中島岳志「臨時国会で問われるべきこと」

中島岳志「臨時国会で問われるべきこと」

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10月5日から臨時国会が召集される予定です。9月29日の「武田砂鉄ラジオマガジン(文化放送)」では、東京科学大学教授の中島岳志さんが臨時国会で何が問われるべきなのか話してくれました。

中島「この臨時国会はどういうことが注目されているのか、一番は消費税の減税についての法の審議。高市内閣は2027年4月から2年間、食料品の消費税を8%から1%に下げると言っているわけです。ですので、この関連法案の審議というのが一番話題になるだろうと思われます。他に重要なのは今回、組閣がありましたが、いわゆる裏金議員と呼ばれる人たちが閣僚の中に入ってきました。 

これはどういうことなのかと当然ながら野党は追及します。 

また参議院の定数是正とか選挙制度の改革、国会改革などが進んでいくでしょう。 

これらはバラバラな問題に見えて共通している点があると思うんです。 

それは政治に対する信頼だと思っているんです。まず税金の問題。 

日本の租税負担率をOECD諸国と比較してみると、低いんです。 

ですが、僕たちの実感としては税金が安い国に住んでいるという感覚ってないじゃないですか。むしろ税負担が重いと感じているのが実感だと思います。 

客観的な租税負担率と主観にギャップがあるんです。なぜ、そうなるのか?自分たちが支払ったものが、ちゃんとしたものに使われている実感がないが故に租税抵抗が強くなっているんだと思うんです。 

また日本の租税負担率のピークを調べてみると1980年代で、その後、安くなってるんです。特に法人税と所得税を減税し、逆に消費税はどんどん上げてきたんです。 

高所得者が優遇され、中低所得者が冷遇される税制が、この20~30年ずっと続いてきたから租税抵抗が強くなっていると思うんです」 

 

番組では、この他にも中島岳志さんがこの問題について語っています。 

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