治のころにできた法律があって、外国の国旗を損壊して裁判になった例は1件だけ」
長野「外交上の問題など理由はあるんでしょうね」
二木「国旗損壊罪は器物損壊罪にしたほうが楽。国を愛するという内面の問題をこういうかたちで扱うかどうかは議論すべきですね」
蓮舫「いま器物損壊罪があって。そこに当てはめるような一部改正案ならまだ納得できる。なぜあえて新法をつくるのか。なぜ愛国心を前面に出してくるのか。『昭和の時代に戻った』と言われるけど、どちらかというと高市首相は明治なんですね。明治の憲法、明治の典範、明治の民法。あの時代に戻るというにおいがすごく感じられて、非常に残念です」
長野「ああ」
蓮舫「本会議の席、隣が辻元清美ちゃんなんです。2人で『安倍(晋三元首相)さんは立派だったね』。私たちが安倍さんを再評価する日が来るなんて、と。国会にちゃんと来てくれた。桜を見る会、いろいろな問題でも、ケンカ腰でも答弁には立った。だから、あのときの国会は止まらなかった」
長野「はい」
蓮舫「いまはその前段階にも行っていない。それでも1週間、会期を延長して、維新との議員立法を(通そうとする)。参議院では野党がたぶん、反対が多数で。数票差で否決するかどうするか、衆議院に戻して再可決するかどうか。聞いたことない。議員立法って基本、全会一致です。必要だと議員が感じたものをちゃんとつくりましょう、というもの。それを数の力で。あわよくば衆議院で再議決できるから、と。誰の顔を見て誰の声を聞いて政権を運営しているのかな、と。まったく理解できません」
「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
関連記事
この記事の番組情報